料理の勉強を独学でする時のポイントや、注意点についてご紹介

料理の腕前をアップさせるために勉強するのはとても良いことですが、なかなか上手くいかなかったり、料理教室で習うことに躊躇してしまったりします。
しかし料理は、独学でも充分に上達させることが出来ます。
ここでは、料理教室にいかずとも料理のスキルをアップさせられるコツやポイントなどについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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独学で料理の勉強をするためには、まずこれをしよう

独学で料理の勉強をするためには、まず料理について様々な事を知る必要があります。

そのためには、料理本を読む事からはじめましょう。

料理本と言っても、作り方が書いてあるレシピ本を読むわけではありません。

「材料の切り方の本」「味付けの基本の本」「調理器具の本」など作り方ではなく、料理の基本について教えてくれる本を読んでみましょう。

材料の切り方は用途によって様々あり、切り方の本があれば一生使う事ができます。

世の中には様々な調味料がありますが、まずは味付けの基本である「さしすせそ」について学べる本を読むのがおすすめです。味付けの基本を学んでから応用していくと、どんどん上達していくでしょう。

作る料理によって、様々な調理器具が必要になります。

どの料理にどんな調理器具が必要なのか、あったら便利な調理器具は何なのか、調理器具について学び、必要な調理器具を揃えていくと料理の上達に繋がります。

料理の勉強を独学で学ぶなら、とにかく実践あるのみ

料理の腕を上げたければ、どんどん作ってみるしかありません。

自分がどんな料理を作りたいのか考えて、好きな料理のレシピが多くのっている本を買ってみましょう。

本が手に入ったら、実際に作ってみてください。

きちんと本に書かれている通りに作っても、はじめのうちは写真のように上手くいかない事もあるでしょう。

はじめから上手くいく方が珍しいので、めげずに何度も挑戦して下さい。

作っている途中で気づいた事があれば、メモしておくのがおすすめです。

気づいたその時にしかひらめかない事もあるので、メモの用意は必須です。

次に同じ料理を作る時は、メモを参考に料理の改善をする事ができます。

何度も同じ料理を作る事で、料理の精度は徐々に上がっていきますよ。

独学で料理を勉強しても、上達しない原因と注意点とは

  • きちんとレシピ通りに作っているはずなのに…
  • 料理が上手くなりたいという気持ちはこんなに強いのに…

なぜか上達しない、そんな壁にぶち当たってしまう人もいるかもしれません。

独学で料理の勉強をしていると、アドバイスをくれる人がいないので、自分だけでは解決できない問題に直面してしまう事があるかもしれません。

レシピ通りに作っても上手くいかないという方は、自分の料理姿を思い浮かべてみてください。

料理の途中で味見はしていますか???

レシピ本を見ながら料理を作る人の中には、味見を全くしないという人がいます。

いくら本の通りに作ったと言っても、調味料の計量の誤差や使う調味料のメーカーの違い、食材の量などによって味は変わってきます。

最後は自分の舌でしっかりと確認をしなければ、どんな味になっているかわからないのです。

出来上がりまで全く味を見ないでいると、微妙なズレが最終的には大きなズレになってしまい味が劣ってしまうのです。

レシピはあくまで参考と考え、自分が望む味になるように味見をする事が大切です。味見を繰り返す事で、調味料の量の調節が上手になっていきますよ。

料理の腕前をさらに上達させるには

料理を勉強して上達していくためには、基準というものがなければいけません。基準がないと良い悪いを判断する事はできません。自分の中で基準を作るために、色々なお店の料理を食べ歩く事がおすすめです。本当に自分が美味しいと思える料理に出会うためには、たくさん食べてみるしかありません。

例えば「カレー」「ハンバーグ」など自分の作りたい料理を決めて、その料理の基準を探しに行きます。食べてみた感想を紙に書いたり、絵に書いたりするのもおすすめです。自分の目指すべき味に出会えたら、自分の中で基準ができます。基準ができれば、あとはどうしたら美味しい「カレー」や「ハンバーグ」を作れるようになるかを考えるのです。

また、作った料理は自分だけで判断するのではなく、誰かに食べてもらう事も大切です。

自分の料理を客観的に捉えられるようになれば、料理の腕はさらに上がるでしょう。

食べてくれる人がいなければ、自己満足でおわってしまいます。

自分だけ美味しければ満足なのであれば、料理を勉強する必要もないでしょう。

誰かに食べてもらって感想を聞く事で、そこから料理の改善をする事もできます。

料理の味が良くなったら、盛り付けについても勉強しよう

料理は、研究や練習を重ねれば必ず美味しく作れるようになります。

料理の味が良くなったら、次に大切なのが盛り付けです。

料理は、味はもちろんですが見た目もとっても大切です。

味がどんなに良くても、見た目が悪いと食欲が沸きません。

味も見た目も完璧になれば「料理が得意」と自信を持って言えるようになるでしょう。

料理を美味しく見せる盛り付けのポイントの一つが「彩り」です。

料理を華やかに見せるためには、赤、黄色、緑の3色が欠かせません。

盛り付けに物足りなさを感じた時は、トマトや葉物野菜などで彩りを足しましょう。

また、盛り付けには「量」が大切です。

お皿いっぱいに料理を盛りつけ、お皿に余白がない状態にすると、家庭的で親しみやすい料理の印象を与える事ができ、お皿の余白を多くとり、料理の量を少なく盛り付けると、上品で繊細な料理の印象を与えることが出来ます。
シチュエーションによって盛り付ける量を工夫し、その場にあった料理の印象を与えられるようにする事が大切です。