春雨スープはダイエットに最適!糖質が高いと言われる春雨の理由

さらっと食べる事ができて体が温まる春雨スープ。ダイエット中にはヘルシーで最適な食べ物のように感じますよね。

栄養が豊富な春雨は食べ方を工夫しながら、日々の食事に上手に取り入れたい食品です。
春雨には種類があり、乾燥状態と調理時では糖質やカロリーに変化がでる不思議な食べ物でもあります。

意外と糖質が高いと言われる春雨の食べ方の注意点を紹介します。

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春雨スープに合う春雨の種類と糖質について

春雨には原産国が3箇所(3種類)ありますが、店頭でよく見かけるのは緑豆春雨と記載されている商品と国産春雨と記載されているものの2種類です。見た目にはそれほどの違いがありませんが、作られている原料に違いがあります。

緑豆春雨

中国産の春雨。名前の通り緑豆やえんどう豆などのでんぷん質から作られている春雨です。緑豆はあまり日本では馴染みが無いように感じますが、身近なものとして「もやし」があります。もやしも豆から作られますが、その豆が緑豆というわけです。

この緑豆は日本ではほぼ生産されておらず、輸入して利用されているため、緑豆春雨も中国産のものしか販売されていないのが現状です。

国産春雨

国産の緑豆春雨が無いのは、日本の気候が緑豆を栽培するのに向いてない環境である事が理由です。

緑豆を使わない代わりに、国産の春雨はじゃがいもやさつまいもなどの芋を原料として作られています。もちっとした弾力を感じる食感が特徴です。商品によっては緑豆春雨よりも太さがあり、少し黄みがかっている春雨も見受けられます。

春雨の糖質

緑豆または芋類のデンプンから作られる春雨は炭水化物の食品です。そのためダイエットに良いとされている低糖質の食べ物から比べると、少々多いという認識になっています。
春雨は食べ過ぎなければ十分ダイエット中でも活躍してくれる食品です。
量を調整しつつ栄養が摂れて体が温まる「春雨スープ」にして食べると良いでしょう。

ちなみにスーパーで手に入る3種類のうちの緑豆、国産以外の春雨は韓国が原産の春雨で、こちらも芋を原料に作られている春雨です。
原産国が表に大きく表記されていなくても、裏面に原産国が書かれているので、中国産なら豆系、日本産または韓国産と記載されていれば芋系からできている春雨であると判断する事ができます。

春雨スープにして食べたい春雨の栄養と糖質の関係

春雨は炭水化物で糖質のかたまりとも言える食品ではありますが、ダイエットには嬉しい低GI値食品でもあります。

春雨の糖質は低GI値

GI値が低く、また血糖値の上昇が緩やかである事は、体に脂肪をためにくい事に繋がります。

ダイエットでは食後の血糖値が急上昇しない食品を食べるようにすることがポイントの一つです。

春雨は低GI値食品に含まれ、糖質はやや高いものの太りにくくダイエットには向いている食品と考えて良いでしょう。

夏は緑豆春雨が特におすすめ

どの春雨でも良いですが、効能の面から考えると夏の暑い時期には緑豆春雨がおすすめです。
その訳は「緑豆が寒の食品」と言われており、熱を冷ます、体を冷やす効果があると言われているからです。そのため、さっぱりと涼しくなりたい夏には向いている春雨なのです。

また逆の発想からすると、普段からお腹の調子が悪くなりやすい人の場合は、体を冷やす効果のある緑豆よりも、芋系で作られた国産春雨の方がおすすめと言えます。

ダイエット中でも糖質の高い春雨スープをおすすめしたい理由

春雨は食べ過ぎると炭水化物のとり過ぎになってしまうので、毎食食べ続けるのはおすすめできません。

ダイエット中はご飯の他におかずの一部として食べるよりも主食として食べるようにすると良いでしょう。

春雨は食物繊維が豊富

食物繊維が豊富な食べ物は腹持ちが良いとされています。
腹持ちが良いという事は、食べ過ぎも防止できますし、食事後にすぐにお腹が減って辛いということも抑制することができます。

ダイエットでは「腹持ちの良い食事」を心がける事はとても重要な要素の一つです。
春雨スープにすることで、春雨だけでなく具材の栄養も摂れて水分もとることができるので、お腹を満たしつつ腹持ちをよくさせる事ができます。

食物繊維はお腹の調子も整えてくれますから、便秘が解消されたりと美容にも嬉しい効果が期待できる食品です。

春雨スープの春雨は調理後に糖質とカロリーが変化する食品

家庭で調理して使われる春雨は通常乾燥状態で販売されています。
春雨は乾燥の状態と、調理時にゆでるなどの水分を吸わせた状態とでは同じ量でもカロリーや糖質が変わる特徴があります。

春雨のカロリー

乾燥状態の春雨100gの場合、調理時に茹でる事で水分を含みおよそ4倍の約400gまで量が増えます。

乾燥の春雨100gのカロリーは約350kcal、これが茹でて水分を含んだ状態の春雨となると100gのカロリーは80kcalとなります。

このため、ダイエット中にカロリー計算をする時は、茹でた状態の春雨のカロリーで計算するようにすると良いでしょう。

麺類の中では春雨はカロリーが低いと言える

春雨と同じように茹でて調理する乾麺100gと比較した場合のカロリーの目安です。

  • 蕎麦 114~130kcal
  • 素麺 127kcal
  • スパゲティ 165kcal
  • うどん 105kcal

このように比較してみると、春雨の80kcalは低カロリーであることがわかります。

春雨は茹でる事で糖質が減る

糖質の値はgで表されます。

乾燥状態の春雨の糖質は100gあたり「83~85g」ほどですが、これが茹でることによって大幅に少なくなり、100gあたりなんと約19gとなります。

通常春雨を乾燥状態で食べる事もありませんし、他の乾麺の糖質が同量で20~30gになることから春雨の方が糖質が少ない事がよく分かると思います。

麺類の中ではヘルシーである春雨はダイエット中におすすめです。

春雨スープに入れたい具材は低糖質食材がよりおすすめ法

春雨は糖質が少なめの食品ですから、春雨スープにする時には同じく糖質が少なめの具材と合わせる事でよりヘルシーに食べる事ができます。

きのこと鶏むね肉の春雨スープがおすすめ

鶏むね肉は低カロリーなだけではなく高タンパクで栄養満点、更に食物繊維が豊富で腹持ちが良いです。更に皮を取り除けばなんと糖質は0というダイエット向きの食材なのです。食べごたえが欲しい時やお肉が食べたい時は鶏むね肉は外せません。

そして風味豊かなきのこも様々な栄養と、同じく食物繊維が豊富でスープとも相性の良い食材です。

糖質が少なく食物繊維が豊富で腹持ちの良い春雨スープ、おすすめです。

春雨はもともとは日本ではなく、千年以上もの前から中国に存在する歴史ある食品でもあります。
乾燥状態であることから長期保存ができて常備しておける点も、手軽に取り入れやすい食品としてのメリットの一つですね。