仕事をしているママにとって毎日の夕飯の準備は大変なもの。お腹を空かせている子どものためにも、少しでも早く準備を済ませたいのではないでしょうか。
そこで今回は、鶏肉を使った時短メニュー「下味冷凍」のレシピをご紹介します。定番の親子丼や唐揚げも下味冷凍できます。値段の安いときにたくさん買って、まとめて作りましょう。
また、解凍する場合の注意点や冷凍保存期間についても説明します。美味しく食べるためにも、早めに食べきるようにしましょう。
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鶏肉のもも肉に下味をつけた「冷凍親子丼」の作り方
下味冷凍で親子丼を作ることも可能です。
作り方
まず鶏もも肉と玉ねぎを切り、チャック付きの冷凍保存袋に入れます。
次に保存袋の中に、醤油、砂糖、みりん、酒、顆粒和風だしを入れて空気を抜きながら封をし良く揉み込んで冷凍庫に入れて完成です。
冷凍するときは平らに整える
また、冷凍する前に保存袋に「親子丼」とっくのを忘れないようにしましょう。
数種類作って冷凍すると、どれがなんだか分からなくなります。
ただし夕方から冷蔵解凍を始めると晩ご飯の支度が遅れるので、流水解凍にすると安全に手早く解凍できますよ。
レンジの解凍モードでも出来ますが、保存袋がレンジに対応していないこともあるので、袋から入れ替えたり半解凍程度でやめておくなど少し気をつけながら解凍しましょう。
塩麹で下味をつけて冷凍すれば、鶏肉も柔らかくなります
鶏むね肉は調理するとどうしてもパサパサしてしまいがちです。
塩麹が鶏むね肉の中の水分を逃さずしっかり補ってくれる
唐揚げや焼料理などにつかてもプリプリで食感がとても良くなります。
塩麹には食材の旨味成分を引き出す成分が入っているので、鶏むね肉を塩麹漬けにすることで肉の旨味や甘みがよく出るようになるのです。
冷凍することで塩味もしっかりつくので、その後の調理も手間なく簡単に出来ます。
料理をする得意、鶏肉を最初に下味を付けて15分~30分冷蔵庫に入れておくという高知の料理は結構多いです。
ですがこの塩麹漬けの下味冷凍をするようになってから、下味の手間がなくなって食感も美味しくなったという時間があります。
なにより、正直な3歳の子供がこれまで鶏肉のパサパサを嫌がって食べてくれなかったメニューを喜んで食べるようになってくれたことが確かな手応えでした。
定番の鶏肉の唐揚げも下味をつけてから冷凍!おすすめレシピと解凍方法
鶏から揚げも下味冷凍で作れます。
まずは一口サイズに切った鶏もも肉をチャック付き冷凍保存袋に入れ、次に醤油、卵、チューブにんにく、チューブしょうがなど下味に必要なものを入れて良く揉み込みます。
そのまま冷凍して下味冷凍は完成です。
電子レンジでの解凍もいいのですが、電子レンジで解凍すると時間次第では一部に火が通ってしまうこともあります。
これはお湯で解凍する場合も一緒で、中の方まで解凍出来る前に表面の方は加熱されてしまうということがあるのです。
流水解凍ではそのようなことはないのでおすすめですが、時間は少しゆとりを見ないとなかのほうまで解凍しきれないこともあります。
焼き肉のたれとマヨネーズで簡単下味冷凍!野菜をプラスしたおすすめレシピ
市販のタレを使った下味冷凍もあります。
鶏肉を一口サイズに切手チャック付き冷凍保存袋に入れ、長ネギも斜めに切って袋に入れます。
そこにマヨネーズと市販の焼肉のたれ、片栗粉を入れてよく揉み込み、空気を抜いて封をして完成です。
焼き肉のタレは好みのもので構いません。
甘い方が好きな人は少しはちみつを垂らしても美味しいですよ。
冷凍して1ヶ月近く保存できるので、いざというときに解凍して肉と長ネギをフライパンで焼くだけでボリュームのある1品になります。
鶏肉を下味冷凍した場合の保存期間について
通常鶏肉を何もしないまま冷凍すると、2~3週間は保存できるようになります。
下味付けて冷凍保存したものは、保存期間が3~4週間と少し長くなるの
なぜ下味を付けることで保存期間がのびるのかというと、食材と空気の触れ方によります。
食材をそのまま冷凍すると、ラップに包んでいても少しずつ空気に触れて食材中の水分が抜け、傷みが早くなります。
にんじんやじゃがいもが分かりやすいのではないでしょうか。この2つは冷凍こに入れると水分が抜けてパサパサのスポンジのようになりますよね。
肉も同じで、体積が大きいためそんなに分からないものの、少しずつ水分が抜けて劣化していくのです。
真空状態であれば食材中の水分が抜けていくことはないので、保存期間が長くなるのです。
ただし、下味冷凍に使うお肉は古いものお使わないようにしてください。
保存が長いからといって、傷む速度が完全に止まるわけではありません。