ナスの天ぷらの作り方やアレンジ方法について知りたい

ナスの天ぷらは、外側がサクッとして、中がジューシーな味わいなので、好物としている人も多いメニューです。
しかし、きちんと作り方を知らないと、中だけではなく、外側もフニャッとした残念なものになってしまいます。
そんなナスの天ぷらの美味しい作り方や、ナスの天ぷらをいつもとは違った味で美味しく食べられるアレンジ方法などについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

関連のおすすめ記事

料理が上手くなるバイトがある?一石二鳥のバイトを探すコツ

一人暮らしを始めるようになると、急に料理を始める方も少なくはないはず。しかし料理は基本を知ら...

ジンギスカン鍋の使い方や種類・おいしく食べるためのポイント

ジンギスカンといえば北海道ですが、ジンギスカンが広く浸透するようになってからは北海道外でもジンギスカ...

鍋で炊飯する時の水の量の目安と計り方、炊き方のポイント

炊飯器を使わずに鍋でご飯を炊く時は、水の量で悩んでしまいます。多すぎてしまうとベチャベチャになっ...

料理が苦手な初心者にもおすすめの簡単レシピ【料理の基本】

一人暮らしを始めたばかりという方の中には、「料理が苦手で…」と感じている方も多いと思います。それまで...

ナスの炒め物を作る時の切り方。下準備とナスを使ったレシピ

麻婆ナス、味噌炒めなど油との相性も良いナスですが、その切り方は色々あります。定番の輪切りや乱...

大根の切り方と繊維の関係。食感や献立に合わせた色々な切り方

大根を1本買うと、サラダや煮物、味噌汁や大根おろしなど色々な献立が出来ます。大根の切り方の種...

卵の片手割りは練習次第で上手にできる?片手割りのコツをご紹介

卵の片手割りに憧れたことはありませんか?片手で割れなくても問題はありませんが、片手で割れると何だか、...

豚肉巻きに入れるおすすめの野菜と食欲をそそる味付けのレシピ

晩ごはんのおかずや、お弁当にも入れたい野菜の豚肉巻き。甘めのタレが食欲をそそり、野菜もたっぷり摂...

肉じゃがの調味料を入れるタイミングとは?肉じゃがの作り方

肉じゃがに調味料を入れるのはどのタイミングなのでしょうか?醤油を入れるタイミングを間違えてしまうと、...

大根のつまの作り方や、それにまつわる事柄についてご紹介

大根のつまと言えば、お刺身添えられる名脇役のひとつです。あれを食べない人も多くいますが、逆に大好...

夕飯のレシピの参考になる、お肉を使ったメニュー

夕飯のレシピを考える時に、まずメインになるものを決める方が多いと思います。その中でもお肉は、使い...

冷凍エビフライをサクサク美味しくする揚げ方のポイント

冷凍のエビフライはエビの下処理がいらないので、手軽に作れるのが嬉しいですよね。そして、エビフライはお...

味噌汁とご飯だけでも、工夫次第で栄養価を上げられる

いつも、「しっかり栄養を取らなくては」と思っても、時間がなく、食事が味噌汁とご飯だけなんてことはよく...

【唐揚げレシピ】お弁当に入れたい冷凍しても美味しいレシピ

お弁当に入れたいおかずの代表と言えば、唐揚げです。大人も子供も大好きなメニューですよね。唐揚げは冷凍...

大根の切り方を知って、美味しいサラダを食べよう

大根にはさまざまな切り方があります。切り方に違いがあるのは、食べる用途によって異なるからです。...

ナスの美味しい天ぷらの作り方

ナスは一年中出回っている野菜ですが、旬は夏から初秋にかけてです。
旬の時期には安く売られることも多いので、ナス料理に挑戦する方も多いでしょう。

ナスの料理にはいろいろありますが、ナスの天ぷらはとても美味しいですよね。
サッとした衣にジューシーな果肉、想像しただけでお腹が減りそうです。しかし、天ぷらは意外と難易度高い料理です。
油で揚げるだけの料理ですが、しなしなな衣の天ぷらは天ぷらとは言い難い出来ですよね。
どうせ食べるなら、サクサクジューシーな美味しい天ぷらを作りたいはず。

