平日は家に帰るのが遅くなり、夕ごはんの準備がいつも遅くなってしまうという方も多いと思います。そんな忙しい主婦におすすめなのが、下味冷凍です。鶏肉などの肉類や、魚にも使える方法です。
そこで、鶏肉を使った美味しくて簡単な下味冷凍レシピをご紹介します。休日などの時間のある時に作っておくと、平日の夕食作りもかなり楽になります。お子様がまだ小さくて、料理の準備をゆっくりできないという方にもおすすめです。
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下味冷凍は鶏肉をもっと美味しく食べられる料理法
普段どおり調理するのと下味冷凍を調理するのとでは、料理の仕上がりが違います。
鶏胸肉が特に分かりやすいです。普通だったらパサパサするような料理でも、下味冷凍で作ったものは鶏肉の中の水分が逃げないのでぷりぷりしていて子供が喜んで食べてくれます。
野菜も一緒に入れて冷凍しておくと、野菜にも下味が染み込むので火の通りが早くなります。
普通の調理なら肉や野菜を切ってそれぞれに味を付けて火を通すところ、下味冷凍なら必要なときに解凍して加熱するだけなのでとても簡単でご飯支度が楽になります。
ちなみに下味冷凍でその効果が良く出るのは6時間以上冷凍したもので、それよりも時間が短いと味の染み込みや肉の柔らかさは少し物足りなく感じます。
鶏肉に味をたっぷり染み込ませた照り焼きチキン、下味冷凍で美味しい料理
ムネもモモでも作れる美味しい鶏肉の下味冷凍レシピをご紹介します。
肉をカットせずに丸ごと冷凍するレシピなので、とても簡単です。
- まずは味を染み込ませやすく、火の通りも早くするため鶏肉全体にフォークで穴を開けましょう。
- その鶏肉をチャック付きの冷凍可能な食品保存袋に入れ、砂糖を大さじ1、酒、醤油、みりんを20ccずつ入れて、よく揉み込みます。
- 空気をしっかり抜いてチャックを閉めて、出来るだけ平たくして冷凍しましょう。1ヶ月の冷凍保存が可能です。
- 調理をするときは熱して油の引かれたフライパンに、解凍した鶏肉を皮面を下にして入れ、ふたをして5分蒸し焼きにします。
- その後ひっくり返してさらに3分ふたをして蒸し焼きにしたら完成です。
- 出来るだけタレごと火を通しましょう。タレになります。下味冷凍は必ず解凍しておきましょう。
解凍は冷蔵庫で解凍がおすすめです。
鶏肉で作る下味冷凍の塩チキン
こちらも鶏むね、鶏ももどちらでもできる下味冷凍です。
肉は一口サイズに切ってから保存袋に入れましょう。
次に袋に酒、片栗粉を大さじ1、中華だし、みりん、醤油を小さじ1、お好みで豆板醤を小さじ1程度入れて良く揉み込み、空気を抜いて封をして平たく伸ばして冷凍庫に入れます。
こちらも冷凍なら1ヶ月保存可能です。
豆板醤は小さじ1でも辛いです。辛いのが苦手な人は味噌に変えるのもおすすめです。
味噌味でご飯の進む料理、下味冷凍で簡単チキンの味噌漬け
この料理もむね肉でももも肉でもOKです。作り方をご紹介します。
一口サイズに切った鶏肉を保存袋に入れ、はちみつと食用酒とはちみつを入れてよく揉み込みます。分量は肉1枚に対して全て大さじ1なので覚えやすいです。
そのまま封をして冷凍で1ヶ月ほど持ちます。
焼くときは解凍した鶏肉を皮目から中火でゆっくり焼いてください。
長ネギや玉ねぎ、ブロッコリーなども一緒に漬け込んで冷凍するのもおすすめですよ。
薄くスライスしていればにんじんも一緒に冷凍できます。
野菜もすぐに使える状態で冷凍しておくのがおすすめ
野菜も冷凍保存がおすすめです。
特に冷凍することで美味しさが増す食材もあります。しめじや椎茸はその代表とも言える食材で、冷凍している間に閉じ込められていた旨味が、解凍しながら調理することで強く出てきます。
しめじはほぐした状態で、椎茸は使いやすくカットして冷凍するのがおすすめです。
他にも、コマツややいんげんなどを使いやすい大きさに切って冷凍保存しておくと、炊き込みご飯や煮物にさっと使えて便利です。
調理の度にかわむきが面倒で冷凍には向かないじゃがいもも、少し小さめに切ると水分が抜けにくくなるので冷凍庫で保存できます。
茹でてマッシュポテトにした状態でも冷凍はOKです。
ほうれん草を冷凍保存する場合はまず下茹でが必要です。
また、レタスも冷凍には向きません。
レタスは一度冷凍して解凍するとドロドロになるので、加熱して料理に混ぜるくらいしか使い道がなくなり、サラダなどの生野菜として食べるのが主流のレタスにはあまり適さないのです。
レタスの場合はビニール袋などに入れて保存するのが良いでしょう