冷凍のとうもろこしを使ったかき揚げレシピと作る時の注意点

とうもろこしを使ったかき揚げはサクッと揚げることがコツですが、冷凍のとうもろこしを使う場合は気をつけなければいけないことがあります。それは「解凍してから作ること」です。冷凍のまま揚げることはNGなのです。

今回は、冷凍のとうもろこしを使ってかき揚げを作る場合の注意点とおすすめレシピをご紹介します。アレンジレシピもありますので、参考にして下さい。

また、天ぷら鍋ではなく、フライパンを使って作ることもできます。少ない油で簡単に作るレシピもご紹介します。

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冷凍のとうもろこしを使ってかき揚げを作る場合の注意点とコツ

甘くておいしいとうもろこしのかき揚げを、冷凍とうもろこしで作る場合のポイントをいくつかご紹介していくので、参考にしてみたください。

冷凍とうもろこしは先に解凍するべし

とうもろこしは水分の多い野菜なので、解凍の過程でたくさん水分が出てきます。

冷凍のまま油で揚げてしまうと、かなり油がはねてしまってやけどをしやすいですし、こんろ周りがとても汚れて掃除が大変です。
冷凍のとうもろこしを使う時には電子レンジ解凍し、キッチンペーパーを使って水分を切ってから調理しましょう。

水は最後に入れるべし

水気を取ったトウモロコシをボウルに入れたら粉を入れ、全体に粉が付いた状態になってから水を加えます。
粉がまんべんなく付いた状態になれば、揚げるときにバラバラになってしまうのを防ぐことができます。

てんぷら粉の混ぜすぎ注意

衣を作る時には、水を加えたてんぷら粉をまぜすぎないことで、てんぷらのサクサク感を出すことができます。
ホットケーキのようにダマが無くなるまで混ぜてしまうのは、混ぜすぎですよ。
水の代わりに炭酸水を混ぜるとサクサクのてんぷらになりますが、この時も混ぜすぎてしまうとせっかく入れた炭酸水の炭酸が抜けてしまいます。
てんぷら粉は「ダマを残す」ようにして軽く混ぜましょう。

油の温度をしっかりキープ

揚げ物をしていると揚げ終わったらすぐに取り出して次の食材を入れてしまいますが、これは良くありません。
油の温度が下がっているのでベチャっと油っぽくて美味しくないてんぷらになってしまいます。
しっかりと頃合いの温度になってから次の食材を揚げるために取り出してからひと呼吸おきましょう。

冷凍したとうもろこしを使った基本のかき揚げの作り方

冷凍とうもろこしを使った、基本のとうもろこしのかき揚げのレシピをご紹介します。

てんぷら粉が無くても小麦粉と片栗粉があれば簡単に作ることができますよ。

4人分の材料は、冷凍とうもろこし 240g、薄力粉 大さじ1、片栗粉 大さじ1、水 小さじ1、塩、揚げ油です。

  1. 冷凍とうもろこしを解凍し、水気をしっかりと拭き取ります。
    とうもろこしをボウルに入れて、小麦粉と片栗粉を入れて軽く混ぜて馴染ませたら、水を加えて混ぜます。
  2. 揚げ油を180℃に熱したら、大きめのスプーンですくって一口大にして入れ、きつね色になるまで揚げます。

甘さを引き立たせるために、塩で食べるのがおすすめです。

てんぷら粉で作る場合には、50gのてんぷら粉に記載されている分量の水を入れ、少しだけかき混ぜてからスプーンですくい入れて揚げます。

冷凍のとうもろこしと枝豆を使った簡単かき揚げレシピ

揚げずにフライパンで揚げ焼きにして作れば、片付けがとても楽にかき揚げが作れておすすめですよ。

冷凍とうもろこしと冷凍枝豆のかき揚げのレシピをご紹介します。

4人分の材料は、冷凍とうもろこし 200g、冷凍枝豆 50g、玉ねぎ 1/2個、小麦粉 大さじ3、片栗粉 大さじ2、水 大さじ3、塩 ひとつまみです。

  1. とうもろこしと枝豆を解凍し、枝豆はさやから出して水気をしっかり拭き取ります。
  2. 玉ねぎを薄切りにして下準備をします。
  3. ボウルに水以外の材料を入れて混ぜ合わせたら最後に水を加えて混ぜ、熱したフライパンに多めの油をひいて大きめのスプーンですくい入れて揚げ焼きにします。
  4. 両面こんがり焼いたら完成です。

玉ねぎの代わりに長ネギを斜め薄切りにしたものを使っても、美味しくできますよ。

とうもろこしのかき揚げは「フライパン」でも作れます

油で揚げるときにとうもろこしがバラバラになって失敗してしまったという場合におすすめの方法をご紹介します。

  1. とうもろこしのかき揚げの大きさを決めたら、それより少し大きいくらいにクッキングシートとカットします。
    作る個数分の枚数を用意しましょう。
  2. クッキングシートにスプーンですくってのせて形を整えてから、クッキングシートごと油に入れて揚げ、裏返すタイミングでクッキングシートをはがし取ります。
  3. こうするととうもろこしがバラバラになりにくく、形がきれいなまま揚げることができます。

揚げ焼きの時にも同じようにやってみてくださいね。

また、トウモロコシがバラバラにならないようにするために、トウモロコシと小麦粉や片栗粉を先に混ぜて、全体にまんべんなく粉をまぶしたような状態になってから水を加えます。
粉がくっつける役割をしてくれるので、バラバラになりにくくなりますよ。

冷凍とうもろこしのかき揚げアレンジレシピ

冷凍とうもろこしのかき揚げに、とうもろこしの他にも具材を加えると違った美味しさが味わえます。玉ねぎや枝豆の他にも、長ネギ、カニカマ、魚肉ソーセージ、にんじんがよく合います。とうもろこしの甘みが強いので、野菜が苦手な子どもでもにんじんや玉ねぎなどが食べやすくなっておすすめです。
大人のおつまみには、紅ショウガやアボカドがおすすめです。
塩で食べることが多いとうもろこしのかき揚げですが、いろいろな味付けをするのもおすすめですよ。
衣にカレー粉を混ぜてカレー味、顆粒コンソメを混ぜてコンソメ味にしたり、かき揚げにバター醤油を絡めてもよく合います。