ナスの正しい焼き方。フライパンで作る美味しいナス料理の秘訣

ナスをフライパンで焼くときは、油をひいて調理をしますが、ナスが油をどんどん吸収してしまい、油が少なかったのかなと思う方も多いと思います。フライパンでナスを焼いても、いつもべちゃっとした仕上がりになってしまうという方は、作り方に間違いがあるのかもしれません。
そこで、ナスをフライパンで焼くときの、上手な焼き方をご紹介します。
上手に調理すると食感が良くなるだけでなく、ナス本来の甘みも感じられます。美味しい作り方をおさらいしてみましょう。

関連のおすすめ記事

餃子の皮で簡単ピザ!オーブンやオーブントースターを使った方法

餃子の皮が余ったら、子供も大人も大好きなピザにしてみませんか?餃子の皮を使うとカリッとした軽い食感の...

豚バラの肉巻きで野菜も美味しい!簡単おすすめレシピを紹介

豚バラで野菜を肉巻きするとボリュームのあるおかずになります。そんな豚バラの肉巻き野菜はお弁当のお...

唐揚げの美味しい揚げ方、片栗粉と小麦粉の衣の違いについて

唐揚げはレシピ通りに作ってもベチャッとしてしまったり、肉が硬くなってしまったりと、揚げ方によって食感...

誕生日に手料理で作るコース料理レシピ。彼氏に作りたいレシピ

彼氏の誕生日に、自宅でコース料理風に手料理を作って、誕生日をお祝いしたいという方もいると思います。自...

豆苗ともやしは節約食材!炒めレシピと保存・豆苗の再生栽培方法

豆苗ともやしは節約食材としても人気の野菜です。シャキシャキの食感で、炒め物にもよく使われている野菜で...

冷凍ご飯を美味しく食べるレシピ。リゾットの作り方

一人暮らしの人や、ご飯をさっと作りたい時に便利なのが冷凍ご飯ですよね。解凍して普通のご飯として食...

やかんの内側に付いたカルキ汚れをクエン酸で落とす方法

やかんを使っているうちに、底の部分に白っぽい汚れが付いてくることがあります。食器用洗剤とスポンジでこ...

夜ご飯の時間が遅い人におすすめのヘルシー&簡単レシピをご紹介

仕事が忙しいと夜ご飯も遅い時間になりがちですが、少しでもカロリーを抑えたメニューにしたいと思っている...

大人数のもてなし料理・冬の美味しいレシピとおもてなしのコツ

冬になると色々なイベントが目白押しです。自宅にお客様を招いて、ホームパーティーをする予定の人もいるの...

冷凍肉まんの蒸し方!ふっくら美味しいコツや簡単アレンジを紹介

冷凍の肉まんを美味しく食べたい。そんなときは蒸し方に工夫をしてみましょう。冷凍の肉まんは蒸し器が...

卵をいい感じに消費出来るお菓子についてご紹介

卵は常に冷蔵庫にあるという方も多いと思いますが、それと同時にあまり消費していなかったのに、うっかり賞...

たこ焼き粉のレシピは余りものでも美味しい!おすすめを紹介

たこ焼き粉はたこ焼き以外にアレンジできるレシピを知っておくと、たこ焼き粉の余りも上手に美味しく使うこ...

豚のハツの美味しい食べ方簡単な下処理の方法を紹介します

栄養もあって値段もお手頃な豚のハツ、それなのにお肉コーナーにあってもスルーしないでぜひ手にとって...

自宅焼肉におすすめの美味しい食べ方!家でもお店気分を味わえる

家族全員焼肉が大好きというご家庭は多いと思いますが、焼肉屋さんに行くとかなりの出費になるものです。家...

大人数のご飯におすすめ!家で食べる美味しい料理とレシピ紹介

お家で大人数で食卓を囲むとき、どんなご飯を用意しようか悩むこともあるのではないでしょうか。人数が増え...

