ナスをフライパンで焼くときは、油をひいて調理をしますが、ナスが油をどんどん吸収してしまい、油が少なかったのかなと思う方も多いと思います。フライパンでナスを焼いても、いつもべちゃっとした仕上がりになってしまうという方は、作り方に間違いがあるのかもしれません。
そこで、ナスをフライパンで焼くときの、上手な焼き方をご紹介します。
上手に調理すると食感が良くなるだけでなく、ナス本来の甘みも感じられます。美味しい作り方をおさらいしてみましょう。
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フライパンでのナスの焼き方のコツ
夏になるとナスが美味しい季節ですよね。
スーパーにもナスが安売りしていたり、長ナス、丸ナスなど種類も豊富にあります。
皆さんに問いかけている私もそのうちの1人です。
フライパンに油をひいてナスを焼くとナスが油を吸ってしまい油がなくなってしまいます。
だから油を足しますよね。
すると油を入れすぎてしまったのか、できあがりナスがベチャベチャに…その改善方法はあるのでしょうか。
それに我が家は子供たちがナスが苦手です。
美味しく焼くことができれば、子供達がナスを克服してくれるのではないか、そんな期待もしています。
ナス炒め、油を足す行為が失敗の元
これがNG行為となります。
油を吸ってしまったナスは、熱が加わることでナスの水分と一緒にじわじわと出てくるので焦る必要はないです。
フライパンの上手なナスの焼き方は焦らないこと
上手なナスの焼き方は焦らないことです。
主婦は時間がない中料理をしているので、ナスの焼き方に限らずせっかちになりぎみなんですね。
ですが!ナスは違うんですね。
ナスはじっくりゆっくり焼くことで美味しく焼ける
ナスのベチャベチャな仕上がりも油が多いことが原因です。
ナスをゆっくり焼くことで熱が加わったナスから吸ってしまった油とナスの水分が出てくるので、本来ナスに油を足す必要はないんですよ。
覚えておきましょうね。
ナスの切り方とアク抜きについて
ナスを使ってする料理によってナスの切り方が違います。
ナスの切り方
ナスのヘタはヘタの先端から少し下を躊躇なくバッサリ切っている方がほとんどでしょう。
ですが、ここでもポイントがありあます。
ナスはヘタの先端に旨味が多い
この切り方では旨味を全て廃棄してしまっているんですね。
ヘタはヘタ部分のみ手でちぎるか、包丁でそぐか。どちらかの方法でなるべく先端の身を残しておきましょう。
最も食べやすいのは一口大に切るナスです。
ナスを縦に半分に切る場合は、皮側に格子状に切れ目を入れると火の通りが早く、もし皮が固くても食べやすいナスになります。
ナスのアク抜き
ナスは切った表面が空気に触れることでアクがでてきます。
切った後にすぐ調理する場合にはアク抜きは必要ありません。
切った後に使うまで時間がある場合には、水にさらしておきます。
もう一つのアク抜きの方法が、ナスの表面に少々の塩をふりかけます。
アクが出たらキッチンペーパーで拭き取りましょう
フライパンを使った焼きナスの作り方。焼き方はこんがりと
フライパンを使ったナスの焼き方はある程度理解できましたか。
普段はせっかち主婦さんでも、ナスを焼くときはその間、ダイニングテーブルでコーヒーを飲む時間にして一息つきましょう。
先程も述べたようにナスはじっくりゆっくり焼くのが肝心ですね。
こんがり焼き色がつくまでナスに触れる必要はありません
揚げ物をする時は衣が剥がれないように、油に投入し焼き色が付きまで触らないようにしますよね。
ナスもナスの内部にある水分や、一度吸った油を外に出すには時間がかかるのです。
そのため、すぐに触ってしまうからベチャベチャなナスの仕上がりになってしまうんですね。
ナスのベチャベチャした食感は苦手な人がたくさんいますが、焼き方を見直すことでナスを克服できる人もいるのではないでしょうか。
美味しいナスを選ぶポイント
- ヘタを切る時すの付近の実まできりすぎない(その部分に旨味が詰まっている)
- 切ったナスをすぐに使わない場合はアク抜きをする
- 油を足さない
- 弱火~中火で焦げ目がつくまでゆっくり焼く
- 焦げ目がついてからひっくり返す