鶏モモステーキが美味しくなる焼き方についてご紹介

鶏モモのステーキは、ジューシーで美味しいので、人気のメニューのひとつです。
しかし、焼き方ひとつで、レストランのような味になったり、いまいちな味にもなってしまいます。
ここでは、そんな鶏モモのステーキを美味しく食べられる焼き方についていくつかご紹介しますので、晩御飯のメニューとしてだけではなく、おもてなし料理のメインとしても作ってみてください。

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鶏モモステーキの焼き方、ジューシーで皮パリパリにするには

ほんの少しのコツで、絶品の柔らかジューシーな鶏モモステーキを焼くことができます。

よくお肉を焼く時には「強火で焼き色が付くまで両面を焼いてうま味を閉じ込めましょう」と聞きますが、実はこの方法で鶏モモ肉を焼くと身が縮んでしまって、お肉が硬くなってしまいます。
さらに、中まで火が通るまで焼いてしまうと、表面が焦げてしまって美味しくない残念な仕上がりになりやすくなってしまいます。

肉汁を逃がさずに柔らかく美味しく焼く重要なコツは、「弱火でじっくり」です。

弱火で焼くと中までじっくり火が通るので肉汁がそのままキープされ、皮が焦げることもなくパリパリに美味しく焼けます。

フライパンに油をひいて皮を下にして鶏モモ肉をのせ、上からお肉に少し油をかけたら火をつけます。
フライパンの底に火が届くか届かないか程度の火加減にし、焼ける音が聞こえてきたら弱火にして、そのまましばらくは触らずに焼きます。
お肉から出てくる余分な脂は、キッチンペーパーで拭き取ります。

皮がちょうど良くパリパリになる頃には厚みのある部分でも半分以上火が通った状態になります。
皮に焼き色が付いてお肉が白っぽくなってきたら裏返し、裏面も弱火で数分間焼いたら、塩こしょうを振って味付けをして完成です。

弱火で焼くので時間がかかるのではないかと思うでしょうが、実は強火で焼いた時と調理時間はそれほど変わりません。
強火で表面が焼けていても中まで火を通すまで焼くには時間がかかりますし、焦げないように裏返して焼くのを繰り返すとその分お肉の温度が下がってしまうので、火の入りが悪くなります。
弱火でも強火でも時間が変わらないので、ジューシーで柔らかくなるように弱火でじっくり焼きをおすすめします。

鶏モモのステーキをグリルで焼く焼き方

鶏モモ肉を魚焼きグリルで焼くと、余分な脂が落ちてさっぱりヘルシーに食べられます。

鶏モモ肉の厚い部分に切込みを入れて広げ、お肉の厚みを均一にします。
塩こしょうで下味をつけたら、そのまま味が馴染むまで少し置きます。

お肉から水分が出てきたのを確認したらキッチンペーパーで拭き取り、両面にまんべんなくオリーブオイルを塗り、皮を下にして魚焼きグリルで弱火でじっくり焼きます。10分焼いたら裏返し、裏面も10分焼いて完成です。

鶏モモステーキがより美味しくなる下準備と焼き方とは

下味をしっかりと付けておくと、中まで味が染み込んで美味しくなるだけでなく、お肉が柔らかくなります。
味付けをしている分焦げやすくなってしまいますが、弱火でじっくり焼くコツを守ると焦げずに焼くことができますよ。

バジルチキンステーキの焼き方をご紹介します。

2人分の材料は、鶏もも肉 2枚、漬け汁(お酒 大さじ1、レモン汁 大さじ1、オリーブオイル 大さじ1/2、ドライバジル 小さじ1/2、チューブ入りにんにく 小さじ1/2、砂糖 小さじ1/2、塩こうじ 小さじ1/4、粗びきこしょう 少々)です。

  1. お肉の厚みが均等になるように切込みを入れたらポリ袋に入れ、漬け汁の材料を全て加えて揉み込みます。
  2. 空気を抜いて口をしばり、冷蔵庫で10分以上寝かせて味を馴染ませます。
  3. オリーブオイルが漬け汁に入っているので、油をひかずにそのまま弱火でじっくり焼きます。
    皮をパリッとさせて両面焼いたら完成です。
パサつきが気になる鶏ムネ肉もこのレシピで漬け込んでから焼くとしっとりジューシーになるので、さっぱり食べたい時には鶏ムネ肉、こってりしたのが食べたい時には鶏モモ肉と使い分けて作ってみてください。

また、時間があるときに味付けをした状態で冷凍しておくと、使いやすくなって便利です。
冷凍用の保存袋にお肉と漬け汁を入れて、軽く揉んでから冷凍庫に入れましょう。

鶏モモステーキがより美味しくなるタレと焼き方についてご紹介

鶏モモステーキによく合うタレをいくつかご紹介します。

ガーリック醤油

にんにくを2片用意して1片をみじん切り、もう1片を薄切りにし、お肉を焼く前にフライパンに油を多めにひいて薄切りにした方を揚げ焼きにして取り出します。
にんにくの香りが染み込んだ油で鶏肉を焼いたら、みじん切りのにんにく、醤油とみりん各大さじ2、砂糖小さじ2、水大さじ1を混ぜ合わせて煮からめ、盛り付けたら揚げ焼きにしたにんにくチップを散らします。

照り焼き

しょうゆ 大さじ2、大さじ1の砂糖とみりんとお酒を合わせたものを、塩こしょうして焼きあがったチキンステーキと煮からめます。

甘だれ

お酒 50mlと砂糖 大さじ3、しょうゆ 大さじ2、オイスターソース 大さじ1、ケチャップ大さじ1を合わせたものを、焼きあがったチキンステーキと煮からめます。

おもてなしピッタリな鶏モモステーキのレシピ

特別な日に作ってあげたくなるような、イタリアントマトチキンのレシピをご紹介します。

2人分の材料は、鶏モモ肉 2枚、塩こしょう、にんにく 2片、オリーブオイル、溶けるチーズ、玉ねぎ 1/2個、トマト缶 1缶、顆粒コンソメ 小さじ2、ウスターソース 大さじ1、ケチャップ 大さじ1です。

  1. まず始めに、皮をむいた玉ねぎとにんにく1片をみじん切りにして大きめの耐熱容器に入れ、大さじ3のオリーブオイルを加えて軽く混ぜ、ラップをかけて600wの電子レンジで4分加熱します。
  2. 取り出したらトマト缶を加えて軽く混ぜ、ラップはかけずに600wの電子レンジで6分加熱します。
  3. 取り出してコンソメ、ウスターソース、ケチャップ、塩こしょうを加えて混ぜたら、さらに2分加熱して取り出したら軽く混ぜておきます。
  4. 鶏肉に塩こしょうをふって下味をつけ、そのまま10分ほど置きます。
    鶏肉から臭みの原因になる水分が出てくるので、キッチンペーパーを使って拭き取ります。
  5. 残っているもう一つのにんにくの皮をむいてスライスし、オリーブオイルと一緒にフライパンに入れて火にかけます。
  6. にんにくの香りが強く出てきたら火を弱め、皮を下にして並べ、あまり動かさないようにじっくり焼いてパリッとこんがりするまで焼きます。
  7. 焼き色が付いたら裏返して鶏肉から出た余分な脂を拭き取り、トマトソースをかけてチーズをのせ、蓋をしてチーズが溶けるまで焼きます。
  8. お皿に盛りつけて、仕上げにパセリを散らします。