美味しいコーヒーの淹れ方、やり方はひとつじゃない

美味しいコーヒーが飲みたいと思ったら、コーヒーの名店に行くのが手っ取り早い方法です。
しかし、それよりもおすすめなのが、自分で淹れるという方法です。
その淹れ方は、もちろんインスタントではなく、挽いた豆をドリップする方法を取りましょう。
ここでは、さまざまな方法で美味しいコーヒーを淹れる方法や、さらにこだわりのある人におすすめなものについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

関連のおすすめ記事

ダッチオーブンで作る燻製、チーズ燻製の作り方とコツをご紹介

キャンプでダッチオーブンを使ってチーズの燻製を作ってみませんか?我が家は毎年家族キャンプに行って...

餃子の皮とチーズで出来る、チーズ揚げのレシピについて知りたい

餃子の皮が余った時、どんな料理に使いますか?もっともポピュラーでおすすめなのが、餃子の皮にチーズ...

餃子の皮で簡単ピザ!オーブンやオーブントースターを使った方法

餃子の皮が余ったら、子供も大人も大好きなピザにしてみませんか?餃子の皮を使うとカリッとした軽い食感の...

鳥の丸焼きはダッチオーブンがおすすめ、作り方を詳しく解説

キャンプへ行くなら、ダッチオーブンを使って鳥の丸焼きに挑戦してみてはいかがでしょうか。ダッチオー...

【夕ご飯のレシピ】夏におすすめのメニューと調理する時の注意点

夏になり、気温の高い日が続くとどうしても食欲が落ちてしまうもの。夕ご飯を作ることも面倒ですが、食べな...

シュウマイはアレンジしてスープで美味しく!簡単レシピを紹介

シュウマイはそのままでも美味しいけど、アレンジして美味しいスープとして食べることもできます。電子レン...

食費を1ヶ月1万円に抑えるための節約レシピと食費の節約術

一人暮らしをしている方は、1ヶ月にどれくらいの食費を使っていますか?生活費を切り詰めたいという時には...

昼ごはんのメニューを簡単に作りたい時におすすめなものは

昼ごはんは、晩ごはんと比べて、軽いメニューにする人が多いです。そのため、出来るだけ簡単でさっと作...

海外のケーキのデコレーションがスゴい!そのアイデアをご紹介

日本と違い、何でもスケールが大きい海外。その中でもケーキのデコレーションがスゴいと話題になっているよ...

野菜のマリネの簡単レシピ!夏でもサッパリおすすめを紹介

野菜を使ってマリネを簡単に作りたい。マリネならサッパリしていて夏の常備菜としてもおすすめです。...

カサ増しレシピで人気の食材!家族が喜ぶ美味しいメニューを紹介

家族の健康や家計のことを考えて毎日の食事作りをしているお母さんに、カサ増しレシピで人気の食材と、美味...

フライ返しはシリコンを使うと溶ける?溶けないフライ返し

シリコンのフライ返しはなんだか溶けるような気がして、選ぶことができないという人は耐熱性のものを選べば...

豚ひき肉と豆腐を使った簡単美味しいレシピ【夕飯のおかず】

「今晩のおかずは豚ひき肉と豆腐を使って何かおかずを作りたい」という方も多いと思います。そこで、豚ひき...

豚肉・チーズ・じゃがいもで作る晩ご飯に食べたい美味しいおかず

じゃがいもとチーズは相性の良い食材です。そこに豚肉をプラスすると、食べごたえのあるメインのおかずにな...

冷凍おにぎりは自然解凍でOK?冷凍おにぎりの美味しい食べ方

おにぎりを作って冷凍しておくと、急いでいるときの時間短縮となり便利です。そのまま自然解凍で美味しく食...

