忙しい朝のお弁当作りは時間との戦い。揚げ物や焼き物などガスコンロやIHもフル回転です。
そこで少しでもお弁当作りの時間を短縮する方法、お弁当の冷凍作り置きおかずについてご紹介をいたします。
作り置きする際のコツや注意点について、また冷凍作りおきにぴったりで、人気のおかずについてもご紹介をいたしますので、お弁当作りに役立ててください。
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お弁当のおかずを冷凍で作り置きする良い点
家族の朝食を用意するだけではなく、お弁当の用意もしなければなりません。中には家族全員がお弁当というケースもあり、朝から何人分ものお弁当を作り上げるお母さんには尊敬の気持ちでいっぱいです。手際良くお弁当を作るお母さんですが、正直言うともう少しお弁当作りを楽にしたいというのが本音のようです。
やはり毎日朝からフル稼働は疲れますよね。
そんなお母さんに朗報です。
毎朝作っていたお弁当が、冷凍で作り置きすることが出来る
これなら毎日一から作る手間が軽減されるので、朝の時間をもう少しゆっくり使うことが出来ますね。
お母さんにとってはこれだけでも非常にメリットを感じられますが、冷凍で作り置きするのには他にもメリットとなることがあるようです。
冷凍の方が旨味がアップ
冷凍すると食感や味が落ちる、というイメージを持っている方は少なくありません。
確かに食材によっては食感や味を損なう場合もありますが、冷凍することで旨味をアップさせることも出来るのです。
ポイントはただ冷凍するのではなく、下味をつけてから冷凍することです。
冷凍されていく過程で食材に味が染み込んでいくので、じっくり寝かせたようなしっかりとした味になります。
まさにご飯のすすむお弁当が完成します。
時間とお金を節約
冷凍作り置きをしておけば、朝お弁当作りにかかる時間が短縮されるので、お母さんにとって貴重な時間を節約することが出来ます。
これでいつもよりゆっくり寝ていてもいいですし、朝日を感じながら一息つくのもいいですよね。
そして冷凍作り置きは家計にも優しいのです。
買い物に行く頻度も少なくなるので、「つい」買ってしまうということも防ぐことが出来ますよ。
お弁当のおかずを冷凍作り置きする際のコツ
お弁当のおかずを冷凍で作り置きすることは、お母さんにとって嬉しいメリットがいろいろある
メリットがあるなら、試さない手はありません。
味が落ちた冷凍にならないために、冷凍作り置きのコツも必見です。
小分け保存
冷凍で気になるのは、他の食品のにおいが移っていたり、食感が変化してしまうことではないでしょうか。
こんな残念冷凍おかずにならないために、保存には気を付けましょう。
特に煮物のような汁があるおかずは、他の食品に流れてしまわないようにお弁当カップなどに小分けにしておくことがおすすめです。
この方法なら必要な分だけを使うことが出来ますし、そのままお弁当に入れられるので容器を移し替える手間もありません。
調理後はすぐに保存
よく夜ご飯の残りを冷凍保存している方がいます。
悪いことではありませんが、より美味しく冷凍するなら調理後すぐに冷凍保存することが望ましいです。
残ったから冷凍するというより、冷凍するために作るという感覚でおかずを調理した方が作りたてに近い状態で食べられます。
保存前に粗熱はしっかり取る
粗熱が残ったまま冷凍してしまうと、余計な水分が出てしまいベチャッとした食感になってしまいます。
さらに菌の繁殖の可能性もあるので、必ず冷めたことを確認してから冷凍して下さい。
温かいままだと、冷凍庫本体にも負担がかかります。
冷凍の作り置きができるお弁当にぴったりなおかず
より冷凍の作り置きに適しているおかずを見てみましょう。
肉料理
お弁当に肉料理は必ずと言っていいほど使います。
まさにご飯のおかずですよね。
肉料理は冷凍作り置きに適しています。
しっかり下味を付けて調味料による水分を一緒に冷凍すると、パサつきが気にならずおすすめです。
ハンバーグを冷凍作り置きする場合も、そのままのハンバーグよりは煮込みハンバーグにするとしっとりした食感が出やすいです。
魚料理
魚料理も肉料理同様に、下味を付けてから冷凍します。
そのまま冷凍すると、解凍したときにパサつきを感じることがあります。
味噌煮や西京焼きのように味付けをしておくと、しっかり旨味が閉じ込められ、柔らかな食感をキープ出来ます。
野菜料理
野菜料理も今までのことを踏まえると、煮物料理がおすすめです。
朝から煮物はなかなか作る余裕がないので、冷凍だからこそ存分にお弁当に入れられますね。
冷凍の作り置きおかず、自然解凍はNG?注意が必要な点
そのまま詰めて自然解凍でもいいのでしょうか。
結論から言うと、自然解凍したおかずは望ましくありません。
冷凍のままお弁当に入れておくと、保冷剤の代わりにもなって傷みにくくしてくれるからいいという話を聞くことがあります。
自然解凍だと水分が一緒に溶け出すので、これこそが菌を繁殖させる原因になってしまいます。
水分が溶け出すと、味も損なわれてしまいます。
なので、冷凍作り置きしたおかずをお弁当に入れるときは、電子レンジでしっかり加熱解凍してからということになります。
お弁当をまるごと冷凍作り置きにする方法もあります
冷凍の作り置きには、おかずだけではなくお弁当をまるごと冷凍作り置きする方法もあります。
これはご飯もおかずもまるごとということです。
全てを冷凍作り置き出来るなら、朝のお弁当にかかる手間から完全に解放されます。
全体的に均等に解凍されるために、全体の厚みを均等に詰める必要があります。
おかずは食べ頃なのに、ご飯が固くて冷たいお弁当ではがっかりですよね。
お弁当まるごと冷凍するとしても、おかずだけを冷凍するとしても、いずれも今までよりお弁当作りの手間は大幅に軽減出来るでしょう。
長期保存が出来る冷凍作り置きですが、やはり期限はあります。
作った日付がわかるようにして、美味しいうちに食べられるようにしましょう。