ドライトマトという食材は、聞き馴染みの無い方もいるかと思いますが、その名前の通りトマトを乾燥させた干し野菜の一種です。
使い方は、パスタや肉料理や魚料理の添え物としてよく使われ、干すことで旨味が凝縮されますので、普通のトマトとは一味違った味わいを楽しむことが出来ます。
そんなドライトマトを家で天日干ししてみたいと思った時に、作り方はどのようにしたら良いのでしょうか。
ここではドライトマトを天日干しや、それ以外のやり方で作る方法についてご紹介しますので、自家製のドライトマトを作ってみたいという方は、是非参考にしてみてください。
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ドライトマトを天日干しで作る作り方
ミニトマトは、育てやすい野菜の一つなので、自宅のベランダや庭でミニトマトを栽培しているという人も多いでしょう。
1本の苗で順調に育てば、1年で多くの実がなり、育てる楽しみも大きい野菜です。
ミニトマトは、生のサラダとして食べる人も多いと思いますが、乾燥させてドライトマトにすることで、旨味がギュッと凝縮して、活用しやすい食材になります。
ドライトマトは水分をしっかり吸い取ること
そのため、ミニトマトは丸ごとではなく、半分に切った状態で乾燥させるようにしましょう。
ドライトマトにする方法は、外の日光に当てる方法や電子レンジの熱を使う方法があります。
天日干しではなく、オーブンで作るドライトマトの作り方
日本で古くから食べられている干し芋も、ドライトマトのように天日干しや熱を加えて作る野菜です。
そのほかにも、ドライバナナやドライマンゴーなど、乾燥状態にすることで、食べやすく旨味もギュッと凝縮されるので、ドライ状態の食べ物が好きという方も多いのではないでしょうか。
個人的には、ドライフルーツはあまり得意ではありませんが、なぜかドライトマトだけは大好きです。どこかのお店で食べたドライトマトを使ったパスタが感動するくらい美味しかったことがきっかけで、ドライトマトの作り方を調べたら簡単だったので、作るようになりました。
一回でたくさん作れて、保存が利くので、様々な料理に使いやすいという点も魅力ですよね。
私がドライトマトを作る時は、決まってオーブンレンジを使います。
天日干しもしてみたいとは思うのですが、急な雨で台無しになったり、出来るまでに時間がかかるのが嫌だからです。
時短、オーブンを使ったドライトマトの作り方
オーブンレンジでドライトマトを作る時、半分に切ったミニトマトに塩を振りかけて水分をキッチンペーパーで吸い取るというところまでは同じですが、あとはクッキングペーパーを敷いたオーブンの天板にトマトを乗せて、140~150度のオーブンで30分~1時間程焼きます。
ミニトマトの量にもよりますが、この状態ではまだ完全に水分が抜けきっていないこともあるため、状態を見ながら何度か焼きを繰り返して、好みのドライ状態にしていくのがおすすめです。
天日干しせずに電子レンジで出来るドライトマトの作り方
オーブンでじっくり焼く方法も良いですが、オーブン機能がない電子レンジを持っているという場合は、レンジの加熱でドライトマトにする方法も便利です。
切ったトマトの水分をしっかり吸い取ったら、600wの電子レンジで5分加熱、一旦取り出して水分を取ったら、もう一度加熱というように、水気が無くなるまで加熱と水分を取ることを繰り返します。
電子レンジの熱量が高いため、火の通りが早く、短時間でドライトマトが出来るというメリットがあります。
ドライトマトが出来たら美味しいパスタにしてみよう
ようやくドライトマトが出来たら、さっそく料理に活用してみましょう。
ドライトマトはオリーブオイルに漬け込むと使いやすい
おすすめは、トマトと相性の良いイタリアン料理で、中でもパスタにドライトマトはとても良く合う具材です。
そのままドライトマトを刻んでパスタの具材として入れても美味しいですが、おすすめはオリーブオイルに漬け込んでおくことです。
さらに、漬け込んだオイルも風味豊かなオイルとしてそのまま使えるので、まさに一石二鳥です。
ドライトマトの旨味が感じられるパスタは、何と言ってもシンプルな味付けのパスタです。
ニンニクと塩コショウ、赤唐辛子を使ったペペロンチーノなど、味がシンプルな程、ドライトマトの旨味が強調され、美味しい一品になります。
ドライトマトの旨味を存分に堪能出来るスープもおすすめ
ドライトマトは、乾燥させることで固くなるので、スープには不向きと思う人もいるかもしれませんが、実はドライトマトを使ったスープも簡単でありながら、味わい深いものになります。
ドライトマトは水で戻して使う
ドライトマトは、料理に使う時に水に戻すことで柔らかくなります。
スープにドライトマトを使う時には、この時戻した水も一緒にスープに入れることで、トマトの旨味がより感じられるスープになります。
さらに、スープとして煮込むので、固い食感は気にならなくなり、スープの美味しい具として楽しむことが出来ます。