野菜を保存するなら冷凍がおすすめ。冷凍保存の方法とポイント

買ってきた野菜を調理することなく、冷蔵庫の隅で腐らせてしまった経験ありませんか?そんなあなたには、野菜の冷凍保存がおすすめです。

ほとんどの野菜が冷凍可能だって知っていますか?
ただ野菜によっては下茹でしてから冷凍保存した方がいい野菜もありますし、冷凍することで野菜本来の味が失われてしまう野菜もありますので注意が必要です。

時短にもなる野菜の冷凍保存、ぜひお試しください。

関連のおすすめ記事

和菓子のレシピを知りたい!夏に作りたい簡単和菓子の作り方

夏に合う和菓子はどんなものがあるのでしょうか?さっぱりと食べることのできるものを作りたいならこの和菓...

【美味しいクッキーの作り方】プレゼントしても喜ばれるレシピ

クッキーはお菓子作りの定番、また失敗が少ない手作りお菓子の一つです。そのためレシピも沢山あり、初めて...

意外と知られていないラーメンが太る本当の理由を紹介

無性にラーメンが食べたくなることってよくありますよね。ラーメンが嫌いな人を聞いたことがないくらい...

夕ご飯に工夫をしてダイエットするならこんなレシピがおすすめ

ダイエットしている人は、夕ご飯を抜こうとしたりすることもありますが、体の事を考えると、それはおすすめ...

【運動会のお弁当】前日に揚げた唐揚げを当日美味しく食べる方法

運動会のお弁当は前日から下準備などをしておく方が多いと思います。当日は子供の準備の手伝いや、朝食の準...

冷凍たこ焼きは揚げるのがおすすめ!コツやアレンジレシピを紹介

冷凍のたこ焼きは電子レンジで温めるよりも揚げる方がカラっと美味しく食べられるのを知っていますか?...

豚のハツの美味しい食べ方簡単な下処理の方法を紹介します

栄養もあって値段もお手頃な豚のハツ、それなのにお肉コーナーにあってもスルーしないでぜひ手にとって...

冷凍ご飯の解凍方法はレンジ以外でも美味しく食べるコツを紹介

冷凍ご飯の解凍方法といえば電子レンジを使った解凍が一般的ですが、電子レンジ以外でも解凍することはでき...

食費の節約のコツ。無理なく今日から初められる節約のルール

子供たちが成長してくると、食費も今までよりも多くなってきます。今よりも食費を節約したいという時には、...

夜ご飯のカロリーの平均とは?女性の夜ご飯のとり方について

女性の夜ご飯の平均カロリーはどのくらいなのでしょうか。同じような食事なのに、太る人と太らない人が...

料理に使う道具について知りたい。初心者が揃えておくべきものは

料理を作ろうと思った時に、必要な材料があれば良いわけではありません。調理をするための調理道具がな...

唐揚げの美味しい揚げ方、片栗粉と小麦粉の衣の違いについて

唐揚げはレシピ通りに作ってもベチャッとしてしまったり、肉が硬くなってしまったりと、揚げ方によって食感...

食費を今よりも減らせる節約術と週イチで作りたい節約レシピ

今よりも、もっと食費を節約したい…、これは主婦の永遠の悩みかもしれません。安いお店で食材を購入するこ...

ジンギスカンに使うのは、ラム肉?マトン?その違いとは

ジンギスカンは、北海道の名物料理として人気のメニューですが、それに使われる肉は主にラム肉とマトン...

美味しい焼肉のタレの作り方について知りたい

美味しい焼肉のタレは何かと考えた時に、市販品や、焼肉屋さんの特製ダレを思い浮かべるかたが多いことでし...

野菜を保存するなら冷凍がおすすめ、冷凍保存のポイント

野菜の種類によっては、常温で保存したり冷蔵庫の野菜室で保存したりと保存方法が分かれますが、野菜のおすすめの保存方法として冷凍保存があります。
きちんと保存すると冷蔵保存よりも長持ちもできるので、たくさん買ってきたときや食べきれないとわかっている時には、あらかじめ冷凍保存しておくと野菜が傷むことがないので無駄になりません。

そして冷凍保存する時にはすこしポイントがあります。
それを意識することでよりおいしく野菜の冷凍保存ができます。

野菜の水分は拭き取る

生野菜は水洗いしてから切って冷凍すると思います。
その際に、水分がついたまま保存してしまうと味や食感に変化が出てしまいます。
冷蔵保存と同じようにおいしく食べるためには、キッチンペーパーなどで水気を拭き取るのを忘れないようにしましょう。

粗熱はとってから冷凍する

生野菜ではなく加熱してから冷凍する場合、その直後は熱いです。
その熱をとってから冷凍することで冷凍にかかる時間が短くなりますし、冷凍庫の他の食材への影響も少なくなります。

粗熱をとることの他に野菜の重なる部分を少なくして平らにしたりすることも冷凍時間の短縮になります。
時間をかけてゆっくりと冷凍するのではなく時間をかけずに素早く冷凍することが上手に野菜を冷凍保存するときのポイントといえます。