フライパンでのナスの焼き方のコツ

夏になるとナスが美味しい季節ですよね。
スーパーにもナスが安売りしていたり、長ナス、丸ナスなど種類も豊富にあります。

せっかくナスの出番が多くなったのに、ナスを上手く調理できなくてお困りの人いませんか。
皆さんに問いかけている私もそのうちの1人です。

フライパンに油をひいてナスを焼くとナスが油を吸ってしまい油がなくなってしまいます。
だから油を足しますよね。
すると油を入れすぎてしまったのか、できあがりナスがベチャベチャに…その改善方法はあるのでしょうか。

それに我が家は子供たちがナスが苦手です。
美味しく焼くことができれば、子供達がナスを克服してくれるのではないか、そんな期待もしています。

ナス炒め、油を足す行為が失敗の元

これがNG行為となります。

油を吸ってしまったナスは、熱が加わることでナスの水分と一緒にじわじわと出てくるので焦る必要はないです。

そんなこととはつゆ知らず、油を足してしまっていたなんて、私を含めせっかちさんが多いですね。

フライパンの上手なナスの焼き方は焦らないこと

上手なナスの焼き方は焦らないことです。
主婦は時間がない中料理をしているので、ナスの焼き方に限らずせっかちになりぎみなんですね。

気持ちが先へ先へと向いてしまうのは、日々の主婦の仕事の多さを分かっている私としては十分理解できます。

ですが!ナスは違うんですね。

ナスはじっくりゆっくり焼くことで美味しく焼ける

ナスのベチャベチャな仕上がりも油が多いことが原因です。
ナスをゆっくり焼くことで熱が加わったナスから吸ってしまった油とナスの水分が出てくるので、本来ナスに油を足す必要はないんですよ。

多くの主婦の感想を代弁すると「なるほど~」でしょうか。私もそうでしたから。
ナスは油を足さずに焦らずゆっくり焼く!

覚えておきましょうね。

ナスの切り方とアク抜きについて

ナスを使ってする料理によってナスの切り方が違います。

ナスの切り方

ナスのヘタはヘタの先端から少し下を躊躇なくバッサリ切っている方がほとんどでしょう。
ですが、ここでもポイントがありあます。

ナスはヘタの先端に旨味が多い

この切り方では旨味を全て廃棄してしまっているんですね。

ヘタはヘタ部分のみ手でちぎるか、包丁でそぐか。どちらかの方法でなるべく先端の身を残しておきましょう。

最も食べやすいのは一口大に切るナスです。
ナスを縦に半分に切る場合は、皮側に格子状に切れ目を入れると火の通りが早く、もし皮が固くても食べやすいナスになります。

ナスのアク抜き

ナスは切った表面が空気に触れることでアクがでてきます。
切った後にすぐ調理する場合にはアク抜きは必要ありません。

切った後に使うまで時間がある場合には、水にさらしておきます。
もう一つのアク抜きの方法が、ナスの表面に少々の塩をふりかけます。
アクが出たらキッチンペーパーで拭き取りましょう

ナスの美味しい食べ方は焼き方だけではなく、切り方、アク抜きにも注意しなければいけなかったんですね。
なるほど~。

フライパンを使った焼きナスの作り方。焼き方はこんがりと

フライパンを使ったナスの焼き方はある程度理解できましたか。
普段はせっかち主婦さんでも、ナスを焼くときはその間、ダイニングテーブルでコーヒーを飲む時間にして一息つきましょう。

先程も述べたようにナスはじっくりゆっくり焼くのが肝心ですね。

こんがり焼き色がつくまでナスに触れる必要はありません

揚げ物をする時は衣が剥がれないように、油に投入し焼き色が付きまで触らないようにしますよね。
ナスもナスの内部にある水分や、一度吸った油を外に出すには時間がかかるのです。
そのため、すぐに触ってしまうからベチャベチャなナスの仕上がりになってしまうんですね。

ナスも焼き色が付くまで触らない!これが正しいナスの焼き方です。

ナスのベチャベチャした食感は苦手な人がたくさんいますが、焼き方を見直すことでナスを克服できる人もいるのではないでしょうか。

ナスを焼くときは、「焼き色が付くまで触らない」これを意識してみてくださいね。

美味しいナスを選ぶポイント

  • ヘタを切る時すの付近の実まできりすぎない(その部分に旨味が詰まっている)
  • 切ったナスをすぐに使わない場合はアク抜きをする
  • 油を足さない
  • 弱火~中火で焦げ目がつくまでゆっくり焼く
  • 焦げ目がついてからひっくり返す
これらのポイントを守ってナスが美味しい季節を楽しみましょう。