鶏肉で作るお弁当に入れたい簡単美味しいレシピ

食べざかりのお子様の弁当には、鶏肉も使いやすい食材です。朝から油たっぷりの揚げ物はちょっと難しいですが、朝の忙しい時間には、もう少し簡単に作れるレシピがおすすめです。
そこで、鶏肉を使ったお弁当におすすめの簡単レシピをご紹介します。時間がたっても美味しく食べられるレシピです。お腹の空いたお昼に、ご飯の進む鶏肉レシピでお腹を満たしましょう。

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揚げ焼きで簡単、お弁当に入れたい鶏肉の照り焼き

から揚げをする時の油の加熱時間は意外と長いものです。特に時間が無い時にはまだかまだかと何度も箸を入れて温度を確かめます。たっぷりと入っている油が恨めしくなってしまいます。そこで、油をグッと減らして揚げ焼きにしてみました。油炒めを作るときの2倍くらいの量の油を入れて揚げ焼きにすると早く火が通り美味しく出来上がります。

お弁当に入れたい簡単鶏肉の照り焼き

  1. から揚げにするように下味をつけた鶏肉を炒めるときの3倍程度の量の油で焼きます。
  2. 中まで火が通ったら大まかな油を捨てる、もしくはキッチンペーパーで吸い取って捨てます。
  3. みりんとしょう油を入れて絡んでベタッとなったらできあがりです。

仕上がりはたっぷりの油で揚げたときと殆ど変わりません。焼き加減により焦げ色が濃くなりもしますが、衣はカリッと美味しいです。
油の消費もぐっと抑えることができるので、揚げ焼きをするようになってから油を購入する頻度か減りました。

お弁当の彩りも良くなる簡単甘辛鶏肉炒め

鶏肉ムネ肉は家計のお助け食材と言えるでしょう。
料理というのは油と砂糖をたっぷりと使うと美味しく感じるものです。外食をすると油たっぷりで甘みが強く濃い味ですが、たまに食べるには美味しいものです。
家庭で毎日同じに調理していると身体に良くないと思われるのと、飽きます。

弁当にも!簡単甘辛鶏肉炒め

油の量は適度にして甘みは身体に良いと言われるてんさい糖やはちみつを使用して甘辛鶏肉炒めをつくりましょう。

鶏肉の下味はから揚げを作る時と同様で良いでしょう。料理を自分でするようになって感じた事は、どの料理も殆ど同じ味付けであるということです。これは料理好きの他人から言わせると「とんでもない」のでしょうが、家庭においてしょうゆ味の料理では料理酒、みりん、しょうゆ、砂糖を使用するものが非常に多く見受けられます。塩コショウ味ではお肉や魚を使用する場合は臭みを取るために料理酒を振りかけて炒めて最後に塩コショウをします。他にトマト味、クリーム味がありますが、私にとってはしょうゆ味の味付けはどれも殆ど同じです。から揚げの場合は基本のしょうゆ味で砂糖を入れずにしょうがとにんにくを入れます。
今回は甘辛にするのでから揚げの味付けに酢を加えます。
下味がしみた鶏肉を炒めて、野菜は彩がよくなるように冷蔵庫にあるものや好みで入れます。切り方は乱切りが合いますが、子供に野菜も食べさせたい場合には細切りにしてお肉に絡み付くようにします。野菜がお肉と分離しているとお肉しか食べないのですが、細くなってお肉にくっついていると一緒に食べるためです。

炒めあがったら溶いた片栗を入れてとろみをつけます。私は夏の間は畑でササゲ豆とミニトマト、パセリが収穫できるので、それらを使います。

お弁当におすすめ、鶏肉で作る簡単チリソース

我が家ではしょうゆ味、塩コショウ、トマトソース、ホワイトソース味の料理がよく登場するのですが、たまに変わった味も食べたくなります。そんな時にはエビチリソースのソースだけもものを購入します。子供には辛すぎる場合にはトマトを増量して味を薄くしてケチャップとソースで味を調えます。
時間があるときはニンニクと玉ねぎと人参のみじん切りを炒めて刻みトマトを入れてしょう油、砂糖に豆板醤を少し入れて味付けして作ります。
最後にごま油を少々振り掛けると中華らしい風味がつきます。

鶏肉を炒めてチリソースを絡めるだけで完成です。
我が家では庭に生えているパセリやハッカ、ペパーミントを刻んでかけます。

鶏ムネ肉と鶏もも肉の使い分けについて

鶏ムネ肉と鶏もも肉が店頭にならんでいるのを見ると、同じ鶏なのにこんなに値段が違うのか…と感心します。
私は子供の頃はお肉の脂が嫌いだったので、鶏もも肉は鬼門でした。母はよくから揚げを作ってくれたのですが、外見だけでは鶏ムネ肉か鶏もも肉かはわかりません。「わーいから揚げだ!」とひとつつまんでかじった瞬間にグジュッと軟らかく油が染み出ると慌てて口から出してうがいをしたものです。二人いる姉達も同様で、父だけが「うまい!」と食べていました。そのため母は鶏肉というと鶏ムネ肉しか買わないようになりました。鶏ムネ肉の皮を取り除き精肉の部分だけを使用するのです。美味しいと食べている私たちに父はよく「脂が少しあった方が美味しいんだ。これは木のこっぱみたいだ」と言っていました。
大人になると多少好みが変わり、照り焼きにするには鶏もも肉が美味しいと思うようになりました。照り焼きは油を引かずに焼き、お肉から出る脂で調度よくなります。鶏ムネ肉を照り焼きにすると硬くてあぶらっけが無くて確かに「木のこっぱみたい」と思いました。しかし、から揚げは油で揚げるので外部から油が浸み込みます。鶏ムネ肉でも充分ジューシーに仕上がります。
茶碗蒸しに入れたりバンバンジーにする場合にはささみが合いますが、ささみは鶏ムネ肉よりもお値段が高くなります。そのため、私は皮を排除した鶏ムネ肉を使っています。

鶏肉の保存は下味冷凍が便利

鶏肉を保存する場合には、切って下味をつけてから一回使用する分ずつまとめてビニール袋に入れて冷凍すると便利です。

から揚げ用の味で下味をつけておくと多くの料理に活用できるので、私は全てから揚げ用で下味をつけています。しかし、それでは不都合が生じる場合には料理酒だけにしたり、塩麹で下味をつけるのもよいでしょう。
沢山合って味を分けたい場合にはビニール袋それぞれにお肉を入れてから味を入れると簡単です。