美味しいコーヒーを入れる前に、豆選びをしっかりしよう

コーヒーの美味しさを決める一つ目のポイントは豆選びです。

コーヒー豆は、産地によって香りや味に大きな違いがでるため、自分の好みのコーヒー豆を探し出すのは大変な作業です。

一つの産地で取れたコーヒー豆だけを使っているものを「ストレートコーヒー」と呼び、複数の産地のコーヒー豆が混ざっているものを「ブレンドコーヒー」と呼びます。

産地の特徴や個性を楽しみ、豆本来の味をダイレクトに味わいたければストレートコーヒーがおすすめです。

複雑で新しい味のコーヒーを楽しみたければブレンドコーヒーがおすすめです。

ストレート豆なのか、ブレンド豆なのかを知るためには、コーヒー豆のパッケージの裏の表示を確認しましょう。

生産国名に国の名前が1つだけ書かれている場合はストレート豆です。

生産国名に複数の国の名前が書かれていたり、「他」と書かれている場合はブレンド豆です。

コーヒー専門店で豆を購入する場合は、自分の好みを店員さんに伝えてアドバイスしてもらうと良いでしょう。

美味しいコーヒーを飲みたい時、ペーパーフィルターを使う時の淹れ方

自宅で美味しいコーヒーを飲むためには、淹れ方にポイントがあります。

まずは、誰でも簡単にできるポイントを紹介します。

  • コーヒー器具を温める
    コーヒーは温度変化によって味が変化してしまう飲み物です。
    温かいお湯を冷たいコーヒー器具に注いだり、温かいコーヒーを冷たいコーヒーカップに入れてしまうとそれだけで味が変わってしまいます。
    そのため「ドリッパー」「サーバー」「コーヒーカップ」の3つは、コーヒーを淹れる前にしっかりと温めておきましょう。
  • コーヒーの注ぎ方
    コーヒー豆にお湯を注ぐとき、いきなり大量のお湯を注いではいけません。
    まずは少量のお湯を注ぎ、豆を蒸らす作業が必要です。
    蒸らし作業をサボると、コーヒーの味が馴染まず、バラつきが出てしまいます。
    また、コーヒーのお湯を注ぐスピードにも注意が必要です。
    お湯は必ず一定の速度で注ぐようにしましょう。
    速度を一定に保つと、雑味のない安定したコーヒーの味を楽しむ事ができます。

以上のポイントを踏まえ、ペーパーフィルターを使ってコーヒーを淹れてみましょう。

【ペーパーフィルターを使ったコーヒーの淹れ方】

  1. コーヒー器具を温めておきます。
  2. ドリッパーにサーバーをセットし、サーバーにペーパーフィルターをセットします。
  3. ペーパーフィルターにコーヒー豆を入れたら、20mlほどの少量のお湯を注ぎ、20秒~30秒ほど蒸らします。
  4. しっかりと蒸らしてコーヒー豆が馴染んだら、一定のスピードでお湯を注ぎましょう。
  5. 適量までお湯を注いだら、抽出されたコーヒーをコーヒーカップに注ぎます。

美味しいコーヒーは、ネルフィルターを使う淹れ方もあります

コーヒー愛好家に好まれているフィルターが「ネルフィルター」です。

ネルフィルターは布製のフィルターで、多少のお手入れが必要ですが、舌触りが滑らかなコーヒーを淹れる事ができます。

【ネルフィルターを使ったコーヒーの淹れ方】

  1. コーヒー機具を温めておきます。
  2. サーバーにネルフィルターをセットし、コーヒー豆を入れます。
  3. 20mlほどの少量のお湯を注ぎ、30秒ほどかけてしっかりと蒸らします。
  4. 適量になるまで一定のスピードでお湯を注ぎ、すべてのコーヒーがサーバーに落ちるのを待ちます。
  5. サーバーにコーヒーが落ちきったら、コーヒーカップに注ぎましょう。

ネルフィルターの注意点

ネルフィルターは使用する度に水洗いが必要です。

繰り返し使う事が可能ですが、全体的に黒ずみが気になりだしたら交換目安です。

コーヒーを淹れる際は、直接フィルターにお湯をかけないように注ぐ事がポイントです。

美味しいコーヒーを飲むなら、サイフォンをつかった淹れ方も知ろう

コーヒーは香りが命です。

コーヒーの香ばしい香りが好きという人はたくさんいるでしょう。

コーヒーの香りを最大限に引き出す淹れ方が、サイフォンを使った方法です。

科学実験のような珍しい淹れ方ですが、見た目にインパクトがあり、喫茶店などで古くから人気の淹れ方です。

【サイフォンを使ったコーヒーの淹れ方】

  1. スタンド、漏斗、フラスコ、アルコールランプを用意します。
  2. スタンドに上が漏斗、下がフラスコとなるようにセットします。
  3. フラスコに水を入れ、下からアルコールランプで熱して沸騰させます。
  4. 沸騰したら、アルコールランプの火を消します。
  5. 漏斗にコーヒーフィルターをセットしたらコーヒー豆を入れ、再びアルコールランプに火をつけます。
  6. フラスコから漏斗にお湯がすべて上がったら、手早く攪拌します。
  7. 約1分後に火を消し、漏斗からフラスコにコーヒーがすべて抽出されるのを待ちます。
  8. すべてのコーヒーが抽出されたら、温めておいたコーヒーカップに注ぎましょう。

美味しいコーヒーにさらにこだわるなら

コーヒー豆は火を通すと独特の風味が生まれます。

加熱することにより、いつもと違った味わいを楽しめます。

【コーヒー豆の焙煎方法】

  1. 焙煎用の手網に生豆を入れます。
  2. ガスコンロに火をつけ、火力を中火にします。
  3. 火の高さ10センチ~15センチのところで水平に保ちながら網を振ります。
  4. 3分程経つと、生豆の色が少しずつ変わってきます。
  5. 10分ほど炒り続けると、パチパチとはじける音が聞こえてきます。
  6. 15分程経つと、チリチリという音が聞こえ出し、豆が膨らんでコーヒーの良い香りがしてきます。
  7. お好みの炒り加減で火からおろし、網にあげてうちわであおぎます。
  8. 完全に冷めたらコーヒー豆の完成です。
焙煎してから2日後が美味しく飲むタイミングです。焙煎後すぐに飲んでしまうと、コーヒー豆とお湯が馴染みにくくなるので、我慢して2日間待ちましょう。