基本のナスの天ぷらの作り方をご紹介しましょう。

  1. まずはナスの準備です。
    ナスのヘタを切り落として縦半分にカットします。
    更に縦半分にカットして4等分します。
    ヘタの方は切り離さないようにして、縦に切れ目を3~4本入れてから、扇子を開くときのようにナスの切り口を少し広げて形を整えます。
    小麦粉を軽くまぶしておきます。
  2. 次は衣の準備です。
    衣の材料は、小麦粉、卵、冷水の3つです。
    卵1個に対して、小麦粉は100g、冷水は200ml必要になります。
    ボウルで卵を溶いてから冷水を加えて混ぜ合わせ、ふるいながら小麦粉を加えます。
    菜箸などで切るように混ぜ、ダマが残っているくらいで止めます。
  3. 最後は揚げる作業です。
    油を170~180度にあたためて、衣にナスを潜らせてから油へ投入します。
    約1分程度、美味しそうなきつね色になるまで揚げて、しっかりと油を切ったら完成です。

ナスの天ぷらをサクサクにする作り方のポイント

基本の天ぷらの作り方でご紹介した様に、衣を作る時には冷水を使います。
これはサクサクにするポイントです。

小麦粉に水を混ぜるとグルテンが作られます。
パンはこのグルテンのおかげでふわふわになりますが、サクサクにしたい天ぷらでは邪魔者です。
そこでできるだけグルテンが出来ないようにしなくてはいけません。
そのためには、低い温度と混ぜすぎないことが重要になるのです。
粘ってしまうようではサクサクにならないので注意しましょう。

また、先程の材料では小麦粉とご紹介していますが、薄力粉を使ってくださいね。
強力粉はグルテンができやすい小麦粉です。

手軽にサクサク天ぷらを堪能したいなら、市販の天ぷら粉を使うのもおすすめです。
天ぷら粉は卵も必要ありませんし、冷水でなくても大丈夫です。
また、混ぜ方も神経質になる必要はなく泡立て器で混ぜてしまって問題ありません。
細かい点に注意しなくてよいので、とても簡単に美味しい天ぷらを作ることが出来ますよ。

ナスの天ぷらを楽しめる王道料理の作り方

ナスの天ぷらを作ったら、そのまま天つゆで頂くのもおいしいですが、天ぷらの王道料理、天丼にしてみたいと思いませんか?

ナスの天ぷらを天丼にする場合、具材はお好みのものを用意します。

衣をつけてサックリと揚げたら、天丼用のタレを用意しましょう。

天丼のつゆは天ぷらだけで食べるときよりもやや甘めな味付けですよね。
めんつゆを使うと手軽に作れますよ。

濃縮されためんつゆは表記通りに薄めてくだいね。
100mlのつゆに大さじ1強のお砂糖を加えて煮立てるだけで完成です。

器にご飯を盛ったら、天ぷらをレイアウトして、タレをかけて完成です。
タレ好きさんは、ご飯に少量タレをかけてから天ぷらを盛り付けるのがおすすめです。

ナスの天ぷらを天つゆ以外で楽しめる調味料

ナスの天ぷらを頂く時には、天つゆが楽しむのが一般的ですよね。しかし、そればかりではつまらないと思いませんか?
  • 天つゆのトッピングとして、大根や青しそ、紅葉おろしや柚子胡椒などを用意してみましょう。
    少し加えるだけで、いろいろな味わいを楽しめます。
  • また、天ぷらの食べ方には、「塩」もありますよね。
    シンプルなお塩の他に、塩と抹茶を混ぜた抹茶塩、同様に塩にカレー粉を混ぜたカレー塩なども用意すると、美味しさが更に広がりますよ。
  • 他にはポン酢もおすすめです。
    普通のポン酢も美味しいですが、ゆずなどの柑橘風味や青しそなどの味がついているものとも相性が良いですよ。
工夫次第で様々な味を楽しむことが出来ますから、ナスの天ぷらだけでも飽きずにたくさん食べられることでしょう。

ナスの天ぷらが余った時にアレンジしたい作り方

ナスの天ぷらを作ったけど、たくさん作りすぎて余ってしまった!
しかし、次の日もナスの天ぷらのまま頂くのはあまり気が進まない事もありますよね。

そういう時に役立つのがリメイクレシピです。

ナスの天ぷらなら、甘辛煮にするのがおすすめです。

一般的なナスの甘辛煮は、味付けした煮汁の中でナスを煮て味をつけていきますが、天ぷらの場合は煮てしまうと衣が崩れてしまいます。
そのため、醤油や砂糖で甘辛タレを作って、そこに天ぷらを投入してタレを絡める程度にするのがおすすめです。

天ぷらだけどさっぱりと食べたいと言う時には、和え物にするのがおすすめです。
ささみを茹でてから割いて、食べやすい大きさにカットしたナスの天ぷらと大根おろしと和えます。
小口ネギなどを散らすと彩りもバッチリです。
仕上げにポン酢を垂らして完成です。
ポン酢なのでさっぱりと頂くことが出来ますよ。