美味しいステーキのさまざまな焼き方についてご紹介

美味しいステーキを自分の家で焼こうと思った時に最も大切なのは、焼き方です。
焼き方が上手くいかないと、せっかくの上質なお肉がもったいない仕上がりになってしまいます。
これは裏を返すと、安いお肉でも焼き方が上手く行けば、上質なお肉に負けないくらいの仕上がりになるということなのです。
ここでは、さまざまなステーキの焼き方についてご紹介しますので、ご自身の状況に合わせたステーキを焼いてみてください。

関連のおすすめ記事

大根を面取りする意味とは?それ以外の下ごしらえについても

大根の煮物や、おでんを作る時などに面取りが必要だと、よく料理本などに書かれていますが、これをするのに...

料理が苦手な初心者にもおすすめの簡単レシピ【料理の基本】

一人暮らしを始めたばかりという方の中には、「料理が苦手で…」と感じている方も多いと思います。それまで...

大根のつまの作り方や、それにまつわる事柄についてご紹介

大根のつまと言えば、お刺身添えられる名脇役のひとつです。あれを食べない人も多くいますが、逆に大好...

豚肉をソテーに合うソースとは?おすすめを紹介します

豚肉ソテーに合うソースの作り方を紹介します。しょうゆ系やケチャップ系もいいけれど、少しおしゃれに仕上...

美味しいおにぎりの握り方についてご紹介します

美味しいおにぎりを作ろうと思ったら、こだわるところは、のりや具だけではなく、お米の炊き方や握り方も大...

羊の肉は臭い?そんな時は、選び方と調理方法を考えよう

羊の肉は、豚、牛、鶏に比べると、ややマイナーな食材です。あまり浸透しきらない理由のひとつに「...

料理が苦手な原因は本?選んではいけない本と選びたい本

料理が苦手な人のお助けグッズと言えば料理本ですが、今手にしている料理本は、料理が苦手なあなたの役に本...

味噌汁に入れた大根が苦い原因と対処法!美味しい味噌汁の作り方

大根の味噌汁を作ったとき、大根が苦くなってしまう事に頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。ど...

【豚肉の筋切りのやり方】お肉を柔らかくして美味しく食べよう

とんかつなど厚めの豚肉を使う料理を作る時「筋切り」をするようにレシピに書いてあっても、やり方がわから...

夏場の夕飯レシピ!料理をさっぱりさせるのは薬味がポイント

夏場はどうしてもさっぱりとした料理を好んでしまいますよね。また作る側としても、夏場の暑さから、あまり...

美味しいお好み焼きは焼き方がポイント!コツを紹介します

家庭で美味しいお好み焼きを作るにはどうしたらいいのでしょうか?生地が硬い、ぺちゃんこになって...

寄せ鍋に最適なだしは昆布だし!昆布だしの作り方とポイント

昆布から取る「昆布だし」はうま味があり、寄せ鍋だけでなく色々な料理に使える最適のだしです。だしが...

豚肉巻きに入れるおすすめの野菜と食欲をそそる味付けのレシピ

晩ごはんのおかずや、お弁当にも入れたい野菜の豚肉巻き。甘めのタレが食欲をそそり、野菜もたっぷり摂...

大根の切り方を知って、美味しいサラダを食べよう

大根にはさまざまな切り方があります。切り方に違いがあるのは、食べる用途によって異なるからです。...

ざるそばやせいろそばなど種類が豊富なそばの起源と現在の違い

かけそば、もりそば、ざるそば、せいろそば…蕎麦屋に行くとその種類の多さにどれを食べようか悩んでし...

美味しいステーキの焼き方、アルミホイルを上手く使おう

肉を焼く30分前には冷蔵庫から肉を出して常温に戻します

表面に付いている水分や油はキッチンペーパーで丁寧に拭き取ってください。

  • 焼き縮み防止のために片面だけ筋切りをして、表面の全体的にクロス状に切り込みを入れます。
  • 塩胡椒もこちらの切込みを入れた面にだけします。特に事前に揉み込む必要はありません。焼く直前でOKです。

