味噌汁は冷蔵庫で保存すれば5日くらいはもつものなのでしょうか?いくら冷蔵庫だからといって鮮度をずっと保てるわけではありません。
では、どのように保存をしたらいいのでしょうか?多くつくりすぎてしまったときや、忙しくて毎回味噌汁を作るのをやめたいときには冷凍保存がおすすめです。
味噌汁の消費期限や冷凍保存の方法を紹介します。
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5日はもたない!味噌汁を冷蔵庫で保存したときの期限
そんな味噌汁は比較的簡単に作ることができますが、一人暮らしをしていると毎日作るのが難しい時もありますよね。
味噌汁を一度にたくさん作って休日分を除く平日の5日分を作り置きしておきたい!と考える人もいるでしょう。
せっかく大量に作った味噌汁も日持ちがしないようであれば、材料も時間も労力も全て無駄になってしまいますので、まずはどの程度日持ちするのかを知った上で、作り置きをするかどうかを判断しましょう。
味噌汁を冷蔵庫で保管した場合の日持ちする期間は「2~4日」
2~4日と日持ちする日数に差が出るのは「季節」や「使う具材」によって傷み具合が異なるためです。
まず「季節」ですが、気温が高くなる夏場はその分だけ室温も伴って高くなり冷蔵庫を開け閉めする度に生温い風が冷蔵庫内に入り込むため、その関係から傷むスピードが早まります。
一方で、気温が低い冬場はその真逆のことが言えるため、賞味期限は最長で4日程となるのです。
食材には傷みやすい食材と傷みにくい食材があります
特になめこやしじみ等は傷みやすい食材の代表であり、こうした食材を使って味噌汁を作った場合には、賞味期限はもって2日程となるのです。
このように味噌汁を冷蔵保存した場合の賞味期限は決して長いとは言えません。
ちなみに、作り置きではなく単純に味噌汁を作りすぎて冷蔵庫で保存したい!という場合は、しっかりと粗熱を取ってから保存するようにしましょう。
ただ、夏場はお伝えしたように傷むスピードが早く常温で粗熱が取れるのを待つのは危険ですので、氷で鍋を冷やすなどの極力早めに粗熱を取る工夫が必要となります。
味噌汁を5日もたせるなら冷蔵庫ではなく冷凍庫
味噌汁を5日以上もたせたい場合の保存場所として最適な場所は「冷凍庫」
味噌汁を冷凍庫で保存する際には「使う食材」に注意しなければいけません。
一方で、ナスやきのこ類はしっかりと下処理をすれば冷凍での保存が可能となっていますが、味噌汁を作りたての頃と比較すると味や風味はどうしても落ちてしまいますので、なるべく早めに食べるようにしましょう。
季節に応じた粗熱の取り方でしっかりと熱を取って、空気の入らない密閉容器で保存するようにしましょう。
どのくらいもつ?味噌汁を常温で置いた場合
一方で味噌汁を常温で置きっぱなしにした場合は、あっというまに菌が増えてしまうため、5日どころか「1日」も持ちません。
季節や部屋の環境にもよりますが、短ければ半日程度しか持たない場合もあるため、基本的にはその場で食べ切ってしまうことが望ましいです。
もしも、万が一食べきれずに残してしまうのであれば、すぐに冷凍庫or冷蔵庫で保存をすることが大切です。
5日分の味噌汁を冷凍しておくのもおすすめ
味噌汁は「作り置き」しておくことが可能です。
多忙な毎日を送っている方は、休日に5日分の味噌汁をまとめて作って冷凍しておけば忙しい朝の時間帯でもすぐに食べることができますので、お勧めです。
即席味噌汁の作り方はとっても簡単です。まずは必要なものを揃えましょう。
- みそ 75g
- ワカメやネギ(乾燥してあるもの)
- 顆粒ダシ 5g
※みそにダシが含まれている場合は顆粒ダシ不要
- みそにダシと乾燥具材を入れて混ぜます。
- 1を4~5等分にします。
- ラップを敷いてその上に小分けした2を乗せて包みます。
- あとはそのまま冷凍庫で保存しましょう。
食べたい時は冷凍庫から取り出して器に入れて上から沸かしたお湯をかければ完成です。また、色々な具材を楽しみたい場合は予め下処理を済ませた野菜を別袋に入れて冷凍しておけば、5日それぞれで違う味噌汁を味わうことも可能です。
味噌汁の味噌は冷蔵庫で保存が◯
味噌は基本的に高温多湿を除いた環境での保存が望ましいとされています。
常温でも適度な温度と湿度が整っていれば保存することが可能
ですが一度でも使ったのであれば話は別になります。
と言うのも、蓋を開けた味噌は空気が入ることで乾燥したり、味の質も落ちてしまう傾向にあるのです。
保管環境によっては雑菌が繁殖しカビが生えてしまうこともあります。
一方で、味噌を冷凍庫で保存するとなると固まって使う時に困るのでは…?と感じる人もいると思いますが、味噌は水分以外にも様々な成分が含まれているため、簡単に凍ることはありません。
一般的なご家庭にある冷凍庫で保管する分には凍ることはありませんので安心して保存することができます。