大根を育てる上で欠かせない作業が間引きです。間引きした後に出る間引き菜は、捨ててしまっているという方も多いと思いますが、捨てずに美味しく調理してみませんか?
そこで、大根の間引き菜を使った、簡単で美味しいレシピをご紹介します。間引き菜は柔らかく、火も通りやすく調理しやすいのが特徴です。お味噌汁に入れても美味しくいただけますが、それ以外にも、いろいろなアレンジで、美味しい食べ方があります。
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大根の間引き菜の食べ方、あっさり浅漬けレシピ
大根の間引き菜、いつもそのまま捨ててしまって、畑の隅で枯れていくのを申し訳なく思ってしまいますよね。
他の大根を大きく育てる為とは言え、せっかく育った小さな大根、葉っぱだけですが美味しく食べて消費したいです。
作り方は、よく洗った間引き菜をジッパー付きの袋に入れて、塩を振り、塩が全体に行きわたるまで袋を振ります。その後、空気を抜いて揉み込みます。
大根の間引き菜は、葉の部分や茎の部分に小さな棘が生えている場合もありますから、よく揉み込んで口に入る時に気にならないくらい揉んだ方が良いです。
大根の品種によりますから、間引き菜を購入する場合は棘のすくない物を選んで購入するとよいでしょう。
大根の間引き菜の美味しい食べ方、ご飯のお供になるふりかけ
大根の間引き菜は、シャキシャキした食感が好まれますが、炒めて振りかけにしても美味しく食べる事ができます。
特にちりめんなどと一緒に炒めると振りかけにすることができ、野菜の嫌いなお子さんなども美味しく食べる事ができます。
間引き菜をレンジで加熱してから使う様にします。耐熱皿に大根の間引き菜を乗せ塩を振り加熱します。ラップをふんわりかけて4から5分加熱します。
大根の間引き菜の量や大きさによってもレンジの時間が変わりますので、少量の場合は2分くらいから様子をみて加熱していくと良いです。
次に、フライパンでちりめんを炒めていきます。ごま油を引きちりめんをカリカリに炒めます。カリカリのまま使用したいので、一度お皿に取ります。
そのままフライパンで大根の間引き菜を炒め、調味料を入れて更に炒め、水分が無くなったらちりめんを入れて混ぜたら出来上がりです。
ちりめんは大体30から35グラムくらいですが、大根の間引き菜の量が少ない場合は、ちりめんも少なめに入れて下さい。同様に、調味料も少なめに調整して入れるようにしてください。
間引き菜の食べ方、大根の間引き菜を使った簡単副菜
大根の間引き菜は、茹でてから食べやすい大きさに切れば他の青菜などと一緒の料理に使うことができます。
例えは、ナムルやお浸し、お味噌汁の具、サラダに入れても良いですし、海鮮のものと一緒に炒めても美味しいですし、浅漬けを利用してご飯に混ぜておにぎりにしても良いです。
副菜ならば、大根の間引き菜をめんつゆで煮て、火が通ったら上から溶き卵を回し掛け、卵とじにしても良いですし、揚げに茹でた大根の間引き菜を入れて爪楊枝で留めて、醤油ベースの汁で煮ても味が染みてシャキシャキンの食感の副菜が出来上がります。
細かく切って他の具材と一緒に炒めてみてください。食感が面白いですよ。
大根の葉の上手な保存方法のコツ
間引き菜は葉だけですから、あっという間に乾燥してしまいます。
よく洗った間引き菜は、水分をきちんと拭き取り、ジッパー付きの袋に入れて野菜室に入れて保管するか、先に全部茹でてしまい、水分を軽く手で絞って取り、密封容器に入れて冷蔵庫で保管してください。
早めに消費してしまう様にしましょう。
冷凍して保管したい場合は、塩ゆでしてから水けを切り、使いやすい大きさに切ってラップに包み、ジッパーの付いた袋に入れて保管するようにしてください。
冷凍すると、大体1か月ほど持ちますが、できるだけ早く食べる事をお勧めします。
美味しい大根を作るには間引きが大切
大根は、一つの穴に5つほどタネを入れて発芽させ、時期を見て間引き、更にもう少し大きくなると今度は大根同士の間隔を空ける為に間引きします。
この時、全部大きく育てたいと思っても、間引きしなければお互いの栄養を奪い合い、大きく成長していけなくなってしまいます。
ですから、大根を大きく育てたい時はためらわずに間引きするようにしてください。
いつもなら間引きするときに申し訳ない気持ちで間引いていたものも、間引いてから食べると思えば少しくらい多めに育てても悪い気はしませんね。