フライパンを熱して油を引き、切り込みを入れた面を下にして肉を強火で焼きましょう。

焼いている最中に、上になっている切り込みのない面にも塩コショウを振ります。

焼き時間は1分です。強火なので長くなると硬く焼き過ぎになります。裏返したら同じく強火で、今度は30秒ほど焼きます。

30秒経ったら火を止め、アルミホイルを作業台に広げて肉をのsの上に置き、アルミホイルをくるんで予熱で焼きます。

時間にして大体4~5分ほど蒸しましょう。

しっかり包めば熱も逃げにくいので、食べる頃に冷めてしまうということもありません。

美味しいステーキは、オーブンを使った焼き方でも美味しく出来る

フライパンでステーキを焼くには火の加減が難しい場合もあります。

特にIHを使っていると、火力が均等でなく焼き物には少し弱いため上手に焼くのは難しいかもしれません。

そんなときにおすすめなのはオーブンです。

オーブンなら火の調整も不要、均一の温度で上手に調理ができます

まずは下ごしらえですが、乾燥を防ぐため肉の表面に油を塗りましょう。

塩コショウは水分が抜ける原因ととなるため振りません。

油は刷毛などで塗ってもいいですが、手で全体的に馴染ませた方が早いです。

油を塗ったら網に乗せ、120℃に予熱したオーブンで表を20~30分、裏面を15~25分焼きます。

なお、この焼き時間は肉の厚みや重量でも変わります。
  • 200~400gであればこのくらいの焼き時間でOKですが、800gなどの大きなものだと表でも50分、裏面で45分は焼かないと火が通りません。
  • 200gで表20分、裏15分が目安なので、200g増えたら焼き時間を10分ずつ長くして調整してください。

焼いたら肉に塩コショウを振り、最後にフライパンで表面に焼き色を付けて完成です。

美味しいステーキの焼き方には、ホットプレートを使った焼き方も

ホットプレートなら一気に数枚が焼けるので、家族で同時に同じ温度のものを食べられます。

また、ホットプレートは食卓で使うことが多いので、目の前で焼かれる光景が見られるのも楽しいですね。

下ごしらえはフライパンで調理をするときと同じです。

ホットプレートはできるだけ表面のでこぼこしたプレートを使いましょう。余計な油が落とせます。

  1. しっかり予熱をしたら、ステーキ肉をホットプレートに乗せていきます。
  2. 肉の表面から水分が出てきたら裏返しましょう。
  3. 裏返して大体1~2分焼いたらホットプレートを保温状態にして、ホットプレート全体にアルミホイルをかけて蒸し焼きにします。これも1~2分程度でOKです。

以上で完成です。

肉を空けたらその状態のプレートで野菜を焼くと肉の旨味が混ざって美味しい焼き野菜が出来るので、付け合わせにおすすめです。

焼いたらすぐにそれぞれのお皿に出来たてのステーキが並ぶので、全員が揃って食べられて、誰のお肉も冷めずに熱々の状態なのがとてもいいですね。

焼いた野菜も各自で好きにつまめるので、洗い物が少なくて準備も片付けも簡単です。

冷凍のステーキ肉は、とっても美味しく焼くことが出来ます

値引きシールが貼られていて安く購入できたステーキ肉だけど、今日は使わないから冷凍させておくということはありませんか?

冷凍方法を変えて焼くと普段とは全然違う食感のステーキになります

まずステーキ肉を冷凍するときは、ラップを3重にしましょう。

  • 1枚目のラップは肉にしっかり密着させ、空気に触れさせないようにします。
  • 2枚目と3枚目は空気が入るようにゆったりとした包み方にしましょう。冷凍庫の開閉による温度の変化の影響を受けなくなります。

焼くときは冷凍の状態で焼きましょう

大体片面2分ずつ焼いたら完成です。

冷凍の状態で焼くので、焼くときは肉の表面だけ焼けて、中の方はじわじわ解凍されていく状態になります。こうすることで肉汁が出にくくなるので旨味が逃げません。

塩コショウは好きなタイミングで構いません。冷凍の前でもいいですし、焼く直前でもOKです。

美味しいステーキを食べたいなら、焼く前にこんなことをしてみるのも

焼く数時間前に、漬け込み冷蔵しておいたステーキ肉はとても柔らかくなるのでおすすめです。

漬け込むものも様々あるのでご紹介しましょう。

油で柔らかくする

オリーブオイルや牛脂に漬け込んで焼くと、油脂が補充出来るのでパサパサになりがちだったステーキが柔らかくジューシーになります。

牛脂を使う場合は半日以上かけて馴染ませるので、前日や朝からの準備になります。

野菜の酵素でタンパク質を分解させる

玉ねぎやきのこ類には酵素が豊富に含まれています。

この酵素は肉の中に入っている、肉を固くさせる機能を持つタンパク質をアミノ酸に分解させる機能があるため、玉ねぎやきのこと一緒に漬け込むことで肉が柔らかく焼けるようになります。

肉の酸性を弱くする

肉は酸性の成分であり、酸性にはタンパク質が含まれています。
このタンパク質を溶かすことで肉が柔らかくなり美味しいステーキになるのでおすすめです。
タンパク質を溶かすには、炭酸水がおすすめです。甘みも付けるならコーラでも構いません。

チャック付き保存袋に炭酸水と肉を入れて漬け込んでから焼くと、とても柔らかくなるのでおすすめですよ。