卵を大量消費するなら冷凍卵がおすすめ不思議な食感がクセになる

卵が安売りの時に買いだめしたり、あるいは卵があるのにまた買ってしまったりなど、気付くと冷蔵庫に卵が大量に残っていることがあります。

卵を大量消費したい、そんな時は冷凍保存がおすすめです。

冷凍保存もいくつか方法があり、生卵をそのまま冷凍することもできますし、調理してから冷凍することもできます。
特に冷凍卵は、いつもとは違う不思議な食感を味わえるので大変おすすめです。

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卵を大量消費したい、生卵をそのまま冷凍すれば長期保存も可能

冷蔵庫に常備している生卵ですが、その量が多いと期限内に食べることができないこともありますよね。

卵は冷凍できないものと思われがちですが、実は冷凍することができるのです。

さらに生卵のまま冷凍してもOKなのでその方法をご紹介します。

生卵の冷凍保存方法

生卵を冷凍保存するために必要なものはたった2つです。

ラップと冷凍用保存袋

  1. 冷蔵庫から卵をだして、ラップで1つずつ優しく包みます。
  2. きっちりとくるむのではなく空気を含むようにしてください。
  3. ラップに包んだ卵を冷凍用保存袋にいれて、しっかり口を閉めてから冷凍庫で1日以上入れておきましょう。

冷凍卵は解凍してみると黄身が固くなります

固くなるとはいっても、ガチガチではなくゆで卵にしたときの半熟の黄身のようなイメージです。

冷凍した生卵は保存期間が1ヶ月程度と長くなるので、消費しきれないときにはとても助かります。
期限内であれば、生のまま卵を冷凍保存することができますが、できるだけ新鮮な方がいいので買ってきたら早めに冷凍するのがいいですね。

冷凍の食感は今まで食べたことがない新しい卵の食感なのでおすすめです。

冷凍卵を使った超簡単レシピをご紹介

卵を使ったご飯で簡単なものといえば「卵かけご飯」ですが、生卵ではなくてもこの冷凍卵でも美味しく食べることができます。

冷凍卵の卵かけご飯

作り方は簡単です。

  1. まず、冷凍卵を解凍します。
  2. 解凍は自然解凍で2時間ほどかかるので、時間に余裕をもちましょう。
  3. その間にご飯を炊きます。
  4. 冷凍卵の解凍時間に合わせて炊きあがり時間をセットしておくと炊きたてご飯の卵かけご飯が食べれるのでおすすめです。
ご飯が炊けて、卵が解凍されたらご飯の上に卵をのせて醤油をかけて食べましょう。生卵の様にご飯と混ざり合いませんが、濃厚な黄身がとてもご飯に合いますよ。

次にご紹介するのは冷凍卵の目玉焼きです。こちらも焼くだけなので簡単ですよ。

冷凍卵の目玉焼き

  1. 冷凍卵を取り出し、凍った状態のまま殻をむきます。
  2. ゆで卵のような状態になります。
  3. 殻がむけたら、包丁で縦半分に切ります。
  4. フライパンに油をいれて火にかけ、切った冷凍卵を並べて焼いたら完成です。
1つの卵から小さい目玉焼きが2つできます。
普段の目玉焼きよりも小さいのでお弁当のおかずにしたり、子どものおかずにするのも丁度いいサイズです。

大量消費ができる冷凍卵のおすすめレシピと注意点

殻付きの生卵を冷凍する時には注意点があります。それは、卵の殻についた汚れや菌についてです。

そのまま冷凍することもできますが、その前に殻をきれいにしておくことで安心です。

きれいにする方法として、ペーパーなどで拭き取る方法があります。

一つ一つ拭き取るのは少し面倒ですが、必ず行うのがおすすめです。水で洗い流そうと考えることもあると思いますが、これはNGです。卵の中に水や菌が入ってしまうのでやめましょう。ここで冷凍卵を使った簡単レシピをご紹介します。

冷凍卵を使った巾着卵

材料は卵4個、油揚げ2枚、エリンギやえのきなどのきのこ類、水2カップ、和風顆粒だし小さじ2、醤油大さじ2、みりん大さじ2です。

では、作り方です。

  1. 卵は調理する1日以上前に冷凍庫に入れて冷凍し、しっかりと凍らせておきます。
  2. できあがった冷凍卵の殻をむき、ボウルに入れておきます。
  3. 揚げは半分に切って4枚になるようにして破かないようにやさしく開きます。
  4. きのこ類は小さめの食べやすい大きさに切ります。
  5. 具の準備ができたら、揚げの中に詰める作業に入ります。
  6. 揚げの中に冷凍卵、きのこをいれて爪楊枝かみじかく折ったパスタで口を閉めます。
  7. 鍋に水と和風顆粒だし、醤油、みりんをいれて火にかけて沸騰させます。
  8. 底に巾着を入れて落し蓋をして煮込みます。
  9. 全体に火が通れば完成です。
甘めが好みの人は砂糖をプラスするといいでしょう。
また、小松菜などを一緒に煮込むと緑の色もはいりきれいなのでおすすめです。

卵の大量消費術、卵を調理した後に冷凍してもOK

これまで生卵の冷凍についてご紹介してきましたが、冷凍する前に加熱してから保存することも可能です。

その際には、工夫次第で卵を美味しい状態のまま冷凍保存することができるのでしっかりとポイントをおさえておきましょう。

例えば、ゆで卵を冷凍する時はまるごとではなく、包丁で刻んだり、フォークで潰してから保存します。
その際に玉子サンドイッチの具のように、マヨネーズを加えて混ぜておくのがおすすめです。
そうすることでパサつきがちな卵を守ってくれます。

同様に、卵焼きを冷凍する時もマヨーネーズをいれて焼いてから冷凍するといいでしょう。

毎回作るのが面倒な錦糸卵もいっぺんに作って冷凍しておくのも便利です。
卵焼きや錦糸卵は空気に触れないように生卵を冷凍するときと同様に、ラップでくるんでから保存袋にいれてしっかりと密閉しましょう。

冷凍する前にまずは一品、卵の大量消費が一番できるレシピ

冷凍卵にする前に、卵をたくさん使って作ることのできるスパニッシュオムレツのレシピをご紹介します。

スパニッシュオムレツ

【材料】

  • 卵(Mサイズ) 6個
  • ウインナー 6~8本
  • 玉ねぎ(大) 1個
  • じゃがいも 4個
  • ピーマン 1個

【作り方】

じゃがいもの皮をむいたら、いちょう切りにします。切ったじゃがいもは水を張ったボウルにつけます。耐熱皿に切ったじゃがいもをのせて、ラップをかけてじゃがいもがやわらかくなるまで加熱します。
  1. 玉ねぎは皮をむいてくし切りにします。
  2. ピーマンはヘタとタネを取って洗い、輪切りにします。
  3. ウインナーは斜め薄切りにします。
  4. フライパンにウインナーを入れて炒めたら玉ねぎとピーマンを入れて炒めます。
  5. 火がとおったらじゃがいもを入れて塩コショウで味を整えます。
  6. 卵をボウルに割って溶いておきます。
  7. フライパンに溶き卵を流し入れます。
  8. 箸でぐるぐると混ぜて食材に卵が広がるようにしてからフタをします。
  9. 表面が半熟状になったらうらがえして数分焼いて完成です。
食べるときはケチャップをかけて食べましょう。
具材は一例ですので、ほうれん草や人参を使ってもOKです。