前日の残り物の肉じゃがを別の料理にアレンジしてお弁当に入れることはできないかと考えることもあるのではないでしょうか。
残り物をアレンジしてお弁当に入れることができれば、余った肉じゃがを無駄にすることもありません。
ここでは、余った肉じゃがをアレンジしてお弁当に入れるリメイクレシピについてお伝えします。上手にリメイクをして、美味しいお弁当を作りましょう。
また、お弁当を傷ませないためのコツなど、美味しいお弁当を作るポイントについてもご紹介します。こちらも是非参考にしてみてください。
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肉じゃがをアレンジしてコロッケに!お弁当にもおすすめ
余った肉じゃがは翌日のお弁当のおかずに使いたいですよね。肉じゃがをそのままお弁当に詰めてしまうと肉じゃがの汁気が心配になったり、食べ飽きも気になるところです。
余り物の肉じゃがはアレンジして違う料理にするのが一番です。
肉じゃがコロッケは人気のおかずの1つ。余った肉じゃがを使った作り方をご紹介します。
- 鍋に余った肉じゃがを入れて火にかけてください。焦げないように気をつけながら、弱火~中火で肉じゃがを煮詰めて汁気を飛ばします。水分がなくなったら火を止めて冷めるまで待ってください。
- 肉じゃがの粗熱がとれたら、じゃがいもをフォークの背で潰してください。肉や人参など他の具材は包丁で小さく切ってから、つぶしたじゃがいもに混ぜます。
汁気が多い場合は電子レンジに少しかけると水分を飛ばすことができます。 - コロッケの形に整えたら、衣をつけてください。小麦粉を薄くまぶし、卵、パン粉の順につけていきます。170~180度の油で揚げたら、油をしっかりと切って出来上がりです。
肉じゃがと油揚げで作るアレンジレシピ!お弁当にもピッタリ
残った肉じゃがのアレンジなら、油揚げを使った簡単おかずもおすすめです。
油揚げをカリッと焼き、肉じゃがにはケチャップを加えて味を変えるのがポイントです。
- 肉じゃがの中のじゃがいもはフォークで潰してください。他の具材は包丁で細かく刻みます。潰したじゃがいもと他の具材を混ぜ合わせ、ここにケチャップを加えて混ぜてください。このちょい足しでトマト味の肉じゃがになり、違った味に作り変えることができます。
- 油揚げの横に包丁を入れて袋状にしてください。油揚げの中に肉じゃがを詰めます。油揚げの開いた口の部分は爪楊枝でとめてください。
- フライパンを温め、肉じゃがを詰めた油揚げをこんがりと焼いたら出来上がりです。油をひかないフライパンに油揚げを置いて焼き、2~3分焼いたところでひっくり返してもう片面も焼きます。両面で5分ほど焼いたら火を止め、半分に切って盛り付けます。
アレンジ料理をお弁当に!肉じゃがを包んで美味しく揚げよう
残り物の肉じゃがは春巻きの具に使うこともできます。
しっかり味付けされているので、調味料なしでそのまま食べても美味しいですよ。春巻きは油で揚げて作りますが、少なめの油で揚げ焼きをすることもできます。
また、春巻きの皮は常温に出して柔らかくしておくと包みやすくなります。
- 汁気をきった肉じゃがは包丁で荒めに切ってください。具材は大きめでも大丈夫ですが、ある程度細かくしないと巻きにくくなります。
- 春巻きの皮の上に刻んだ肉じゃがを乗せ、春巻きを作るときと同じ要領で巻いてください。春巻きの角を手前にしてひし形の形に置いたら、肉じゃがを適量置きます。手前の三角の部分を折り、右側の端も具材に被せるように折ってください。そのまま向こう側へ具材ごとひと巻きしたら、今度は左側の端を折り込みます。向こう側へひと巻きして、残った皮に水で溶いた小麦粉を塗り、はがれないようにしっかりとくっつけてください。
- 160~170℃の油でじっくりと揚げるか、又は多めの油で揚げ焼きをして完成です。
肉じゃがをお弁当に入れる時の注意点
肉じゃがをお弁当に入れるときは、冷蔵庫から取り出して汁気をきりながら詰めてください。
肉じゃがは汁気を切りながら詰めても、水分が気になることがありますよね。そんな時は肉じゃがの下にとろろ昆布を敷いてみてください。とろろ昆布が肉じゃがの汁気を吸い込み、とろろ昆布が味の邪魔になることもありません。鰹節を肉じゃがの下に敷いても良いですよ。食べる時に肉じゃがと混ぜ合わせると更に美味しくいただくことができます。
最初から肉じゃがの汁気を飛ばすようにして煮詰めたり、とろみをつけておくのもおすすめです。
肉じゃがが出来上がったら水溶き片栗粉を入れて汁気にとろみをつけてください。調味料が更に具材にからみ、しっかりとした味でご飯もすすみます。
肉じゃがの汁気をなくすことで傷みやすくなるのを防ぎ、ご飯や他のおかずにまで調味料がしみこむこともありません。
美味しくお弁当を食べるために!お弁当を傷みにくくする方法
肉じゃがは傷みやすいので、お弁当のおかずに入れるときは注意が必要です。
残り物は作ってから時間がたち、お弁当に詰めた後は常温の状態になります。
抗菌作用のある梅干しや生姜などの食材を使うのもおすすめです。ごはんの中央に梅干しをおくだけでも違いますよ。おかずにも梅干しを使ってみたり、生姜ならいろいろな料理に使いますよね。
おかずを素手で触らないようにすることも大切です。お弁当箱に詰めるときは必ず菜箸やスプーンを使うか、使い捨てのビニール手袋をはめて直接食材を触らないようにします。おにぎりを握るときも素手ではなく、ご飯をラップでくるみ、ラップの上から握るようにしてください。