ナスの正しい焼き方。フライパンで作る美味しいナス料理の秘訣

ナスをフライパンで焼くときは、油をひいて調理をしますが、ナスが油をどんどん吸収してしまい、油が少なかったのかなと思う方も多いと思います。フライパンでナスを焼いても、いつもべちゃっとした仕上がりになってしまうという方は、作り方に間違いがあるのかもしれません。
そこで、ナスをフライパンで焼くときの、上手な焼き方をご紹介します。
上手に調理すると食感が良くなるだけでなく、ナス本来の甘みも感じられます。美味しい作り方をおさらいしてみましょう。

関連のおすすめ記事

余った味噌汁を美味しいうどんにリメイク!おすすめレシピを紹介

味噌汁が少しだけ余っていることありますよね。捨てるにはもったいない、そんな時うどんを使って主食に変身...

卵と食パンが食べられるのは離乳食のどの時期?レシピもご紹介

初めての子育てに奮闘中のママの中には、赤ちゃんが食べられる離乳食のレシピについて頭を悩ませている人も...

やかんの内側に付いたカルキ汚れをクエン酸で落とす方法

やかんを使っているうちに、底の部分に白っぽい汚れが付いてくることがあります。食器用洗剤とスポンジでこ...

美味しい食べ物が溢れている日本、その絶品グルメをご紹介

日本には美味しい食べ物がたくさんあると言われていますが、日本各地に焦点を当てた時、どんな食べ物が...

野菜で作る美味しいお菓子!子供の野菜嫌いを克服する簡単おやつ

子供の野菜嫌いに頭を悩ませているお母さんもいるのではないでしょうか。「好き嫌いをせずに野菜もモリ...

カサ増しレシピで人気の食材!家族が喜ぶ美味しいメニューを紹介

家族の健康や家計のことを考えて毎日の食事作りをしているお母さんに、カサ増しレシピで人気の食材と、美味...

卵をいい感じに消費出来るお菓子についてご紹介

卵は常に冷蔵庫にあるという方も多いと思いますが、それと同時にあまり消費していなかったのに、うっかり賞...

鶏肉、ブロッコリー、チーズを使った体育会系男子向けのレシピ

子どもが大きくなって運動部に所属すると、大会の応援、遠征の送迎などで親も忙しくなりますよね。子供...

大人数の料理はホットプレートにおまかせ!おすすめを紹介

大人数の料理を作るときに役立つホットプレートですが、レパートリーがなかなか増えないとお悩みではないで...

料理で失敗したら、捨てる前にこれを読もう

料理をしている時に、失敗してしまうことは、誰にでも考えられます。そういった時には、「捨てる」とい...

和菓子のレシピを知りたい!夏に作りたい簡単和菓子の作り方

夏に合う和菓子はどんなものがあるのでしょうか?さっぱりと食べることのできるものを作りたいならこの和菓...

冷凍ぶどうの食べ方!美味しく食べられるおすすめアレンジを紹介

冷凍したぶどうの食べ方はそのままでも美味しく食べることができます。さらに、ひと手間を加えるだけで...

豚肉で簡単美味しいお弁当おかず!脂が白く固まらない工夫を解説

お弁当を作るとき、メインの料理に豚肉を使うこともあるのではないでしょうか。豚肉はお手頃価格で簡単に調...

大人数のもてなし料理・冬の美味しいレシピとおもてなしのコツ

冬になると色々なイベントが目白押しです。自宅にお客様を招いて、ホームパーティーをする予定の人もいるの...

夕飯メニューは子供の喜ぶアレに決まり!おすすめレシピを紹介

いつも夕飯のメニューに悩んでいるお母さんも多いことでしょう。どうせなら子供が喜んで食べてくれる夕...

