塩麹は酵素によって食材本来の旨味を引き出すとことから、注目をされている調味料です。鶏肉の唐揚げに使用する場合も、鶏肉の旨味はもちろん、ジューシーさもプラスされ下味として多くの方が活用しています。
ここでは塩麹で下味をつけたまま唐揚げの鶏肉を冷凍保存する方法、また解凍後のレシピについてもご紹介をいたします。
唐揚げによく合う副菜についても紹介をしていますので、合わせて参考になさってください。
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下味冷凍がおすすめの理由について
唐揚げを作る時、冷凍せずにそのまま調理する方が多いと思います。
それでも出来たては十分美味しいのですが、冷えた時に硬くなってしまう、美味しさが半減してしまうことは否めません。
もっと美味しく、更に冷えても美味しい唐揚げの作り方があります。
塩麹と調味料で下味をつけて冷凍すること
そして食べたいときに解凍して揚げます。
そうすることで、鶏肉の旨味が引き立ち、ジューシーに、柔らかい唐揚げに仕上がります。
唐揚げは揚げる前に、調味料に数時間つけておきます。
浸けておく調味料のお酒にはお肉を柔らかくする効果があるのですが、塩麹をプラスし冷凍しておくお肉に味にがしっかりと馴染みます。
塩麹で冷凍した鶏ももの唐揚げレシピ
材料
- 鶏もも肉 2枚
- 塩麹 大3くらい (お肉にまんべんなくつく程度)
- しょうが、にんにく 各少々
- 醤油 大さじ半分
作り方
- お肉を一口大に切りジップロックに入れる
- 塩麹を鶏肉全体になじませる
- 調味料をなじませる
- 空気を抜いてジップロックを閉じ冷凍する
揚げる前に片栗粉をまぶして揚げます。
冷凍の仕方を工夫すればお弁当のおかず分に取り分けることができて便利です。
お弁当にボリュームが欲しい時、あと1品と言うときに下味冷凍をしておくと困ることがありません。
しかし、量のわりの値段も結構するのでかなりの出費になります。
唐揚げの下味冷凍は節約のためにはじめましたが、旦那や子供達からの評価がとても良く今では鶏肉の特売日に多めに買って、夜ご飯にお弁当にと活用しています。
塩麹の唐揚げ、下味冷凍を鶏むねで作る場合
節約や健康を意識して唐揚げに鶏ももではなくて鶏むねを使う人がいますが、お肉が硬く、モソモソとした食感が気になる人もも多いのではないでしょうか。
塩麹を使えば鶏むね肉でも美味しい唐揚げが作れちゃうのです。
鶏むね肉の塩麹唐揚げレシピ
鶏むね肉は鶏の筋肉が発達している部分です。
肉の表面をフォークで数カ所さして、繊維を分解していきます。
こうすることで、柔らかくし、火が通るときの焼き縮みをなくします。
そして塩麹で下味冷凍をすることで、鶏もも肉となんらかわらない唐揚げに仕上がるのです。
分量や作り方は、上記の鶏もも肉と同じです。
鶏肉を塩麹で下味をつけてそのまま揚げると塩から揚げになる
工夫することで色んなフレーバーを楽しむことができます。
焼いたり揚げたりする時は塩麹を軽く落として、弱火でじっくり調理してくださいね。
鶏肉に塩麹の下味冷凍する場合の注意点について
冷凍の仕方
お肉は調味料がまんべんなく馴染むように平らに冷凍すること。
- 冷凍期限
冷凍期限は1ヶ月以内を目安にする(食材の劣化を防ぐため) - 火加減
塩麹は焦げやすいので、火加減に注意する(塩麹が多い場合は軽く拭き取ってから揚げる)
解凍法
- 解凍はなるべく朝のうちの冷蔵庫に入れておく
- 冬場なら自然解凍もOK、解凍ささったらすぐに冷蔵庫へ
- 夏場の自然解凍が食事アガ傷みやすいので避けたほうが良い
冷凍法
- お肉は鮮度の良いものを選ぶ
- 買ってから鮮度が落ちないうちに下味冷凍する
- 夜ご飯用、お弁当用と分けて冷凍すると便利
塩麹で味付けをした唐揚げによく合う副菜
塩麹で下味した唐揚げは味がしっかりしています。
塩麹の分量によっては塩分が少々強いこともあるでしょう。
唐揚げの時にあると良い副菜
- グリーンサラダ
- トマトサラダ
- おひたし
- きんぴらごぼう
- ポテトサラダ
- 卵焼き
- 酢の物
- カルパッチョ
どんな副菜でも塩分控えめで素材の味を生かしたものにすると健康的な夕飯になりますよ。
唐揚げは夕飯にもお弁当にも大変人気が1品です。
そんな唐揚げを生かした副菜にするよう心がけましょう。
塩麹で下味冷凍することで鶏むね肉の食感のイメージが驚くほど変化しますよ。唐揚げは下味冷凍!
この基本を覚えて、素敵な食卓にしましょう。