生のまま冷凍保存でできる野菜と冷凍方法をご紹介

野菜は冷凍保存できますが、必ず熱を通さなくてはいけないということはなく生のまま保存できる野菜もありのでいくつかご紹介します。

玉ねぎ

玉ねぎはいろいろな料理に使うことが多いと思いますが、毎回皮をむくのが面倒だったり半分しか使わないこともあるので冷凍しておくと便利です。
薄切りやくし切り、みじん切りなど切り方を分けて冷凍しておくと料理にも使いやすいです。

みじん切りはハンバーグを作る時に使えますし、くし切りはカレーや炒めものに使えますよ。

ピーマン

ピーマンをあまり買わない人はまとめて買って冷凍しておくのもいいですね。
ヘタを取ってタネを取る作業が意外と面倒なので1度に終わらせることができるのが冷凍することのいい点です。

細切りにしたりみじん切りにするといいでしょう。

細切りは縦に切っておけば青椒肉絲に使えますし、横に切っておけばナポリタンに使うことができます。
みじん切りはドライカレーに入れたりと意外とピーマンはいろいろな料理に活躍します。

きのこ

きのこも実はそのまま冷凍保存ができます。
その際には石づきはしっかりと取り除いてバラバラにほぐしてから保存します。
種類ごとに保存してもいいですが、いろいろなきのこを混ぜてきのこミックスにして保存しておくとスープや味噌汁に入れるだけで、いろんな種類のきのこを食べることができます。
冷蔵保存の場合には1度に1袋使うことが多いため1種類のきのこのことが多くなりますが冷凍だとこのようにいい点もあります。

保存する時のポイントは、保存袋に入れて平らにすること

また、上記の生で冷凍できる野菜は一例です。
野菜には種類がたくさんあり、冷凍方法もそれぞれ違うので、生のまま冷凍したい野菜があるときは可能かどうか確認してから冷凍しましょう。

下処理をしてから冷凍した方がいい野菜と冷凍方法

さきほどは、生のまま冷凍できる野菜をご紹介しましたがここでは一度下処理してから冷凍したほうがいい野菜をみていきます。

一般的には、葉物野菜は生のまま冷凍できないことはないですが、それよりも加熱してから冷凍するのがいいとされています。

茹でて加熱する場合には茹でる時間を短くするのがポイント

この他にも、繊維が多い野菜も生のまま冷凍してしまうと、食感が悪くなり繊維が強調されておいしくありません。
例えばごぼうです。

ごぼうは繊維の多い野菜の代表ですが、普段使うときと同じように冷凍前にカットし、酢を入れた水につけましょう。
その後はペーパータオル等で水を切るのを忘れないようにしましょう。

また、じゃがいもは基本的には茹でて形を残さないように潰してから冷凍します。
ほかのさつまいもや里芋などは潰す必要はありませんが、一度茹でるなどして加熱してから冷凍してください。

冷凍保存に向かない野菜とは

多くの野菜は冷凍保存することができますが、中には冷凍保存に向いていない野菜もあるのでご紹介します。

レタス

レタスの特徴といえばみずみずしいレタスの葉と、シャキッとした食感ですよね。
しかし、冷凍することによってその食感は失われ、加熱した時には、長所だったみずみずしさによって水分がたくさんでてしまうので冷凍には向いていません。
冷蔵庫でもより良い状態で保存する方法もあるので、レタスは冷蔵庫で保存するのがいいでしょう。

きゅうりも冷凍には向いていません

冷凍できないわけではありませんが、こちらも冷凍すると食感が変わります。
また、レタスは加熱して使うこともありますが、きゅうりは生のまま食べることが多いので、冷凍するとおいしく食べることは難しくなります。

冷凍野菜を料理に使う時は?解凍方法と注意点

冷凍野菜を使う前に解凍して使うこともあると思いますが、その解凍方法もいくつかあり注意点もあるのでご紹介します。

冷蔵庫での解凍方法

もちろん冷蔵庫で解凍するので数時間時間がかかります。すぐに使いたい時には向かないので夜ご飯に使う分を朝冷蔵庫にうつしておくといいでしょう。

もし、出し忘れた場合には冷凍状態のまま使ってもいいですし料理に入れる前には解凍したい時には電子レンジを使って解凍するといいでしょう。
電子レンジを使う際には、下茹でしてある野菜の場合にはおすすめです。

他にも袋のまま流水や氷水につける方法もあるので、解凍時間に合わせたり料理に合わせて使い分けるのがいいでしょう。

あまりおすすめできない冷凍野菜の解凍方法は室温解凍

確かに、冷凍庫から出しておいておくだけなのでとても簡単で便利ですが、暑い季節などでは傷んでしまう可能性もありますし、出したまま忘れていてそのままになっていたとなると、野菜が傷んでしまうこともあるので室温解凍の際には注意してください。