肉じゃがはお弁当には向かない料理といわれています。特に夏場は傷みやすいので注意が必要です。
しかしお弁当への詰め方に工夫をして、肉じゃがをお弁当に入れている方もいらっしゃいます。
そこで、お弁当に肉じゃがを詰める際の工夫について、お弁当に適した肉じゃがの作り方などをご紹介いたします。また肉じゃがのリメイク方法についても紹介をしていますので、参考になさってください。
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肉じゃがをお弁当に入れる際の注意点、詰め方について
肉じゃがはお弁当のおかずにピッタリな1品と言われますが、季節や環境によってはその通りです。
冬は気温が低く弁当を常温で保管しても傷みにくいです。
しかし、冬でも暖房がガンガン効いた室内や陽当たりの良い場所に置いておくと傷みの原因になりますし、気温が高くなる夏場は要注意です。
肉じゃがを含め煮物は常温に置いておくと傷みやすい
お弁当のおかずとして心配点もあるのです。
肉じゃがをお弁当に入れるなら、職場が冷蔵庫がある環境なら季節、環境問わず心配なく入れられます。
冬場は陽に当たらないように保管し、夏場は保冷剤をいれるなど工夫をしましょう。
またお弁当に入れる際は、煮物特有の茶色感が出てしまうこと、肉じゃがの汁が漏れないか、他のおかずに染み込まないか懸念されるところでもあります。
肉じゃがをお弁当に詰める際はこれらに注意して工夫をしましょう。
気になる汁気はキッチンペーパーでとってから詰めれば心配はありません。
それでも多少の汁が出てしまうのでお弁当カップを利用してくださいね。
味がしっかり染みたおかずは食もそそりますよね。
お弁当に適した肉じゃがの作り方
肉じゃがは汁気があってこそ美味しいと思う方もいるでしょう。
汁気が多い肉じゃがはお弁当には不向き
肉じゃがの傷みやすい原因はその汁気でもあります。
長時間、常温や陽に当たると汁が傷み具材へと浸透させてしまいます。
これを覚えておくとお弁当作りのおかずにも困ることはないでしょう。
せっかくおかずに入れられる肉じゃががあるのに、汁気が多いことでお弁当に詰められず、もう1品作らなければいけいなんて、時間ない朝に悔しいですよね。
お弁当にいれるなら汁気なしの肉じゃがを作りましょう
汁気をいちいちキッチンペーパーで落とす手間も省け、お弁当作りの時短にも繋がりますよ。
人参やいんげんで彩りを出すこと、お弁当カップを使うことなど詰め方に注意していきましょうね。
肉じゃがのお弁当の詰め方、焼き肉じゃがをご紹介
汁気がある肉じゃがをお弁当に詰める時はこんな方法も。
肉じゃがを「焼き肉じゃが」に
お弁当に入れる分だけフライパンで再加熱しながら汁気を飛ばしていく。
表面に焦げ目が付き、肉じゃがの美味しさが引き立ちます。
バタバタな朝は、なるべく洗い物をしないように、詰めるだけのお弁当を心がけたいものです。
夕飯として汁気がある肉じゃがを家族が好むなら、この方法でも仕方がないでしょう。
面倒と言ってもキッチンペーパーで軽く汁気を落とすよりも確実に汁気をなくすことができますし、仕上がりも美味しいのは確かなのです。
少量残ってしまった汁気も弁当に詰めればうどんが吸ってくれます。
これはちょっとした裏技ですので、試してみてください。
自分にあった肉じゃがの詰め方の工夫でお弁当を作っていきましょう。
お弁当用の肉じゃがはリメイクで問題点を解決
肉じゃがを多めに作ったからといって、次の日も、その翌日も余った肉じゃがは家族もコリゴリ…
余った肉じゃがはリメイクをして問題点を解決していきましょう。
肉じゃがコロッケ
肉じゃがを潰して衣をつけてコロッケにすれば、肉じゃがと違った料理に!
揚げ物大好きな子供は大喜びな1品です。
肉じゃがうどん
肉じゃがの汁気を多く作った時にはうどんを入れて肉じゃがうどん。
しっかりとした汁気がうどんに絡み、食が進みます。
汁気の濃さによっては溶き卵につけてうどんを食べると、肉じゃがと、すき焼き風うどん2品に!
そして味が染みた肉じゃがとうどんを火に通して焼き肉じゃがにするとお弁当のおかずにも。
肉じゃがカレーに
肉じゃがを潰してルーやその他調味料を足すと出汁が効いたカレーに!
白米でもナンでも合う1品に。
型にとらわれた料理はレパートリーが限られるけど、基本をしっかりと作った元となるものがあれば、リメイクはオリジナル性があってなんぼです。
あなたもオリジナルリメイクで、夕飯や弁当のおかずにしていきましょう。
お弁当の詰め方で気をつける点と、美味しく見える詰め方について
美味しく見えるお弁当の詰め方と注意点
- おかずの汁気や水気を取る
- 立体的になるように詰めていく
- メインとなるものから順に大きいおかず→小さいおかずと詰めていく
- 緑や赤となるものは主張させすぎず、さりげなく見えるように、置くように。
- 崩れやすいものや汁気があるものはアルミカップを使用する
- 漬物やトマト、トッピングとなるようなものは、隙間を埋めるように詰めていく
- お弁当は完全に冷えたら蓋をしめると傷みづらい
- メインや副菜となるおかずは量の多い少ないを意識して、メインとなるものを強調させる
最初から上手にできる人はいません。数をこなし、失敗を学び、家族が喜ぶお弁当作りをしていきましょう。