冷凍できるお弁当の作り置きおかずについて、注意点やコツも紹介

忙しい朝のお弁当作りは時間との戦い。揚げ物や焼き物などガスコンロやIHもフル回転です。

そこで少しでもお弁当作りの時間を短縮する方法、お弁当の冷凍作り置きおかずについてご紹介をいたします。

作り置きする際のコツや注意点について、また冷凍作りおきにぴったりで、人気のおかずについてもご紹介をいたしますので、お弁当作りに役立ててください。

関連のおすすめ記事

冷凍を便利に活用!卵焼きを美味しく冷凍・解凍してお弁当にイン

忙しい朝のお弁当作りにストレスを感じている人もいるのではないでしょうか。お弁当の定番メニューの卵焼き...

ナスのチーズ焼きはお弁当にピッタリ!アレンジ方法を紹介

ナスのチーズ焼きをお弁当に入れたい!レンジやトースターでも簡単に作ることのできるので忙しい朝にもピッ...

お弁当作りの時間を短縮!今日からすぐに始められるコツを紹介

お弁当作りの時間はいつもどのくらいかかっていますか?忙しい朝はできるだけお弁当も早く作ってしまいたい...

ナスで作る美味しいお弁当レシピ!子供が喜ぶお弁当の作り方

幼稚園に通うお子さんをお持ちのお母さんたちは、毎日お子さんのお弁当レシピに頭を悩ませているかもしれま...

豚バラを使って作り置き!お弁当に使える簡単料理を紹介します

お弁当に使いやすい豚バラは作り置きしておけば忙しい朝にも入れやすい!固くなりにくい豚バラですが油...

豚ひき肉で作る美味しいつくね。お弁当用に冷凍保存もOK

毎日のお弁当作りは時間との戦いですよね。主婦の朝は、お弁当作りに朝食作り、子供のお世話に、自分の出勤...

ひき肉で作るお弁当のおかずレシピと便利な冷凍活用術

使い勝手が良くコスパも良いひき肉は、若い一人暮らしの女性にとっても扱いやすく、家計にも優しい食材の一...

弁当男子が喜ぶおかず!中学男子にぴったりなお弁当とレシピ紹介

中学生の男の子を持つお母さんの中には、どんな弁当を作れば息子が喜んでくれるのか知りたい人もいるの...

【野菜の作り置きおかず】お弁当にぴったりなおかずをご紹介

お弁当のおかず作りをしていると、タンパク質ばかりで野菜が不足していると、ふと気になることありませ...

唐揚げは丼弁当がおすすめ!簡単アレンジのコツやレシピを紹介

唐揚げを丼にしたお弁当はボリュームもあって、子供にも大人にも人気があります。揚げた唐揚げを乗っけ...

冷凍ご飯でおにぎりを作るときのポイントお弁当に入れるならコレ

冷凍ご飯でおにぎりを作ってお弁当に入れたいけれど、ご飯の味が落ちてしまうのでは?そんなときは、こ...

お弁当の作り方【初心者向け】お弁当作りの基本の知識を紹介

これから毎日の昼食に手作りのお弁当を作って持参しようと考えている人の中には、お弁当の基本の作り方を知...

肉じゃがはお弁当にはNG?詰め方次第でお弁当に入れても大丈夫

肉じゃがはお弁当には向かない料理といわれています。特に夏場は傷みやすいので注意が必要です。し...

冷凍のエビピラフはお弁当に便利!使い方と合うおかずを紹介

冷凍のエビピラフをお弁当に入れるときに少しアレンジしたいと思ったらこんな方法はいかがでしょうか?...

お弁当の詰め方に迷う人必見、おしゃれで美味しく見える詰め方

お弁当用の美味しいおかずができても詰め方がヘタで、いつも見栄えゼロのおしゃれとは程遠いお弁当に仕上が...

お弁当のおかずを冷凍で作り置きする良い点

お母さんは朝からフル稼働です。
家族の朝食を用意するだけではなく、お弁当の用意もしなければなりません。中には家族全員がお弁当というケースもあり、朝から何人分ものお弁当を作り上げるお母さんには尊敬の気持ちでいっぱいです。手際良くお弁当を作るお母さんですが、正直言うともう少しお弁当作りを楽にしたいというのが本音のようです。
やはり毎日朝からフル稼働は疲れますよね。

そんなお母さんに朗報です。

毎朝作っていたお弁当が、冷凍で作り置きすることが出来る

これなら毎日一から作る手間が軽減されるので、朝の時間をもう少しゆっくり使うことが出来ますね。
お母さんにとってはこれだけでも非常にメリットを感じられますが、冷凍で作り置きするのには他にもメリットとなることがあるようです。

冷凍の方が旨味がアップ

冷凍すると食感や味が落ちる、というイメージを持っている方は少なくありません。
確かに食材によっては食感や味を損なう場合もありますが、冷凍することで旨味をアップさせることも出来るのです。

