一度開けたワインコルクの正しい閉め方と残ったワインの保存方法

一人で楽しむワインや料理に使うワインは、一回ではなかなか空けきれず、残してしまうことが多いですよね。

今回は残ったワインの正しい保存方法について紹介します。
一度開けたワインコルクを使ってそのまま保存する閉め方も紹介しますが、ワインの鮮度を保って保存するためには違う保存方法がおすすめです。

どれも簡単な保存方法ばかりですし、ワインの保存に適した便利なアイテムも紹介していきますので、最後まで目を通してお気に入りの保存方法を見つけてみてくださいね。

関連のおすすめ記事

食費の節約術を紹介します!5人家族はかさ増しがおすすめ

5人家族の食費の節約術にはどんなものがあるのでしょうか。まとめ買いや値引き品をしているのに、なぜか食...

卵を大量消費するなら冷凍卵がおすすめ不思議な食感がクセになる

卵が安売りの時に買いだめしたり、あるいは卵があるのにまた買ってしまったりなど、気付くと冷蔵庫に卵が大...

冷凍ご飯の解凍方法はレンジ以外でも美味しく食べるコツを紹介

冷凍ご飯の解凍方法といえば電子レンジを使った解凍が一般的ですが、電子レンジ以外でも解凍することはでき...

餃子の皮でスイーツが簡単に作れる!おすすめレシピや保存方法

餃子の皮が余ったときは、手作りスイーツを簡単に作ってみましょう。餃子の皮を焼いたり揚げたりするだ...

野菜が苦手でも食べやすいおかず。子供が喜ぶ美味しいレシピ

野菜がちょっと苦手というお子様は多いと思います。子供の嫌いな野菜の代表と言えば、ニンジンやピーマン、...

燻製が手軽にできる?ダンボールと100均の材料で作る燻製器

燻製は面倒なイメージがありますが、お家で手軽に楽しむことができると、自家製の燻製を作る方が増えていま...

腹持ちのいい食べ物とは?朝・昼ごはんにおすすめ食材やメニュー

朝ごはんをしっかり食べても、高校生や大学生など若い学生さんは、すぐにお腹が空いてしまい、次の食事まで...

唐揚げを塩麹で下味冷凍!下味冷凍のポイントやレシピをご紹介

塩麹は酵素によって食材本来の旨味を引き出すとことから、注目をされている調味料です。鶏肉の唐揚げに使用...

野菜で作る美味しいお菓子!子供の野菜嫌いを克服する簡単おやつ

子供の野菜嫌いに頭を悩ませているお母さんもいるのではないでしょうか。「好き嫌いをせずに野菜もモリ...

シュウマイをアレンジして食べられるレシピについて知りたい

シュウマイは中華料理の中でも人気のメニューのひとつですよね。いつも通り普通に食べるのも美味しいで...

冷凍フライドポテトの作り方!自宅で簡単にできる美味しいコツ

冷凍のフライドポテトの作り方はコツを掴めば自宅でも簡単です。さらに、冷凍食品のフライドポテトでも...

シュウマイはフライパンで包まないまま!簡単レシピを紹介

シュウマイはフライパンを使って包まないでも作ることができたら簡単に作ることができます。シュウマイを作...

夕ご飯の献立は子供も大人も喜ぶものにしよう

夕ご飯の献立を毎日考えるのって大変ですよね。大人好みのものにしてしまうと、子供には食べづらい味付...

宅配と出前ってどんな違いがあるの?その他食べ物にまつわる言葉

宅配や出前は、家にいながら美味しい食べ物が食べられる、便利なシステムです。普段何気なく使って...

野菜嫌いを克服するための料理レシピ!子供に作りたい野菜おかず

子供の野菜の好き嫌いが多いとお悩みの方はいませんか?苦労して小さく切って、わからないようにしても、す...

