ジンギスカンに使うのは、ラム肉?マトン?その違いとは

ジンギスカンは、北海道の名物料理として人気のメニューですが、それに使われる肉は主にラム肉とマトンです。
この2つの肉にはどんな違いがあるのでしょうか。
ここでは、その2つの肉の違いや、味の付け方の違いなどについて紹介しますので、家でジンギスカンをしようと思っている方や、自分好みのジンギスカンのお店選びの参考までにご覧ください。

関連のおすすめ記事

大人数のもてなし料理・冬の美味しいレシピとおもてなしのコツ

冬になると色々なイベントが目白押しです。自宅にお客様を招いて、ホームパーティーをする予定の人もいるの...

【夕食レシピ】簡単だけどお肉をがっつり食べたい日の豚肉おかず

夕食は、豚肉で食べごたえのある料理を作りたいということもあると思います。特に食べざかりのお子様が...

一度開けたワインコルクの正しい閉め方と残ったワインの保存方法

一人で楽しむワインや料理に使うワインは、一回ではなかなか空けきれず、残してしまうことが多いですよね。...

冷凍のバナナを使って出来る、美味しいアイスの作り方

冷凍したバナナは、スムージーにしたり、ケーキの材料に使うなど、さまざまな使い道があります。中でも...

冷凍した豆腐は食感がお肉?冷凍豆腐の唐揚げレシピをご紹介

豆腐は冷凍が可能なことをご存知ですか?豆腐の食感をそのままに冷凍することはできませんが、冷凍した豆腐...

大人数のご飯におすすめ!家で食べる美味しい料理とレシピ紹介

お家で大人数で食卓を囲むとき、どんなご飯を用意しようか悩むこともあるのではないでしょうか。人数が増え...

和菓子はカロリーが低い?生菓子のカロリーについてご紹介

和菓子は洋菓子と比べるとカロリーが低いと言われています。しかし和菓子と言っても、その種類は多く、...

昼ごはんのメニューに迷った時は!簡単休日ランチの作り方

働いている平日の昼ごはんは、社食、給食…と家族それぞれが所属先で提供されるものを食べることができるの...

【10倍粥の簡単な作り方】ご飯からブレンダーで作るレシピ

離乳食初期に食べさせる10倍粥。ブレンダーを使うと簡単だと言われていても、その作り方まではよくわから...

冷凍ストックできる美味しいレシピ。夕食のメインにもお弁当にも

平日は家に帰るのが遅くなるという方には、冷凍ストックしておけるおかずがあると便利です。夕食のメインに...

転写シートでチョコを簡単可愛くデコ!使い方のコツ

最近は、製菓コーナーやバレンタインコーナーには、いろいろな転写シートが並びます。転写シートを使うと、...

夕飯の献立に悩むママのために簡単・時短メニューをご紹介します

仕事しているママにとって夕飯の献立を考えることは面倒なもの。献立を考えるだけで時間がかかってしまうと...

野菜が美味しく食べられるメニューは?子供の野菜嫌い克服方法

お子さんの野菜嫌いに頭を悩ませているママもいるのではないでしょうか。子供には色々な物を食べてもらいた...

豚肉を柔らかくする方法!酒や果汁・乳製品で美味しいお肉に変身

豚肉を調理したとき、どうしてもお肉が固くなってしまう事に頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか...

自宅で焼き鳥レシピを紹介!居酒屋にも負けない美味しい焼き鳥

自宅で焼き鳥屋さんのような美味しい焼き鳥が食べたいという人も多いでしょう。自宅でも簡単に焼き鳥屋...

