家の中に食べざかりの子どもがいると、旦那にも子どもにもお腹にたまる食事を作ってあげたい!とは思うものの、毎日毎日ガッツリ系のメニューを用意するのは、健康にも家計にも優しいとは言えず、考えものです。
食べざかりの家族を支える冷蔵庫の中には、沢山の食材を買いだめしている主婦の方も多いと思いますが、「豚肉」「玉ねぎ」「ピーマン」は、そんな冷蔵庫の中のスタメン食材ではないかと思います。
冷蔵庫の中にいつでも入っているこれらの食材を使って、簡単に調理できるボリューム満点おかずをいくつか紹介していくので、ぜひ夕食おかずのレパートリーに加えてみてくださいね。
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豚肉と玉ねぎとピーマンを使ったレシピで一番簡単に出来るのが、人気の炒めものです
フライパンひとつで簡単に調理できる炒め物もいろいろな味付けで飽きずに食べられるので、いくつかレシピをご紹介します。
豚肉と玉ねぎとピーマンの味噌味の炒め物
味噌炒め4人分の材料は、豚肉(薄切り) 400g、玉ねぎ 1個、ピーマン 3個、ナス 2本、厚揚げ 1枚、味付けにお酒 大さじ2、醤油 大さじ1、味噌 小さじ2、砂糖 小さじ1と1/2、豚肉の下味に片栗粉、醤油、お酒を各大さじ1を用意してください。
- 豚肉を一口サイズに切ってボウルかポリ袋に入れ、下味の材料を加えて揉み込んでおきます。
- 玉ねぎを縦半分に切り、さらに8等分に切り、ナスは乱切りにして水にさらし、厚揚げを縦半分に切ってさらに1センチ幅に切り、ピーマンを縦半分に切って種とワタ、ヘタを取り、さらに3等分に切ります。
- 味付けの調味料は混ぜておき、味噌をしっかり溶いておきましょう。
- フライパンを熱してサラダ油とごま油少しをひき、豚肉から炒めます。
- 火が通ってきたら玉ねぎとナスを加えてしんなりするまで炒め、最後に厚揚げとピーマンを加えて炒め合わせます。
- 合わせておいた調味料を加えて煮からめ、汁気が少なくなるまで煮詰めます。
大人用には一味や七味唐辛子をかけるとピリッとした辛みがアクセントになっておつまみにもおすすめです。
カレー味の炒め物
4人分の材料は、豚肉(薄切り) 400g、玉ねぎ 1個、ピーマン 4個、塩こしょう、サラダ油、このほかに調味料にお酒、みりん 各大さじ2、醤油 大さじ1強、カレー粉 小さじ2、チューブ入りにんにく、チューブ入りしょうが 各3センチです。
- 豚肉を3センチ角ほどの一口大に切ったらポリ袋に入れ、調味料を加えて袋の上から揉み込みます。
- 玉ねぎを1センチ幅に切り、ピーマンを太めの細切りにします。
- サラダ油をひいたフライパンを熱したら豚肉とピーマンをほぐしながら炒め、全体に火が通ってきたらピーマンを加えます。
- ピーマンはシャキッとさせた方が美味しいので炒め過ぎずにさっと炒め、塩こしょうで味付けを調えて下さい。
玉ねぎとピーマンはシャキシャキに炒めるのがボリュームアップ、食べごたえアップのポイント
シャキシャキ食感が美味しい玉ねぎなどの野菜は、その食感によってよく噛むことになるので満足感や満腹感を得られやすくなります。
野菜から水分が多く出てしまうと食感が失われてしまうので、できるだけ食感を残すために炒める時の火加減や炒め時間に気を配ってみましょう。
シャキシャキ感を多く残すためには強火で熱した状態のフライパンに一気に投入するのではなく、「低温からじっくりと火を通す」ことが大切です。
また、炒める時に混ぜすぎたりフライパンをたくさん振って返してしまうと、野菜の水分が出てしまいやすくなり、シャキシャキ感が少なくなってしまいます。
