毎朝のお弁当作りは大変ですよね。そんな忙しい朝には、作り置きのおかずがあると大助かり。お弁当作りの時短にも、夕飯のおかずにもなるおかずを常備しておきましょう。
そこで、お弁当のおかずにおすすめの、便利な作り置きレシピをご紹介します。
朝のお弁当作りを少しでも楽にするために、作り置きのおかずや冷凍おかずがあると便利です。朝の慌ただしい時間を乗り切るためのお弁当作りのコツです。
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お弁当作りの時短に作り置きおかずが便利。切り干し大根の煮物レシピ
まずはおかずの定番である切り干し大根の煮物のレシピを紹介します。
下ごしらえをする
- 洗って水で戻した切り干し大根、にんじんを切ります。お弁当に入れやすいように少し小さめの細切りにしましょう。
- 切り干し大根の戻し時間は20~25分ほど必要なので、その間に油揚げの油抜きもします。
- 油揚げはそのままだと、中に油が大量に含まれているため味の染み込みも悪い上にくどくなるためです。
- 熱湯をかけて油抜きし、さらにキッチンペーパーで抑えてしっかり油と水気を切りましょう。
その後食べやすい大きさにカットします。
鍋に入れて煮る
- 火の通りにくいものから加熱します。人参を炒め、次に油揚げを炒め、最後に切り干し大根を炒めたあとに、酒とみりんと醤油を大さじ2ずつ入れて汁気がなくなるまで中火で煮ます。
- 甘めの方が好きなら砂糖が入ってもいいですし、最後に塩で味の調整も出来ます。
焦げないように時々混ぜてください。
お弁当に入れたい作り置きおかず、ご飯の進むポークチャップ
豚肉のお弁当のおかずにぴったりなしっかり味のおかずといえばポークチャップです。
スライスで作る人も多いですが、ブロック肉を小さく切って作る人もいます。どれにしても美味しいのでぜひおすすめです。
作り方を簡単に紹介します。
材料を切る
- スライスの豚肉なら3cm幅くらいに、ブロックであれば1cm角の3cmくらいの長さに合わせて切ります。
- ポリ袋に小麦粉と一緒にれて捻ってからシャカシャカ振って全体的に小麦粉をまぶします。
- 玉ねぎはくし切りに、舞茸やエリンギは食べやすい大きさにほぐすか切ります。きのこはお好みで、しめじにしても美味しいです。
肉と野菜を炒める
- 豚肉を炒め、火が通ったら野菜を炒めます。
- スライスの肉は火が通るのが早いですが、ブロックは少し厚みがある分火の通りが遅いので、ゆっくり丁寧に炒めます。
強火で一気に炒めると肉は硬くなり野菜は焦げやすいので、中火での調理がおすすめです。
味付けをする
- しっかり火を通したら食材をフライパンの端に寄せて、余分な油をキッチンペーパーで拭き取ります。
- ケチャップ、みりんを投入して食材全体に良く絡めてください。
- 混ざったらバターを加えて更に混ぜて完成です。
少し酸味があると味にしまりが出てさらに美味しくなるので、火を止めてからレモン汁やお酢を少量加えて絡めるのもおすすめです。
お弁当の彩りも良くなるにんじんしりしりを作り置き
あと1品というときにとても便利なにんじんしり。
だけどそのあと1品のためににんじんを千切りするとなると中々面倒で気がひけるという人も多いのですが、そういうおかずこそ作り置きです。
できるだけ簡単に作れるように、調理道具などはどんどん活用しましょう。
- まずは人参を千切りにします。時間があるときに何本か千切りにしてチャック付き保存袋に入れて冷凍するととても便利です。千切りも包丁よりはスライサーを使うととても速くて細かくてきれいな千切りになるので、活用しましょう。指を切らないうように押さえを使うのを忘れずに。
- にんじんを炒めます。千切りなので、火の通りは早いです。
- しなっとしてきたら、卵とめんつゆとみりんを入れてぐるぐるかき混ぜます。
- 卵が固まってきたらフライパンから空けて完成です。めんつゆの量は濃度によって違うので、少しずつ調整しながら入れてください。
お弁当の時短には冷凍おかずがあるとさらに便利
お弁当のおかずは、徹底的に時短するならおかずカップに入れて冷凍保存するのがおすすめです。
保存可能な期間も冷蔵よりも格段に長くなるので調理の手間が減りますし、おかずカップでの冷凍なので容器から詰め直す必要もないので、おかずによってはお弁当の準備に菜箸すらいらないときがあります。
特に楽するコツをご紹介します。
冷凍のまま詰められるおかずを作る
おかずはできるだけ解凍不要のものを作りましょう。
特に夏場は、気温が高いためお弁当には衛生上の注意が必要です。
特にあたたかいおかずや肉のおかずがレタスなどの野菜と接触していると、菌が繁殖しやすく危険です。夏場はトマトなどでも生野菜は避けた方が安全と言われています。
そのようなお弁当のリスクを下げるのにも冷凍おかずは重宝するのです。
冷凍おかずは保冷剤になります。
朝詰めたものは時間をかけて常温に戻ります。
お弁当のおかず程度の大きさであれば大体2~3時間で食べごろです。
中には自然解凍に向かないおかずもあるので、レシピを探すときや冷凍食品を使うときは「自然解凍OK」という表記のあるものを使いましょう。
実際に自分で作った自然解凍のおかずばかりを詰めたお弁当を食べたことがありますが、きちんと解凍されていて問題なく食べられましたし、味に変化もありませんでした。
電子レンジも使わなくていいので本当に楽ですよ。
感じる手間といえば最初にご飯をきちんと冷ます時間を作ることくらいです。
卵焼きも冷凍保存が出来る
卵焼きもじつは冷凍保存が出来ます。
お弁当を時短で作るコツ
他にも冷凍だけに頼らない時短の方法があります。
どうしてもおかずを作っている時間がないときや、1品1品詰める余裕もないというときに使える技です。
以下に紹介しますので参考にしてみてください。
メイン1品でも成立するお弁当にする
1品で成立する料理といえば、丼です。
カレーや牛丼、豚丼など色々ありますが、これらも一度作り置きして1回分ずつ分けて冷凍すると、朝は解凍してご飯に乗せるだけでお弁当作りが終了します。
レトルトのように袋に入れて、お弁当のときにかけて食べられるようにしてもいいですね。
ほかにも麺類がとても便利です。
焼きうどんや焼きそば、ビーフンなどがおすすめなので、ストックしておくのもおすすめです。
加熱にはトースターを使う
どうしても当日加熱しないといけないようなものは、ガスやIHではなくトースターを使いましょう。
トースターの天板にアルミホイルを乗せておけば、使った後はアルミホイルを交換するだけでいいので洗い物は増えませんし、焼いている間に他のことが出来るので時間の節約ができます。