ジンギスカンで使う、ラム肉とマトンの違いとは

北海道で馴染みのジンギスカン。
道民は小さい頃から当たり前のように食べてきましたが、大人になってから北海道ならではの食べ物と認識する方も多いですよね。本州では大人になって初めてジンギスカンを食べ、ジンギスカンの魅力にはまる人も少なくありません。

ジンギスカンは羊のお肉ですが、同じ羊でもラムとマトンという肉の種類があります。

道民でもこの違いがわからない人が多いです。

ラムは1歳に満たない子羊でまだ筋肉が発達してないので身が臭みが柔らかく、マトンは1歳を超えた羊です。

1歳を超えると筋肉がより発達するので歯ごたえがあり、身に脂ものります。
その分臭みも増しますが、それがまさにマトン肉の特徴です。初めて食べる方はまずラム肉から試してみると抵抗なく美味しく食べられると思います。

ジンギスカンのラム肉につける、味付け方法の違いとは

ジンギスカンにはタレに漬け込んであるものと、タレにつけて食べるものがあります。

ジンギスカンは北海道名物ですが、それらは北海道の中でも異なる地域で発祥されました。
共に話題となり、北海道ではどちらも同じくらい人気です。

どちらもとても美味しく、それぞれの違いの良さがあります。

  • 味付けジンギスカン
    味をつけることによって羊肉独特の臭みがない。
    そしてその調味料でお肉がとても食べやすく、調理中の香りも良い。
  • タレにつけれ食べるジンギスカン
    羊肉独特のクセのある臭いがキツイが、人によっては「それこそが本来のジンギスカンだ」と言う人もいる。
    本来の羊肉に味の濃いジンギスカン専用のタレで臭いやクセが調和されで病みつきになります。

ジンギスカンでラム肉を焼く鍋には、こんな種類と違いがあります

ジンギスカン焼く鍋の種類と違い

穴あき鍋
外で炭火で焼くジンギスカンもまた魅力的です。
炭火が穴が空いている部分から直接あたり、香ばしい仕上がりとなる。
ラム肉の脂が程よく落ちて食べやすい。

タレにつけて食べるジンギスカンによく使います。

北海道では外でのバーベキューにもジンギスカンを焼きます。

穴なし鍋
室内でコンロを使ってジンギスカンを食べる時にとても便利です。
余計な脂が落ちず、本来のジンギスカンを楽しめます。

味付けジンギスカンのタレとラム肉が絡み、ご飯が進むような旨さが引き立ちます。

深い鍋
深い鍋を使う時は、野菜を沢山入れたい時、味付けジンギスカンをたくさん焼く時に、野菜やタレが鍋から溢れることなく便利ですよ。
味付けのタレに絡んだ野菜やラム肉が堪能できます。

味付けジンギスカンは、煮込みジンギスカンとも言われるほどですので、タレに煮込んでも美味しく食べられます。

ジンギスカンは、ホットプレートでも調理可能。専用鍋との違いとは

本州の方が思う本場のジンギスカンの食べ方は、ドーム型のジンギスカン専用鍋ではないでしょうか。
お店ではより雰囲気を出すために専用の鍋が使われますが、北海道の多くの家庭ではホットプレートを使用してジンギスカンを食べます。

温めたホットプレートに牛脂をひき、お肉を真ん中に入れ、その周りに野菜をたっぷり入れます。

野菜の水分と味付けラム肉のタレが混ざりあい丁度よい濃さになります。

濃い目が好きだったりうどんも投入したい場合は味付けラム肉の残ったタレを投入すると、味が濃くなったり、うどんにタレが絡みより美味しくなります。ジンギスカンでしか食べられないうどんの味が病みつきになります。

ジンギスカンを存分に堪能したら、最後のシメは

先走って上記で話題にしてしまいましたが、ジンギスカンのシメといえばうどんです。
ジンギスカンのタレに絡めたうどんは、ジンギスカンでしか食べられません。

我が家は子供がいるので、うどんの投入はシメまで持ちません。
むしろ、ジンギスカンの具材として先に入れますが、最後まで残ったうどんは良い感じに焦げが付き、それもまた美味しいんですよ。

そんなシメのうどんですが、北海道の中心部、観光客がたくさん集まる札幌のジンギスカン店では、ラーメンやチャーハン、お茶漬けなどにしてシメを楽しむようになっています。
これは一般家庭にはまだ流通していませんが、そのシメの美味しさも徐々に家庭で話題となってきています。

道民はスーパーにも生のラム肉やジンギスカンが普通に売られていますが、本州ではスーパーで売られていることは珍しいでしょう。
ネットや電話で北海道から取り寄せることができますので、ぜひ試してみてください。