フライパンでのナスの焼き方のコツ

夏になるとナスが美味しい季節ですよね。
スーパーにもナスが安売りしていたり、長ナス、丸ナスなど種類も豊富にあります。

せっかくナスの出番が多くなったのに、ナスを上手く調理できなくてお困りの人いませんか。
皆さんに問いかけている私もそのうちの1人です。

フライパンに油をひいてナスを焼くとナスが油を吸ってしまい油がなくなってしまいます。
だから油を足しますよね。
すると油を入れすぎてしまったのか、できあがりナスがベチャベチャに…その改善方法はあるのでしょうか。

それに我が家は子供たちがナスが苦手です。
美味しく焼くことができれば、子供達がナスを克服してくれるのではないか、そんな期待もしています。

ナス炒め、油を足す行為が失敗の元

これがNG行為となります。

油を吸ってしまったナスは、熱が加わることでナスの水分と一緒にじわじわと出てくるので焦る必要はないです。

そんなこととはつゆ知らず、油を足してしまっていたなんて、私を含めせっかちさんが多いですね。

フライパンの上手なナスの焼き方は焦らないこと

上手なナスの焼き方は焦らないことです。
主婦は時間がない中料理をしているので、ナスの焼き方に限らずせっかちになりぎみなんですね。

気持ちが先へ先へと向いてしまうのは、日々の主婦の仕事の多さを分かっている私としては十分理解できます。

ですが!ナスは違うんですね。

ナスはじっくりゆっくり焼くことで美味しく焼ける

ナスのベチャベチャな仕上がりも油が多いことが原因です。
ナスをゆっくり焼くことで熱が加わったナスから吸ってしまった油とナスの水分が出てくるので、本来ナスに油を足す必要はないんですよ。

多くの主婦の感想を代弁すると「なるほど~」でしょうか。私もそうでしたから。
ナスは油を足さずに焦らずゆっくり焼く!

覚えておきましょうね。

ナスの切り方とアク抜きについて

ナスを使ってする料理によってナスの切り方が違います。

ナスの切り方

ナスのヘタはヘタの先端から少し下を躊躇なくバッサリ切っている方がほとんどでしょう。
ですが、ここでもポイントがありあます。

ナスはヘタの先端に旨味が多い

この切り方では旨味を全て廃棄してしまっているんですね。

ヘタはヘタ部分のみ手でちぎるか、包丁でそぐか。どちらかの方法でなるべく先端の身を残しておきましょう。

最も食べやすいのは一口大に切るナスです。
ナスを縦に半分に切る場合は、皮側に格子状に切れ目を入れると火の通りが早く、もし皮が固くても食べやすいナスになります。

ナスのアク抜き

ナスは切った表面が空気に触れることでアクがでてきます。
切った後にすぐ調理する場合にはアク抜きは必要ありません。

切った後に使うまで時間がある場合には、水にさらしておきます。
もう一つのアク抜きの方法が、ナスの表面に少々の塩をふりかけます。
アクが出たらキッチンペーパーで拭き取りましょう

ナスの美味しい食べ方は焼き方だけではなく、切り方、アク抜きにも注意しなければいけなかったんですね。
なるほど~。

フライパンを使った焼きナスの作り方。焼き方はこんがりと

フライパンを使ったナスの焼き方はある程度理解できましたか。
普段はせっかち主婦さんでも、ナスを焼くときはその間、ダイニングテーブルでコーヒーを飲む時間にして一息つきましょう。

先程も述べたようにナスはじっくりゆっくり焼くのが肝心ですね。

こんがり焼き色がつくまでナスに触れる必要はありません

揚げ物をする時は衣が剥がれないように、油に投入し焼き色が付きまで触らないようにしますよね。
ナスもナスの内部にある水分や、一度吸った油を外に出すには時間がかかるのです。
そのため、すぐに触ってしまうからベチャベチャなナスの仕上がりになってしまうんですね。

ナスも焼き色が付くまで触らない!これが正しいナスの焼き方です。

ナスのベチャベチャした食感は苦手な人がたくさんいますが、焼き方を見直すことでナスを克服できる人もいるのではないでしょうか。

ナスを焼くときは、「焼き色が付くまで触らない」これを意識してみてくださいね。

美味しいナスを選ぶポイント

  • ヘタを切る時すの付近の実まできりすぎない(その部分に旨味が詰まっている)
  • 切ったナスをすぐに使わない場合はアク抜きをする
  • 油を足さない
  • 弱火~中火で焦げ目がつくまでゆっくり焼く
  • 焦げ目がついてからひっくり返す
これらのポイントを守ってナスが美味しい季節を楽しみましょう。