玄米と白米2合ではカロリーはどっちが低い?玄米の良さについて

玄米2合のカロリーは、どのくらいなのか知っていますか?普段食べている白米よりもずっとカロリーが低いのでしょうか。

玄米が体に良いと聞くことが多く、そのカロリーについても気になるところです。

そこでここでは、白米と玄米のカロリーの違いや、玄米の良さについてご紹介をいたします。玄米に挑戦してみようと思う方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連のおすすめ記事

冷凍のバナナを使って出来る、美味しいアイスの作り方

冷凍したバナナは、スムージーにしたり、ケーキの材料に使うなど、さまざまな使い道があります。中でも...

洋食のマナーとは?パンを食べるときのテーブルマナー

洋食でパンを食べるときにはどんなマナーがあるのでしょうか?コース料理でパンを食べる時、どのようにすれ...

自宅で焼き鳥レシピを紹介!居酒屋にも負けない美味しい焼き鳥

自宅で焼き鳥屋さんのような美味しい焼き鳥が食べたいという人も多いでしょう。自宅でも簡単に焼き鳥屋...

冷凍おにぎりは自然解凍でOK?冷凍おにぎりの美味しい食べ方

おにぎりを作って冷凍しておくと、急いでいるときの時間短縮となり便利です。そのまま自然解凍で美味しく食...

野菜嫌いを克服するための料理レシピ!子供に作りたい野菜おかず

子供の野菜の好き嫌いが多いとお悩みの方はいませんか?苦労して小さく切って、わからないようにしても、す...

野菜で作る美味しいお菓子!子供の野菜嫌いを克服する簡単おやつ

子供の野菜嫌いに頭を悩ませているお母さんもいるのではないでしょうか。「好き嫌いをせずに野菜もモリ...

片栗粉とタピオカ粉の違い!代用品と違い・美味しいレシピを紹介

タピオカドリンクを自分で手作りしたいと思っても、家にタピオカ粉がないこともあります。でも、片栗粉であ...

ラー油を使ったレシピの中で人気のものをご紹介

ラー油はピリ辛でさまざまな料理に合う人気の調味料です。何かにかけるだけでも美味しいですが、料理を...

干し野菜ネットの代用になるものは?家にある材料で作ってみよう

干し野菜ネットがなくても、家にあるもので代用できるのでご安心を。材料も少なく、すぐに作れますので...

昼ごはんのメニューに迷った時は!簡単休日ランチの作り方

働いている平日の昼ごはんは、社食、給食…と家族それぞれが所属先で提供されるものを食べることができるの...

夜ご飯の時間が遅い人におすすめのヘルシー&簡単レシピをご紹介

仕事が忙しいと夜ご飯も遅い時間になりがちですが、少しでもカロリーを抑えたメニューにしたいと思っている...

夕ご飯の献立の一週間の決め方ルール!働く主婦の時間節約テク

毎日の夕ご飯は「今日は何を作ろうかなぁ」と悩む方が多いと思います。献立に悩む時間はもちろん、冷蔵庫に...

フライ返しはシリコンを使うと溶ける?溶けないフライ返し

シリコンのフライ返しはなんだか溶けるような気がして、選ぶことができないという人は耐熱性のものを選べば...

食費をひと月に3万円に抑える献立のアイデアをご紹介

食費を3万円にすると言っても、それが何人分なのかによって意味が大きく異なります。3人家族だとして...

シュウマイをアレンジして食べられるレシピについて知りたい

シュウマイは中華料理の中でも人気のメニューのひとつですよね。いつも通り普通に食べるのも美味しいで...

玄米2合のカロリーは白米2合のカロリーとはあまり差がない

玄米1合のカロリーは約530キロカロリー、カロリー的には白米とわずかな差しかありません。そして当たり前ですが玄米2合のカロリーは、単純計算で倍にしたカロリー1060キロカロリーとなります。

では糖質には違いがあるのかと言うと、糖質にもあまり差がありません。

そもそも玄米は精米をしていないお米、精米をして一皮剥ければ白米になるのですから、カロリーに大きな差がないのは当たり前とも言えます。

ですが玄米には白米にはない栄養がたくさん含まれています。次はその栄養素についてお話をしていきます。

玄米2合と白米2合ではカロリーよりも食物繊維に大きな違いがあり

白米になる前の玄米は皮、胚芽、糠がついています。この部分には栄養が含まれており、不溶性の食物繊維は白米の約4倍程となります。また水溶性の食物繊維はご飯一杯分では白米は0に対して玄米は0.2グラム含まれています。

