豚肉【厚切り】焼き方を紹介!お家で簡単に美味しく食べるコツ

豚肉の厚切りステーキは焼き方次第で美味しさが変わってきます。
自分でするとどうしても固くなったり、美味しく焼くことができないという人もいるでしょう。そんなあなたは必見です。

そこで、厚切りした豚肉の美味しい焼き方についてお伝えしていきましょう。

厚切り豚肉を美味しく焼くにはコツがあります。
ぜひ参考に、家でもまるでお店のような美味しい厚切りステーキを楽しみましょう。

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豚肉の厚切りを美味しく食べる焼き方は下準備がポイント

豚肉の厚切りをおいしく焼くためには、きちんとした準備をしておきましょう。

普段皆さんは豚肉の厚切りはどこに保存していますか?

当然冷蔵庫で保存しているでしょう。
冷蔵庫に入れておくと、冷えていますしお肉にとっても良い環境で保存できます。
しかし、焼く時に豚肉が冷たい状態はよくありません。

  • 焼いた時に厚切り豚肉に均等に火が入らない
  • 中心部が焼けるのに時間がかかり、他の部分が固くなる

冷たいままで焼き始めると、上記のようなことになってしまいます。

豚肉を上手に焼く為に、焼き始める1時間くらい前に冷蔵庫から出して室温にしておきます。

このときは窓際など暑くなりやすい場所におくと傷む可能性もあるので置かないように気をつけましょう。

そして、常温に戻った豚肉に下味をつけます。
下味には塩コショウを使い、表と裏両面にたっぷりかけます。
少し多いかなと思うくらいが丁度いいです。
コショウが苦手な人は、塩だけかけてもOKです。
下味をつけるときは、手でつまんでふりかけても、容器に入れて振りかけるのでもどちらでも問題ありません。

厚切りした豚肉の美味しい焼き方を紹介

おいしく焼くための下準備ができたら、次は豚肉の厚切りのおいしい焼き方のご紹介です。

焼き始める部位を意識することが大切です。

豚肉の厚切りには脂身と赤身に分かれますがまず最初は脂身から焼くようにしましょう。

普通に豚肉をフライパンに入れてしまっては脂身も赤身も一緒に焼かれてしまいます。
ですので、菜箸やトングで赤みを持ち上げるようにして、脂身のみをフライパンにつけて焼きます。
焼き加減の目安として、しっかりと焦げ目がつくくらいにします。
焦げ目がつくことで、豚肉のいい香りがでてきていつもと同じ豚肉も美味しくなります。

さらに、豚肉の厚切り肉はしっかりと焼く為に時間をかけてしまいがちです。
そうすると、水分などが出てしまい固くパサついてしまうことも多いです。

豚肉の厚切りはジューシーな方がよりおいしいので、パサつかないように焼くときの火加減にも注目です。

焼く時には火加減は弱火で最後まで焼きます。
そうすることで、豚肉の中心温度が高くなりすぎないので旨味である肉汁も中にとどまることができます。

弱火で時間をかけるとより中まできちんと焼けているのか気になると思います。
そんなときは竹串を刺してみるとわかりやすいです。
刺した時に透明な汁が出てくればしっかりと焼けているサインなので、そろそろ焼けたかな?と思ったときは確認するといいでしょう。

厚切り豚肉が美味しくなる焼き方のコツ

さらに、厚切りの豚肉をおいしく焼き上げるコツがあるのでご紹介します。

  • 豚肉を入れてから火をつける
    いつものようにフライパンに油をいれてあらかじめ熱してから豚肉をいれて焼きたくなりますが、注意しましょう。
    豚肉の水分を閉じ込めるために、フライパンに油を入れたら豚肉をいれて全体にまとわせます。
    そこで初めて火をつけて焼き始めます。
    この順番をかえると、厚切りの豚肉をおいしく焼くことができます。
  • 焼き始めに出てきた水分は取る
    弱火で焼いていると、少しずつ水分が出てきます。
    これは、残してそのまま焼いておくのではなくきちんと拭き取りましょう。
    豚肉から出てくる水分が全て旨味というわけではなく、最初のものはアクなのでとったほうがおいしく焼けます。
    最初に取るのを怠ってしまうと、途中から出てくる旨味と混ざってしまうので、出てきた段階で取り除くことがおすすめです。

肉の厚さによって焼き加減を調節すること

厚切りの豚肉にはそれぞれ厚さが異なるので、焼き加減を調整する必要があります。

豚肉の厚切りで比べると分かりづらいですが、薄切り肉と比べるとわかりやすいと思います。

薄切り肉と厚切り肉を同じ時間焼くとします。
少しの加熱時間でしっかりと焼くことのできる薄切り肉を厚切り肉と同じように5分焼くと焼きすぎてしまい固くなります。
反対に薄切り肉の焼き時間に合わせると、厚切り肉はほとんど焼けていない状態になるでしょう。

これと同様に、同じ厚切り肉でも1cm厚みが違うだけで焼き時間も変える必要があるので覚えておきましょう。
表面と裏面を焼く時には、ほぼ同じ時間焼くようにします。
厚みがあるほど焼き時間を長くしてくださいね。
2cmくらいの厚みのもので両面で8分程度で焼き上がります。
それよりも薄ければ短く、厚ければ長くするのがおすすめです。

また、自分で何度か焼いているうちに丁度いい時間もわかってくるので、その度にタイマーで時間をはかるなどしておくといいでしょう。

お家で簡単美味しく豚肉の厚切りステーキを楽しみましょう

これまでご紹介した焼き方のコツをおさえると、豚肉の厚切りステーキをおいしく焼くことができます。

さらに、最後のポイントとしてフライパンでしっかりと最後まで火を通すのではなくアルミホイルで包んで中まで火を通す方法もあります。

フライパンでの焼き時間を短くして、豚肉を取り出しアルミホイルで包んでおいておくだけです。
この時、フライパンから取り出してから包むようにしてください。

包んでおいておく時間は、フライパンで焼いた時間を目安に、同じくらいにしましょう。包んでいる間に余熱でじっくりお肉に熱が加わっていくので肉汁や水分が抜けすぎないのでフライパンで最後まで火を通すよりもジューシーになります。

焼き上がった後は、ステーキソースを自分で作ることもできるので味の幅が広がります。焼いた時にでた肉汁を使うと深みも出ますし、好みの味のソースも作れます。
あっさりさせたい時には大根おろしや玉ねぎを使って和風にしたり、刻みニンニクやオニオンフライを使うとガッツリとしていて食べごたえがあります。

ソースをかえるだけで何パターンもの豚肉のステーキを食べることができるので、色々アレンジしてみるといいでしょう。