ナスの正しい焼き方。フライパンで作る美味しいナス料理の秘訣

ナスをフライパンで焼くときは、油をひいて調理をしますが、ナスが油をどんどん吸収してしまい、油が少なかったのかなと思う方も多いと思います。フライパンでナスを焼いても、いつもべちゃっとした仕上がりになってしまうという方は、作り方に間違いがあるのかもしれません。
そこで、ナスをフライパンで焼くときの、上手な焼き方をご紹介します。
上手に調理すると食感が良くなるだけでなく、ナス本来の甘みも感じられます。美味しい作り方をおさらいしてみましょう。

関連のおすすめ記事

魚焼きグリルでパンは水も入れて焼くと美味しい!焼き方と注意点

魚焼きグリルを使って食パンを焼くことができるのを知っていますか?このとき、水も入れて焼いた方がい...

卵をいい感じに消費出来るお菓子についてご紹介

卵は常に冷蔵庫にあるという方も多いと思いますが、それと同時にあまり消費していなかったのに、うっかり賞...

鳥の丸焼きはダッチオーブンがおすすめ、作り方を詳しく解説

キャンプへ行くなら、ダッチオーブンを使って鳥の丸焼きに挑戦してみてはいかがでしょうか。ダッチオー...

やかんの内側に付いたカルキ汚れをクエン酸で落とす方法

やかんを使っているうちに、底の部分に白っぽい汚れが付いてくることがあります。食器用洗剤とスポンジでこ...

一度開けたワインコルクの正しい閉め方と残ったワインの保存方法

一人で楽しむワインや料理に使うワインは、一回ではなかなか空けきれず、残してしまうことが多いですよね。...

餃子の皮使って出来る、お弁当にピッタリな簡単おかずをご紹介

餃子の皮の使い道といえば、餃子ですが、実はアレンジ次第で、お弁当のおかずにも活用出来るのです。ち...

卵を使ったご飯に合うおかずレシピ、子供も喜ぶ朝ごはんをご紹介

寝坊した日の朝ごはんほど、子供に何を食べさせればいいのか悩んでしまいます。そんな時におすすめした...

豆苗と豚バラともやしを使った簡単美味しいおすすめレシピを紹介

節約の強い味方といえば豆苗ともやし。そんな豆苗ともやしは豚バラにもとても合います。豆苗ともやしを使え...

なすと豚肉を使った料理が知りたいあなたに贈る簡単レシピ

なすは夏から秋にかけてが旬の美味しい夏野菜のひとつです。シンプルに焼きナスにしても美味しいですが...

クエン酸を使ってマイドリンクを作ろう!レシピをご紹介します

梅干しなどに含まれているクエン酸。すっぱいイメージがありますが、スポーツドリンクなどにも使われていま...

片栗粉とタピオカ粉の違い!代用品と違い・美味しいレシピを紹介

タピオカドリンクを自分で手作りしたいと思っても、家にタピオカ粉がないこともあります。でも、片栗粉であ...

餃子の皮で簡単ピザ!オーブンやオーブントースターを使った方法

餃子の皮が余ったら、子供も大人も大好きなピザにしてみませんか?餃子の皮を使うとカリッとした軽い食感の...

冷凍おにぎりは自然解凍でOK?冷凍おにぎりの美味しい食べ方

おにぎりを作って冷凍しておくと、急いでいるときの時間短縮となり便利です。そのまま自然解凍で美味しく食...

大根の間引き菜の美味しい食べ方!捨てずに食べたい簡単レシピ

大根を育てる上で欠かせない作業が間引きです。間引きした後に出る間引き菜は、捨ててしまっているという方...

昼ご飯のメニューを簡単にするコツとランチにおすすめのレシピ

一人分の昼ご飯を作るのはなんだか面倒なものです。なるべく手間をかけずにお昼ごはんを作りたいと思う人も...

