パン屋さんに並ぶ美味しくて可愛いパン。自分でも作ってみたいと思う方は多いと思います。パン作りは難しそうなイメージがありますが、簡単なパンから始めてみませんか?
そこで、パン作り初心者向け、まずは揃えたい道具や、初心者でも作れる簡単パンレシピをご紹介します。
自分でパン作りができれば、毎日の朝食やお子様のおやつなど、いつでも安心なパンを食べることができます。
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パン作り初心者が揃えたい必要な道具
しかし、それにはパン作りのために必要な道具を揃えなくては、始めることすら出来ません。
ですので、材料だけではなくパン作りに必要な道具が自分の家にもあるのかを確認しなくてはいけません。
ここではまず、パン作り初心者が揃えたい必要な道具についてご紹介します。
必ず必要な道具
- 大きいサイズのボウル
- キッチンスケール
- オーブン
とりあえずこの3つがあれば、なんとかパン作りを始めることが出来ます。
さらに、これがあると便利だという道具についてもご紹介します。
あると便利な道具
- パンをこねる作業台、またはマット
- スケッパー、またはカード
- 麺棒
パン作り初心者向け、道具の選び方のポイント
適当な道具選びをすると、レシピ通りに作っているつもりでもなぜか失敗してしまう原因になりかねません。
パン作り初心者向けの、道具の選び方のポイントについてご紹介します。
- ボウル
ボウルはステンレスやガラス、プラスチックなど、素材にはさまざまな種類があります。
それぞれに持っている特性が異なりますが、おすすめは電子レンジ対応のガラスのボウルです。
ガラスのボウルは重さがあるので、こねる時に安定しますし、電子レンジ対応のものであれば、材料を加熱したい時にそのままレンジに入れることも出来ます。
ただ、必ずしもガラスのボウルでなくてはいけないというわけではありませんので、家にあるボウルが別の素材でも、それをそのまま使ってもかまいません。 - 量り
パン作りで重要なことのひとつに「材料を正確に量る」というポイントがあります。
たかが1gでも量り間違うと、思わぬ失敗に繋がります。
ですので、量りを選ぶ時は、小数点まで表示されるデジタルスケールをおすすめします。 - オーブン
オーブンは200℃以上出るものであれば、電気でもガスでもOKです。
焼き過ぎを防ぐためにタイマー機能があるものが便利です。 - 作業台、マット
パン作り用の作業台やマットは、パンがくっついてズレたりしない安定性や、洗いやすくて扱い易さものにすると、ストレスなくパン作りが出来ます。 - スケッパー、カード
こねた生地を分ける時に便利なスケッパーもパン作りで活躍する道具のひとつです。
よく見るのがステンレス製で持ち手のあるものですが、シリコン製で持ち手の箇所が曲線になっているカードはボウルに残った材料をこそげ取るのに便利なので、そちらのタイプもおすすめです。 - 麺棒
パン生地を伸ばすのに便利な麺棒は、円柱形の日本式と、左右にハンドルのある西洋式があります。
西洋式は見た目もおしゃれで、伸ばしやすいという利点がありますが、重たくて場所を取り、洗う時に少し手間取るという欠点も持っています。
元々持っているのでしたら、西洋式で構いませんが、これから新しく購入するのであれば、シンプルで扱いやすく、材料を砕くのにも使える日本式をおすすめします。
初心者におすすめのパン作りレシピ、簡単ミルクパン
道具を揃えることが出来たら、さっそくパン作りに取り掛かりましょう。
初心者におすすめのパン作りレシピ、簡単ミルクパンの一次発酵までの手順についてご紹介します。
●材料(6個分)
- 強力粉 … 150グラム
- ドライイースト … 3グラム
- 牛乳 … 120cc
- 砂糖 … 7グラム
- 塩 … 3グラム
- マーガリン、またはバター 適量
- 強力粉(分量外) 適量
●作り方
- 小鍋に牛乳を入れて火にかけ、人肌程度に温める。(36℃~40℃)
- 牛乳が温まったら、ドライイーストを溶かし入れる。
- ドライイーストが溶けたら、さらに砂糖、塩も入れて溶かす。
- ボウルにマーガリン、またはバターをまんべんなく塗りつける。
- マーガリンを塗りつけたボウルに強力粉200g、温めた牛乳を入れて混ぜていく。
最初は木べらなどで混ぜて、ある程度まとまったら、手でこねるとやりやすいです。 - 生地をこねて馴染んだら、全体を丸くまとめる。
- 丸まった生地を入れているボウルにラップをかけ、温かい場所で一次発酵させる。
一次発酵させる場所の温度の目安は30℃から40℃です。
こたつや、オーブンの発酵機能を使うなどしましょう。
時間は1時間ほど置いておきます。 - 1時間後、膨らんだ生地を指で押しても戻らなければ、一次発酵完了です。
押しても戻ってくる、膨らみが足りない、という場合は、もう30分ほど置いてみましょう。
次は形成と、焼きの工程です。
簡単ミルクパンの一次発酵が終わってからの手順
この項目では、前の項目で一次発酵が完了したパン生地を切り分けて、焼き上がるまでの工程について紹介します。
- 膨らんだ生地を作業台に置き、手のひらでで伸ばしてガス抜きをします。
- 生地を8等分に分けて丸めます。
- 天板にクッキングシートを敷き、その上に生地を並べます。
生地同士がくっつかないように、離して置きましょう。 - 上から絞った濡れ布巾、もしくはキッチンペーパーを被せ、20分から30分ほど二次発酵させます。
- 発酵が終わる時間に合わせて、オーブンを190℃に温めておきます。
- 発酵が終わって膨らんだ生地に乗せていた布巾を外し、生地を上から軽く押さえてから形を整え、生地の上に茶こしを使って分量外の強力粉を振りかけます。
- 温まったオーブンに生地を入れ、15分ほど焼いたら出来上がりです。
オーブンによっては、15分より早く焼き上がることもありますので、逐一様子を見るようにしましょう。
また、15分経っても、焼けていないようであれば、焼き時間を延長させましょう。
パン作りが簡単に始められるホームベーカリー
しかし、あまり料理が得意ではないという人は、これらの工程を読むだけでも難しそうに感じたかも知れません。
それでも家で手作りパンを簡単に楽しみたいという人におすすめなのが、ホームベーカリーです。
ホームベーカリーは、材料を分量通りに入れてスイッチを入れて待つだけで、美味しいパンを食べる事が出来ます。
こちらも発酵の時間が必要なので、少々時間はかかりますが、夜にセットして、朝食のタイミングに出来上がるようにすると、毎朝美味しいパンを食べる事が出来ます。
また、他のデメリットとしては、こねる作業の時に結構な音がしますので、他の部屋で寝ている人の安眠の妨げになったりしないように配慮した設置をしましょう。
子供に食の大切さを教えたり、自分好みの味のパン作りをしたいという人などは、是非挑戦してみてください。