洋食のマナーとは?パンを食べるときのテーブルマナー

洋食でパンを食べるときにはどんなマナーがあるのでしょうか?コース料理でパンを食べる時、どのようにすればいいのか迷ってしまいますよね。

散らかってしまったパンくずをきれいにするのはNGなマナーとなるなど、意外なものもあるようです。

パンの取り方、バターの塗り方、食べるタイミング、食べ方など洋食のマナーがあるのでぜひ参考にしてみてください。

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洋食のマナーパンはスープをいただいてから

洋食マナーではパン皿は空にしない

洋食のお店で食事をする時、食事が運ばれてくる前にお皿にパンが配られることがあります。

いわゆる味の付いた菓子パンではなく、バゲットなどの食事パンが主流です。

普段、パンを家で食べる時は、パンが主役で、おかずがサブという人が多いと思います。
でも、フレンチコースなどの洋食料理では、パンは「口直し」の意味合いで登場します。

色々な料理が出てくるコース料理では、料理と料理の間で、パンをいただくことによって、口の中を一旦リセットすることを目的としているのです。

口の中がリセットされると、前の料理の味を引きずらずに、新しい料理の味をより楽しむことができますよね。

パンは、最初から出される時もあれば、スープと同時に出されることがあります。

目的に沿った食べ方をするなら、スープを味わってからパンを食べるのがマナーです。

私は、若い時に初めて行ったフレンチのお店で、こうしたパンの目的を知らずに最初からモグモグと食べていました…。
パンが無くなれば、次のパンを持って来てくれるので、3個くらいは食べていたと思います。パンはお腹の中で膨れるので、料理と料理の間隔が長いフレンチコースではメイン料理に行くまでにパンでお腹が結構満たされ、メインが食べきれないという勿体ない状態になってしまい、恥ずかしい思い出になっています。

このような事態にならないためには、パンのお皿を空にしないことです。

お店の人も、マナーとしてパン皿が空になれば、新しいパンをサーブしてくれます。

パンの食べ放題なら良いですが、フレンチコースを食べに行っているのなら、パン皿はメイン料理が来るまで、少しでもパンを置いておくのがスマートなマナーです。

パンを食べるときの洋食のマナー

小さなパンでもかぶりつくのはNG

コース料理の途中で運ばれてくるパンは、バゲットなら一切れ、もしくはプチサイズです。

家なら、そのままかぶりつきたいところですが、お店ではマナー違反になってしまうので注意しましょう。

小さいサイズのパンでも、フレンチでは手でちぎりながら口に運ぶのが正式なマナーです。

パンに付けるバターも、最初からたっぷり塗るのではなく、ちぎったパンに少し塗って食べます。

1人用のバターの場合は、そのまま使って良いですが、テーブル共用のバターの場合は、自分が使う分だけバターナイフで取り、お皿に取ります。

格式高い高級フランス料理のお店では、パン皿を使わず、クロスの上に直接パンを置くこともありますが、これはフランスの貴族が実際に食べてきた方法で、正式な食べ方と言われています。

日本人からすると、テーブルの上に直接食べる物を置くことはマナー違反という認識がありますが、本場フランスでは、テーブルクロスはそれだけ美しく清潔ということをアピールしたり、貴族の名残りから続いていることなので、決してマナー違反ではありません。

逆に、メイン料理のお皿にパンを乗せてしまう方がマナー違反になりますので注意しましょう。

洋食でパンを食べるときにしてはいけないマナー

色々なパンがあっても厳選した2種類程度にする

お店によってもパンのサービスは様々ですが、1種類ではなく、色々な味のパンを選べるお店もあります。

ウェイターさんがテーブルを周り、パンをサーブしてくれるようなお店では、パンの種類を見せてくれた上で、それぞれのパンの特徴を説明してくれて、お客に選ばせてくれるということもあります。

焼き立てで、いろんな味のパンを見せられると、全種類食べたくもなりますが、好みのパンを、味が違う物で2種類程度に留めておくのがスマートです。

お皿の上にパンがてんこ盛り状態というのは、見た目もスマートではありませんよね。

フランス料理においては、パンはおかわりが出来るため、気に入ったパンや気になるパンがあれば、次にテーブルに来てくれる機会を待って頼むのがおすすめです。

フランス料理は、料理をゆっくり楽しむように作られているので、パンは次の料理が運ばれてくるまでにお腹の中で膨らんでしまうこともあります。

パンを食べに来ているのではなく、フレンチコースを食べに来ているんだということを思い出し、魅惑的なパンもほどほどに食べるようにしましょう。

洋食のマナーでパンをソースにつけていいときとは

カジュアルな席と正式な席では正反対のマナー

フランス料理では、ソースが味の決め手とも言われるほど、ソースが重要視されています。

和食ではあまりない、風味豊かなコクのあるソースは、素材の美味しさを引き出してくれるものです。

そんな美味しいソースが残ってしまったら目の前のパンに付けて食べたくなりますよね。
でも、格式高いお店に行くほど、「パンにソースを浸すのは良いのか?」という疑問が湧いてくることも。

この料理にパンを浸すということは、カジュアルなお店であれば大丈夫なのですが、高級店などでは、正式にはマナー違反となり、判断が分かれる微妙なところです。

料理によっては、お店の方から「パンをソースに付けてどうぞ」などと案内してもらえることもあり、この場合はちぎったパンをソースにからめていただくことができます。

洋食のマナーに反する?パンのおかわり

パンのおかわりはマナー違反ではない

料理の美味しいお店は、パンもそのお店で作られていたりして、もれなく小麦の風味豊かな美味しいパンということが多いですよね。

私もパンが大好きなので、食事と一緒に出されたパンが売っていたりしたら、帰りに買ってしまうほどです。フレンチコースでは、時間をかけてゆっくり食事を楽しむので、いつもよりパンの味もしっかり味わえることが美味しいと感じる理由かもしれません。そんな私が楽しみにしているのは、パンのおかわりです。特に、数種類のパンの中から好きな物を選べるお店なら嬉しいですね。

ただ、気になるのがこのパンのおかわりが、マナー違反にはならないかということです。
フレンチ料理のお店では、パンの皿にパンが無くなれば、お店の人が新しいパンを取り分けてくれますよね。

このサービスは、料理に含まれているので、言わば無料です。

無料だからと言って、パンのおかわりはしても良いのかということが今更ながら気になったので調べてみたところ、「問題ない」との結論でした。

もちろん、無料だからと言って無断で持ち帰ったりするのはいけませんが、その場で食べるのなら、パンのおかわりはマナー違反にはならないようです。

ただ、他の料理を余さずに楽しむためにも、あまりにもパンの食べ過ぎは止めておきましょう。