豚肉をお弁当に入れると白く脂固まる!脂が固まりにくい調理法

豚肉をお弁当に入れると白く脂固まることがあります。豚肉が好きな方でも白く固まった、脂にまみれての豚肉には抵抗があるのではないでしょうか。

実は豚肉の脂は調理方法や、下味の付け方によって最小限にふせぐことが可能です。

ここでは豚肉の白く固まる油を少なくする方法、ちょっとした工夫で固まるのを防ぐ方法をご紹介いたします。

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豚肉をお弁当に入れると脂固まる場合は部位に注意

お弁当のおかずに使うことも多い豚肉ですが、食べる頃には白く脂が固まっていることも多くあります。

調理中は気にならない脂も、時間が経って冷めてくる頃には固まってしまうのです。

脂が固まるということは、その豚肉の脂の少ない部位を使っておかずを作ればいいのですが、豚肉はどの部位が脂が少ないのでしょうか。

豚肉の脂の少ない部位は「ヒレ」や「もも」です。

特にヒレ肉は脂も少ないですが、柔らかいのでとても食べやすいです。
ロース肉は脂は多いですが、赤身に脂が混ざっているのではなく外側についているので調理の際に切って取り除くこともできるので、ロース肉もおすすめです。

先ほどもご紹介したように、ヒレ肉は柔らかいのでお弁当のおかずに使うのがおすすめです。
冷めても脂が白く固まることもないので使ってみましょう。

ヒレ肉を使ったおすすめ料理は、なんといってもとんかつです。
前日の夜ご飯を作る時に、翌日分もつくっておけば、揚げ物も面倒ではありません。
食べざかりの子供にはとても喜ばれそうですよね。
また、シンプルに焼いて味付けをしたものもいいですし、ピカタにすると冷めてもおいしいですよ。

お弁当の豚肉を湯通しして使うと脂固まるのを防げます

脂の少ない部位はわかるけれど、そればかり使えるわけではないですよね。
料理によっては、脂の多い部分を使わなければいけないこともあるでしょう。

おかずを作る前に豚肉の湯通しをすると、冷めても豚肉の脂が白く固まらない

やり方は2通りあります。

  • 湯通し
    鍋にお湯を沸かしてから、豚肉をいれて湯通しします。
    このとき長時間茹でる必要はなくサッとくぐらす程度でOKです。
    長時間茹でてしまうと、豚肉がパサパサしてしまい美味しくなくなります。
  • 焼いた後に湯通し
    豚肉を生のまま湯通しするのではなく、一度焼いてから同じ様に湯通しします。
    一度焼くことでも脂が出てきます。
    チャーシューや角煮の際におすすめの方法です。
また、湯通しをしない際は、油を敷かずにお肉の脂で焼くのも1つの方法です。
その時は出てきた余分な脂は取り除かないと、冷めた時に白く固まってしまうので気をつけましょう。

豚肉に片栗粉をまぶすと豚丼弁当の脂固まる悩みを解決

お弁当の豚丼も脂が固まるおかずの1つです。

湯通しする時間がない時は、豚肉を焼く前にひと手間加えるだけで脂が固まるのを防いでくれますよ。

そのひと手間とは豚肉に片栗粉をまぶすということです。
そうすることで、豚肉に片栗粉の膜が張り、お肉の旨味や脂が出ていくのを防いでくれてさらに柔らかくなるのでいいことばかりです。
冷めているお弁当にもピッタリです。

豚肉に片栗粉をまぶす時はお皿などに広げてまんべんなくかけましょう。
その後は手でしっかりもみこんで豚肉全体に片栗粉が馴染むようにしてください。

後は、いつものように焼いて味付けをするだけです。

片栗粉をつけていることで、豚丼のタレも絡みやすくなっているのでとてもおいしいです。

片栗粉をつけるとしっかりタレの絡んだおいしい豚丼にになるので、お弁当用の豚丼ではないときでもおすすめです。

生姜焼き弁当の豚肉の脂が固らない下味の付け方

生姜焼きは大人でも子どもでも人気のメニューですが、お弁当にいれるとやはり脂が固まるのが気になります。

その際は、下味をつける時に一工夫して豚肉の脂が固まるのを防ぎましょう。

生姜焼きの下味に使うものは、醤油、みりん、生姜、にんにく、砂糖などだと思います。ですが、お弁当にいれる生姜焼きの場合にはその下味の中にサラダ油を少しプラスしてください。
そうすることで、豚肉の生姜焼きが冷めてしまっても白く脂が固まることはなくなります。

豚肉の脂は冷めると固まりますが、サラダ油は冷めてしまっても白く固まったりはしません。
また、朝のお弁当を作る時にお湯を沸かして湯通ししてから下味を付けるのは時間も手間もかかるので、下味といっぺんに下処理ができてしまうこの方法がおすすめです。

ここで短縮した時間で、もう1品おかずを作ったり、夜ご飯のしたごしらえなどをしておくこともできるので時短になるということはとてもありがたいですね。

お弁当が冷めないランチジャーもおすすめ

豚肉の脂が白く固まるのは冷めることが原因です。

そうであるならば、お弁当を冷めずに温かいまま食べることのできるランチジャーを使ってみるのもおすすめです。

そこでランチジャーのいいところや、使用する上で気をつけなければいけない点をみていきましょう。

  • いい点
    まず、最大のメリットは保温機能があるということです。
    それがあることで、温かい状態のまま食事をすることができますし、豚肉の脂が白く固まってしまうことも防げます。
    また、味噌汁などの汁物も一緒に持っていくことができるので、寒い冬などにはとても嬉しいことです。
    丼タイプなど種類があるのもいい点の1つです。
  • 注意点
    ランチジャーのいい点である保温機能ですが、食中毒には注意が必要です。
    温度が中途半端に高い25度~40度でお弁当箱に詰めてしまうと、最近が元気に活動してしまいます。
    そういったことを避けるために、ランチジャーにいれるときには最低でも65度以上の温度にしてから入れましょう。
    味噌汁やスープなどは一度加熱して熱い状態のまま入れましょう。
    また、普通のお弁当箱よりも重たいので持ち運びのしやすいタイプのランチジャーにするか、それを入れることのできるかばんを用意するのもいいですね。