ポイントはただ冷凍するのではなく、下味をつけてから冷凍することです。

冷凍されていく過程で食材に味が染み込んでいくので、じっくり寝かせたようなしっかりとした味になります。

まさにご飯のすすむお弁当が完成します。

時間とお金を節約

冷凍作り置きをしておけば、朝お弁当作りにかかる時間が短縮されるので、お母さんにとって貴重な時間を節約することが出来ます。

これでいつもよりゆっくり寝ていてもいいですし、朝日を感じながら一息つくのもいいですよね。

そして冷凍作り置きは家計にも優しいのです。

冷凍保存しておくと、冷蔵保存よりも長持ちさせることが出来るので、食材を無駄にすることがグッと少なくなります。食材が長持ちするので、ある程度まとめ買いしても問題ありません。
買い物に行く頻度も少なくなるので、「つい」買ってしまうということも防ぐことが出来ますよ。

お弁当のおかずを冷凍作り置きする際のコツ

お弁当のおかずを冷凍で作り置きすることは、お母さんにとって嬉しいメリットがいろいろある

メリットがあるなら、試さない手はありません。

味が落ちた冷凍にならないために、冷凍作り置きのコツも必見です。

小分け保存

冷凍で気になるのは、他の食品のにおいが移っていたり、食感が変化してしまうことではないでしょうか。

こんな残念冷凍おかずにならないために、保存には気を付けましょう。

特に煮物のような汁があるおかずは、他の食品に流れてしまわないようにお弁当カップなどに小分けにしておくことがおすすめです。

この方法なら必要な分だけを使うことが出来ますし、そのままお弁当に入れられるので容器を移し替える手間もありません。

調理後はすぐに保存

よく夜ご飯の残りを冷凍保存している方がいます。
悪いことではありませんが、より美味しく冷凍するなら調理後すぐに冷凍保存することが望ましいです。

残ったから冷凍するというより、冷凍するために作るという感覚でおかずを調理した方が作りたてに近い状態で食べられます。

保存前に粗熱はしっかり取る

粗熱が残ったまま冷凍してしまうと、余計な水分が出てしまいベチャッとした食感になってしまいます。
さらに菌の繁殖の可能性もあるので、必ず冷めたことを確認してから冷凍して下さい。

温かいままだと、冷凍庫本体にも負担がかかります。

冷凍の作り置きができるお弁当にぴったりなおかず

より冷凍の作り置きに適しているおかずを見てみましょう。

肉料理

お弁当に肉料理は必ずと言っていいほど使います。
まさにご飯のおかずですよね。

肉料理は冷凍作り置きに適しています。

しっかり下味を付けて調味料による水分を一緒に冷凍すると、パサつきが気にならずおすすめです。

しょうが焼きや照り焼きなどがおすすめです。
ハンバーグを冷凍作り置きする場合も、そのままのハンバーグよりは煮込みハンバーグにするとしっとりした食感が出やすいです。

魚料理

魚料理も肉料理同様に、下味を付けてから冷凍します。

そのまま冷凍すると、解凍したときにパサつきを感じることがあります。
味噌煮や西京焼きのように味付けをしておくと、しっかり旨味が閉じ込められ、柔らかな食感をキープ出来ます。

野菜料理

野菜料理も今までのことを踏まえると、煮物料理がおすすめです。

朝から煮物はなかなか作る余裕がないので、冷凍だからこそ存分にお弁当に入れられますね。

冷凍の作り置きおかず、自然解凍はNG?注意が必要な点

冷凍で作り置きしているおかずですが、お弁当に入れるときはどのように解凍するのがいいのでしょう。
そのまま詰めて自然解凍でもいいのでしょうか。

結論から言うと、自然解凍したおかずは望ましくありません。

冷凍のままお弁当に入れておくと、保冷剤の代わりにもなって傷みにくくしてくれるからいいという話を聞くことがあります。

しかし、時間をかけて自然解凍されている間に、菌が繁殖しやすくなるという特徴があります。
自然解凍だと水分が一緒に溶け出すので、これこそが菌を繁殖させる原因になってしまいます。

水分が溶け出すと、味も損なわれてしまいます。

なので、冷凍作り置きしたおかずをお弁当に入れるときは、電子レンジでしっかり加熱解凍してからということになります。

お弁当をまるごと冷凍作り置きにする方法もあります

冷凍の作り置きには、おかずだけではなくお弁当をまるごと冷凍作り置きする方法もあります。

これはご飯もおかずもまるごとということです。

全てを冷凍作り置き出来るなら、朝のお弁当にかかる手間から完全に解放されます。

全体的に均等に解凍されるために、全体の厚みを均等に詰める必要があります。
おかずは食べ頃なのに、ご飯が固くて冷たいお弁当ではがっかりですよね。

お弁当全体を均等に詰めることが出来れば、解凍ムラにがっかりすることもないので、お弁当まるごと冷凍作り置きも十分可能です。

お弁当まるごと冷凍するとしても、おかずだけを冷凍するとしても、いずれも今までよりお弁当作りの手間は大幅に軽減出来るでしょう。

冷凍することで旨味をアップさせることも叶えられるなら、お母さんにとってこんな嬉しいことを実践しない手はありません。

長期保存が出来る冷凍作り置きですが、やはり期限はあります。
作った日付がわかるようにして、美味しいうちに食べられるようにしましょう。