ほうれん草を使って料理を作るときは、アク抜きをするほうが良いという話を聞くことがあります。ですが、調理の前にアク抜きをするのは少し手間がかかるため、なんだか面倒に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
ほうれん草の味噌汁を作るとき、どうせ茹でるのだからアク抜きの工程を飛ばしたいと考える人もいることでしょう。
ここでは、ほうれん草を料理に使う前のアク抜きの必要性や手順についてお伝えします。美味しい味噌汁を作るためにも、是非参考にしてみてください。
また、味噌汁のレシピもご紹介しますので、こちらも併せてチェックしてみてください。
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味噌汁に入れるほうれん草はアク抜きが必要?味の違い必要性
アク抜きをする必要のある野菜がいくつかありますが、ほうれん草もアク抜きが必要な野菜の1つです。
ほうれん草を生で食べることはできますが、その機会はあまり無いと思います。
加熱調理でもアク抜きする事
そのため、加熱調理をするのだからアク抜きはしなくてもいいかと思っているかもしれませんが、その場合でもしっかりとアク抜きをしてから料理に使うことが大切です。
アク抜きをしないで料理に使った場合と、しっかりとアク抜きをしてから料理に使ったときとでははっきりとした違いが味に出ます。
ここで、味噌汁の具にほうれん草を使った場合をみていきましょう。
一方、事前にアク抜きしておけば、味噌汁に入れてもアクが染み出ることはないので味噌汁もほうれん草も美味しく食べることができます。
ほうれん草おアクの正体はシュウ酸
これをしっかりと取り除いてから調理しないと体に入ってしまいますし、体の健康状態にも影響がでる可能性があるのです。
ほうれん草を美味しく食べるためにも、使う前にはしっかりとアク抜きをしてください。
味噌汁に入れるほうれん草はアク抜きをしよう!アク抜きの手順
味噌汁にほうれん草を入れる前にしっかりと下茹でをしてアク抜きをしましょう。
ほうれん草のアク抜きの手順をご紹介します。
- ほうれん草を袋からだし、流水で根元を中心に土や汚れ、虫などを取り除きましょう。簡単な方法として、ボウルに水を張りそこにほうれん草の根元を入れてゆすって土などを落とします。
ボウルの水を何度か変えながら、きれいになるまで行います。 - ほうれん草が入るくらいの鍋に水をいれてお湯を沸かします。
- お湯が沸いたら、塩を入れてほうれん草の根元から鍋に入れます。ここでタイマーを1分にセットしてスタートします。
- 無理に折ったりせずに、根元などが柔らかくなってくるのでそうしたら鍋に入れ、ほうれん草全体をお湯につけます。
- 1分経ったらほうれん草をザルにあけてすぐに水をいれたボウルにうつします。
- 軽く水につけたら、ボウルからとりだしてほうれん草の水分を絞ります。絞る時はギュッギュッと水を出すようにし、絞るときにはねじらないようにしてください。
- これでアク抜きの終了です。
味噌汁に入れる時はその後根元を切り落として、一口大に切って使いましょう。
味噌汁に入れるほうれん草はアク抜きを!簡単にできるアク抜きの裏技
アク抜きは必要でもお湯を沸かすのが面倒…、もっと簡単にアク抜きしたいと思っている人もいるかもしれません。
実は、ほうれん草のアク抜きはお湯で下茹でしなくても他の方法を使うと簡単に行うことができます。
初めのほうれん草を洗う過程は同じです。
意外と汚れているので、茹でてアク抜きしないときでもしっかりと洗いましょう。
- 洗ったら、ほうれん草の根元を切り落とします。
- ボウルに水を入れたら、ほうれん草を立ててつけておくだけです。
時間は10分かかりますが、最初にほうれん草のアク抜きを初めておきその間に他の食材を切ったり料理をすることができますよ。
ですが、電子レンジで加熱した後に水で洗い流すことが大切なので忘れないようにしてください。
ほうれん草のアク抜きをして美味しい味噌汁を作ろう!卵を使った味噌汁レシピ
ここでほうれん草と卵を使った味噌汁のレシピをご紹介します。
材料は、ほうれん草、卵、水、味噌、和風顆粒だしです。
ほうれん草はよく洗い、アク抜きをします。
- アク抜きしたほうれん草は味噌汁に入れやすいように食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に水いれて火をつけ、沸騰したら切ったほうれん草を入れてだしをいれます。
- 味噌を溶き入れて、味見をしてよければ溶いた卵を回し入れて少ししたら火を止めて完成です。
味噌汁につかう水の量はお椀にいれてはかると無駄がなく作れます。
和風顆粒だしを使う時は、水600mlに対して小さじ1強程度にするといいでしょう。
具材はシンプルなので仕上げに長ネギを入れてもおいしいですよ。
ほうれん草を使った洋風味噌汁・アク抜きをして美味しく作ろう
ほうれん草を使った味噌汁を少しアレンジをして、少し変わった洋風味噌汁にするのもおいしいですよ。
洋風と聞いてどんな味噌汁を想像しますか?
具材が洋風なのか、味付けが洋風なのかイメージが膨らみます。
具材にほうれん草と一緒にトマトをいれて作ります。
味噌汁にトマトは意外性がありますが、おいしいです。
また、他の食材としてベーコンがおすすめです。
ベーコンの油分が程よく味噌汁に染み出して、味噌汁にコクをプラスしてくれます。
牛乳は味噌との相性も抜群でマイルドな洋風味噌汁の完成です。
この時もベーコンやコーンをいれるとコクと色味がより味噌汁をおいしく見せてくれますよ。