ちなみに整腸作用があると言われる食物繊維、上記したように不溶性と水溶性の2種類に分かれますが、それぞれの特徴はご存知でしょうか。

不溶性の食物繊維は、水に溶けずに胃や腸に届くので、水分を含み腸を刺激してくれます。その事によって腸の運動を促し、便通がよくなるのです。また発酵されることによって腸内でビフィズス菌などが増えることも知られています。

次に水溶性の食物繊維ですが、粘性や吸着性があり、体に入るとゆっくりとお腹の中を移動し、体に扶養なものを吸着しながら外に出してくれます。また体に入り発酵する特性は不溶性よりも高く、腸内に良い作用をもたらします。

玄米2合と玄米2合のカロリーに違いは少ないがは咀嚼が多くなるのは玄米

食物繊維というと、きのこ類や海藻類、豆類などに含まれ、食感があるものが多くみられます。

玄米もそれに漏れることなく、白米よりも食感があり自然と噛む回数が多くなります。

よく噛むことは食べ物を小さくして消化を良くするだけでなく、咀嚼によって出る唾液が多くなります。唾液は消化を助ける役目をし、さらに口の中の清潔に、そして保護する役割をもつ大切な分泌液です。

またよく噛む、咀嚼回数が多くなることによって、ゆっくりと食事をすることにも繋がり、満腹中枢も刺激され、食べ過ぎを防ぐことにも繋がります。白米と玄米のカロリーを比べると、さほど差はありませんが、食することで得られる嬉しい点は沢山あります。

このような点も考えて、白米と玄米を比べて見てください。

ご飯一杯分のカロリーをへらすならお粥にする方法も

どうしてもご飯一膳分のカロリーを控えたい場合は、水分を多くして食する方法、お粥にする方法があります。

ですがお粥にしてしまうと、玄米の良い点である触感を失ってしまい、咀嚼回数も少なくなります。

そうなると自然と満腹感が少なくなり、せっかくご飯のカロリーを控えても、他のものを食してしまったり、ご飯の量を多くしてしまうことに繋がります。

これではご飯のカロリーを減らしたことが無意味になってしまいます。また玄米ならでは食感をなくしてしまうので、良い点を減らしてしまうことにもなります。

お粥にしてカロリーを少なくすることは問題はありませんが、それに伴うメリット、デメリットも重視して食するようにしましょう。

玄米は血糖値がゆっくりと上昇をする良い点にも注目

カロリーの摂取量を気になさる方は、玄米と白米とではカロリーにどれほどの違いがあるのかが気になっていたと思います。

ですがお話をした通り玄米と白米では摂取カロリー、糖質ともに大きな違いはありません。では玄米を食べる良さはどこにあるのかというと、やはり含まれている食物繊維やビタミンが豊富なところ、白米では摂取することができない栄養を体に取り入れることができるところです。

またその他には血糖値を緩やかにあげてくれるという良い点があります。噛み心地があり、ゆっくり食事ができることでしょう。しかし早食いが習慣になってしまっている方、咀嚼の回数が少ない方は、玄米をよく噛まずに食べてしまうことになり、消化不良を起こしてしまう可能性があります。

その他にも玄米は体に良い効果をもたらしてくれる、そう知っていても大半の方が白米を食しているのは、やはり味が好みではない、食べにくいと感じている方が多いからではないでしょうか。玄米に一度挑戦してみても、どうしても毎日毎食食べることが難しく白米に戻ってしまう方も少なくはないと思います。

もし玄米を食事に取り入れたいけど、どうも食べにくいと味に問題を感じる方は、ぜひ炊き方に注意をしてみてください。

圧力鍋を使ってもちもちとした食感にして食べる。塩を少量入れて炊く、その他にはヨーグルトを入れると炊飯器でももちもちの食感で美味しく食べられるなどの方法もあります。

ぜひ沢山良い点がある玄米ですから、自分に合った美味しく食べる方法を見つけて、毎日の食事に取り入れる工夫をしてみてください。