一度抜いたワインコルクで蓋をする閉め方

ワインコルクで再度栓をする方法

コルクを抜いた後は空気が入って膨れ上がって、もう二度とワインの瓶口に入らなそうなイメージですよね。しかし力をこめてギュッとねじこめば、抜いたコルクでも再び入れなおして栓をすることはできます。

瓶口に入れる前にラップを巻きつけておくと、さらに密閉できることができます。
あまり無理して入れるとコルクが割れてしまうことがあるので、その場合は諦めて他の閉め方を試しましょう。

またワインを美味しく保つには空気に触れさせないことが大切なので、完璧に栓ができていないこの状態で保存する場合は、2~3日以内に飲みきるようにしましょう。それ以上経過すると味が劣化しやすくなってしまいます。必ず冷蔵庫で保存するようにしてくださいね。

ワインを別ボトルに詰め替えて保存する時の閉め方

コルク以外のワインの閉め方

飲みかけのワインを美味しく保つには、空気に触れさせないことが大事だとお伝えしました。
そのためペットボトル、キャップのある瓶など、密閉できる容器に移し替えるのが一番良いでしょう。もっと密閉度を高めたい場合は、ワイン専用の真空容器もあります。

ワインを移し変える時のコツ

ワインを移し変えるペットボトルなどは、もちろん洗ってから入れてくださいね。
清涼飲料水なら洗っても匂いが残っていることがあるので、できればミネラルウォーターが入っていたペットボトルが望ましいです。

そして空気が入るスペースをできるだけ減らすために、容器いっぱいにワインを入れるのがポイントです。少ししか残らないなら小さめの容器にするなど、ワインの残った量に合わせて容器を用意しましょう。もし半分以上スペースが余ってしまったという時は、ペットボトルなら少し圧縮してから蓋をすると、空気を少し抜くことができます。

最初から飲みきれないかも…と予感しているなら、ワインのコルクを抜いた直後に半分ぐらい移し変えておけば、より長く風味を保ったまま保存することが可能ですよ。
ペットボトルなどに入れ替えた後も冷蔵庫で保存してください。

ワインコルクの代わりに専用のポンプや蓋を使う閉め方

ワインのコルク代わりになるアイテム

飲みかけのワインをコルクで再度栓をすることは、コルクの材質によっては困難なので、あらかじめ栓をできるアイテムも一緒に用意しておくと良いです。

  • ワインキャップ
    差し込むだけの簡易なタイプのワインキャップです。瓶口に差し込む鉄部分にゴムがぐるっと付いていて、差し込むだけで栓が可能です。100円均一に売っていることもあります。このタイプは完全に密閉できるか?というと微妙なので、すぐに飲む予定がある場合に良いでしょう。
  • 真空キャップ
    はめ込んでから空気を抜くタイプのキャップもあります。レバータイプやポンプタイプ、性能の高いものなら電動のものがあります。密栓度は高く、コルクで再栓したものや簡易キャップより風味が長持ちします。横に倒してもこぼれづらいです。
  • フィルターキャップ
    空気を抜くタイプではなく、空気を吸収するフィルターがついているキャップです。
    面倒な手間はなく、飲みかけのワインの口に乗せるだけ。ワインを飲む頻度が高い方におすすめです。

ワインコルクを使わずに窒素ガスで保存する方法

窒素ガスを用いたワインの保存方法

空気が触れて酸化してしまうのをさらに少なくしたいという方におすすめなのは、窒素ガスを充填して、酸素農度を下げる方法です。

ワインショップなどに売っているワイン保存用の窒素ガススプレーを、飲み残したワインの瓶口に中に注入します。スプレー缶には細いストローが付いているので注入しやすくなっています。そしてキャップをすればOK。ただキャップをするだけより、酸化を防ぎやすくなりワインを美味しく保つことができるでしょう。

価格は2000円前後のものからあり、使い捨てのものから、ガスがなくなったら中身を取り替えられるボンベタイプのものもあります。ガスがなくなったら取り替えるのは面倒ですが、より美味しさを追求したい方にはおすすめです。

飲み残しのワインの正しい保存方法と保存期間

飲み残したワインの保存方法

ワインは常温で飲んでも美味しいですが、飲み残した場合は冷蔵庫で保管するのが望ましいです。
先ほどご紹介した方法などでしっかりと栓をして、なるべく早めに飲んでください。

ワインに消費期限はありませんが、一度栓を開けたものは1週間も過ぎると、だんだん風味が変わってきてしまいます。酸っぱく感じたり匂いに変化を感じたりしてしまうので、美味しく飲みきりたい場合は3日以内、多少劣化しても構わないという場合でも、1週間ぐらいで飲みきりたいところです。

風味が変わってしまった場合や、飲みきれそうにない場合は、料理に再利用するのがおすすめですよ。

普段はもったいないので料理にワインは使わないという方も、一度使ってみてください。味の深みが出て感動するはずです。ビーフシチュー、ミートソース、チーズソース、牛丼など。ぜひ捨てずに最後までワインを楽しんでくださいね。