フライパンでのナスの焼き方のコツ

夏になるとナスが美味しい季節ですよね。
スーパーにもナスが安売りしていたり、長ナス、丸ナスなど種類も豊富にあります。

せっかくナスの出番が多くなったのに、ナスを上手く調理できなくてお困りの人いませんか。
皆さんに問いかけている私もそのうちの1人です。

フライパンに油をひいてナスを焼くとナスが油を吸ってしまい油がなくなってしまいます。
だから油を足しますよね。
すると油を入れすぎてしまったのか、できあがりナスがベチャベチャに…その改善方法はあるのでしょうか。

それに我が家は子供たちがナスが苦手です。
美味しく焼くことができれば、子供達がナスを克服してくれるのではないか、そんな期待もしています。

ナス炒め、油を足す行為が失敗の元

これがNG行為となります。

油を吸ってしまったナスは、熱が加わることでナスの水分と一緒にじわじわと出てくるので焦る必要はないです。

そんなこととはつゆ知らず、油を足してしまっていたなんて、私を含めせっかちさんが多いですね。

フライパンの上手なナスの焼き方は焦らないこと

上手なナスの焼き方は焦らないことです。
主婦は時間がない中料理をしているので、ナスの焼き方に限らずせっかちになりぎみなんですね。

気持ちが先へ先へと向いてしまうのは、日々の主婦の仕事の多さを分かっている私としては十分理解できます。

ですが!ナスは違うんですね。

ナスはじっくりゆっくり焼くことで美味しく焼ける

ナスのベチャベチャな仕上がりも油が多いことが原因です。
ナスをゆっくり焼くことで熱が加わったナスから吸ってしまった油とナスの水分が出てくるので、本来ナスに油を足す必要はないんですよ。

多くの主婦の感想を代弁すると「なるほど~」でしょうか。私もそうでしたから。
ナスは油を足さずに焦らずゆっくり焼く!

覚えておきましょうね。

ナスの切り方とアク抜きについて

ナスを使ってする料理によってナスの切り方が違います。

ナスの切り方

ナスのヘタはヘタの先端から少し下を躊躇なくバッサリ切っている方がほとんどでしょう。
ですが、ここでもポイントがありあます。

ナスはヘタの先端に旨味が多い

この切り方では旨味を全て廃棄してしまっているんですね。

ヘタはヘタ部分のみ手でちぎるか、包丁でそぐか。どちらかの方法でなるべく先端の身を残しておきましょう。

最も食べやすいのは一口大に切るナスです。
ナスを縦に半分に切る場合は、皮側に格子状に切れ目を入れると火の通りが早く、もし皮が固くても食べやすいナスになります。

ナスのアク抜き

ナスは切った表面が空気に触れることでアクがでてきます。
切った後にすぐ調理する場合にはアク抜きは必要ありません。

切った後に使うまで時間がある場合には、水にさらしておきます。
もう一つのアク抜きの方法が、ナスの表面に少々の塩をふりかけます。
アクが出たらキッチンペーパーで拭き取りましょう

ナスの美味しい食べ方は焼き方だけではなく、切り方、アク抜きにも注意しなければいけなかったんですね。
なるほど~。

フライパンを使った焼きナスの作り方。焼き方はこんがりと

フライパンを使ったナスの焼き方はある程度理解できましたか。
普段はせっかち主婦さんでも、ナスを焼くときはその間、ダイニングテーブルでコーヒーを飲む時間にして一息つきましょう。

先程も述べたようにナスはじっくりゆっくり焼くのが肝心ですね。

こんがり焼き色がつくまでナスに触れる必要はありません

揚げ物をする時は衣が剥がれないように、油に投入し焼き色が付きまで触らないようにしますよね。
ナスもナスの内部にある水分や、一度吸った油を外に出すには時間がかかるのです。
そのため、すぐに触ってしまうからベチャベチャなナスの仕上がりになってしまうんですね。

ナスも焼き色が付くまで触らない!これが正しいナスの焼き方です。

ナスのベチャベチャした食感は苦手な人がたくさんいますが、焼き方を見直すことでナスを克服できる人もいるのではないでしょうか。

ナスを焼くときは、「焼き色が付くまで触らない」これを意識してみてくださいね。

美味しいナスを選ぶポイント

  • ヘタを切る時すの付近の実まできりすぎない(その部分に旨味が詰まっている)
  • 切ったナスをすぐに使わない場合はアク抜きをする
  • 油を足さない
  • 弱火~中火で焦げ目がつくまでゆっくり焼く
  • 焦げ目がついてからひっくり返す
これらのポイントを守ってナスが美味しい季節を楽しみましょう。