強火でよくかき混ぜて炒めてしまうと野菜の水分が出てベチャベチャの野菜炒めになり、野菜の水分と一緒にうまみ成分や栄養も一緒に流れ出てしまうことも多くなり、野菜のシャキシャキ感が奪われてしまうので、野菜を炒める時には低温からゆっくり加熱しながら時々混ぜたり返す程度にしましょう。
また、野菜の水分が出にくいように、よく切れる包丁を使って野菜の繊維や細胞を潰さないように切ることも大切です。
豚肉、玉ねぎ、ピーマンの炒めものには、人参、なす、卵などの食材が相性抜群です
豚肉と玉ねぎ、ピーマンの他にも、冷蔵庫にある野菜やきのこ、卵を加えて炒め物を作って、栄養も食べ応えもさらにアップさせましょう。
他の食材を加えて作る、おすすめの炒め物をいくつかご紹介します。
卵ときのこをプラス
4人分では、卵 4個、しめじ 1株を加え、オイスターソースで味付けをします。
初めにごま油をひいたフライパンで溶いた卵を大きめのいり卵にして取り出し、豚肉と野菜を炒めたら卵を戻し入れて、オイスターソース 大さじ2、塩こしょうで味付けをします。
ナスをプラス
上記でご紹介したみそ炒めによく合う野菜が、ナスです。
油をよく吸うので、ナスをプラスする時には多めの油で炒めましょう。
人参をプラス
人参を加えるとピーマンの緑と合わせて色味が鮮やかになるので、おすすめのプラス野菜です。
人参はどの味付けにも合いますし、冷蔵庫に常備してある野菜のひとつなので、ぜひ加えてみてください。
豚肉を使った人気のレシピといえば夕食にもぴったりな豚丼
豚肉を使って作る人気メニューの豚丼のアレンジレシピをご紹介します。
4人分の材料は、豚肉(薄切り) 400g、玉ねぎ 1個、えのき 1袋、温泉卵 4個、調味料(砂糖 大さじ2、味噌 大さじ2、お酒 大さじ2、オイスターソース 大さじ2、醤油 大さじ2)、サラダ油、ご飯 4膳を用意し、調味料を器に合わせて味噌をよく溶いておきます。
- 豚肉を3センチ角ほどの食べやすい大きさに切り、玉ねぎを半分に切ったら繊維を断つ方向で薄切りにし、えのきの石づきを切り取ったら小房にほぐします。
- フライパンにサラダ油をひいて熱したら豚肉を炒め、火が通りはじめて色が変わってきたら玉ねぎとえのきも炒めます。
- 全体に火が通ってきたら合わせておいた調味料を加え、汁気を飛ばしながら炒めて器に盛ったご飯に乗せて真ん中をくぼませ、温泉卵をのせます。
誰もが満足できる人気の夕食メニューといえば、カレーは外せません
子どもから大人まで大人気のカレーを、野菜たっぷりにして作ってみましょう。
4人分の材料は、カレールウ 1/2箱、豚バラブロック 150g、ナス 2本、玉ねぎ 1/2個、じゃがいも 1個、人参 1/3本、ピーマン 3個、塩こしょう、水 600ml、サラダ油です。
- 豚肉を1.5センチ角の角切りにし、皮をむいたじゃがいもと玉ねぎ、人参をお肉と同じくらいの大きさに切り、ナスも大きさを揃えて乱切りにして水にさらしてアク抜きをします。
- 火の通りが遅いじゃがいもと人参は電子レンジで2分ほど加熱しておき、他の材料と煮込み時間を揃えます。
- 鍋を火にかけて豚肉を炒め、ピーマン以外の野菜を加えて豚バラの脂で野菜を炒め、軽く塩こしょうします。
- 水を加えて蓋をして具材が柔らかくなるまで10分ほど煮込み、火を消してカレールウを加えて溶かしたらもう一度火にかけます。
- カレーが完成したらピーマンを4等分に切って種とワタ、ヘタを取り、サラダ油をひいたフライパンで焼き色が付くまで焼き、盛り付けたカレーにトッピングします。