冷凍で余ったお餅を保存することがありますが、その場合の賞味期限はどのくらいなのでしょうか。
いくら冷凍とはいえ、あまりにも賞味期限が過ぎてしまうと、美味しく食べられなくなってしまうこともあります。
ここでは、お餅を冷凍保存する場合の賞味期限や、お餅を冷凍保存する場合の包み方、また、食べる場合の解凍の仕方、お餅を美味しく食べるレシピなどについて紹介しますので、是非参考にしてみてください。
関連のおすすめ記事
冷凍ご飯を電子レンジで解凍する時間目安と美味しく解凍するコツ
電子レンジを使って冷凍ご飯を解凍すれば、簡単に解凍することができます。ですが、一体どのくらいの時間を...
冷凍した食品の保存期間【魚編】保存方法とコツ・解答方法を解説
魚をたくさん購入したときなど、一度に食べきれない場合は冷凍して保存すると冷蔵よりも長く保存することが...
豚肉を冷凍した場合の賞味期限は?賞味期限を延ばすコツもご紹介
売出しや週末のまとめ買いなどで豚肉を沢山買った場合、保存はどうしていますか?冷蔵保存で消費期限内に使...
お餅を冷凍した場合の賞味期限、保存と解凍方法について
普段からあまりお餅を食べる習慣のないご家庭でしたら、なおさら知っておいていただきたいのが、お餅は冷凍することで、賞味期限を伸ばすことができるという点です。
餅を冷凍保存できる期間とは
生のままでは日持ちしないお餅も、冷凍することで賞味期限を伸ばすことが可能です。市販の餅か、つきたての柔らかい餅かに関わらず、きちんと真空状態で冷凍すれば、最大半年程は保存が効きます。
空気を抜いて冷凍する
市販の切り餅の場合は、1つずつラップに包んでから、ジッパー付きバッグなどに入れ、空気を抜いた状態で密閉してから冷凍庫へ。
つきたてのお餅の場合は、1つずつ食べやすい大きさに丸めて、表面がくっつかないように粉を振ったら、アルミ製のバットに並べて冷凍し、完全に凍ったらジッパー付きバッグに移しましょう。
冷凍ではなく、冷蔵でお餅を保存する場合の賞味期限は
数日で食べきるのが難しいほどの量のお餅であれば、はじめから冷凍してしまったほうが良いかと思いますが、すぐには食べないけれど、ほんの少しだけ美味しく食べられる日数を伸ばしたいという程度でしたら、冷蔵状態で保存されることをおすすめします。
お餅は食べたい時期や量によって、冷凍したほうが良いか冷蔵でも大丈夫かといった判断をすると良いでしょう。
お餅を冷蔵庫で保存する場合も、なるべく表面が空気に触れないようにするのが基本です。
切り餅であれば1つか2つずつラップで隙間なく包んだら、さらに袋を二重にして空気を遮断した状態で保存します。
賞味期限内でもカビには注意
期限内の冷凍のお餅を、美味しく快適に焼くコツ
冷凍したお餅はレンジで温めてから焼く
お餅は凍ったまま調理することも可能ですが、焼き餅にする場合は中まで温まる前に表面が焦げてしまいますので、先にレンジで軽く温めてからトースターに移して焼きます。餅が焼き網にくっつかないようにするためにも、トースターは予熱をしておきましょう。
また、包丁で切りこみを入れた側を上にして焼くと、お餅が膨らみすぎて破裂するのを防ぐことができます。
冷凍したお餅はフライパンでも綺麗に焼けます
冷凍したお餅はオリーブオイルを薄く塗ったフライパンでフタをして焼くと、さらにくっつかずに綺麗に焼くことができます。
お餅を美味しくアレンジ!ボリューム満点のレシピとは
お餅はアレンジ次第で子供も喜ぶおかずに大変身します。ここでは、餅を使ったあつあつグラタンの作り方を簡単にご紹介します。
市販のホワイトソースで「簡単餅入りグラタン」
マカロニの代わりにお餅を使ってグラタンを作ります。お餅は食べやすく薄切りにします。あとはウインナーや玉ねぎ、きのこ類といった、普段グラタンに入れる材料をお好みで用意してください。
深さのある耐熱性の容器の内側にバターを塗って、切った食材とお餅を入れます。ホワイトソースをかけた上からさらにケチャップを薄く全面に塗り、ピザチーズを好きなだけかけたら、あとはオーブンかトースターで焦げ目が付くまで焼きましょう。
チーズの上からパン粉をかけると、より香ばしさが増して美味しくなりますよ。
余ったお餅が、絶品スイーツに大変身
和のイメージがあるお餅を使って、もちもちとした歯ざわりのおやつを作ることもできます。
揚げずにヘルシー「お餅の焼きドーナツ」
こちらはお餅のもちもち感を引き出すため、だいたいの分量も明記しておきます。
- 市販の切り餅1個は細かく刻んでおきます。パン粉80gはビニール袋に入れて、めん棒などで砕き、そこに牛乳150ccを加えてパン粉となじませます。さらに砂糖30gと先程の餅を加え、全体がなじむまで数分揉み込んでおきます。
- 生地を耐熱性のボールに移したら、軽くラップをかけてレンジで3分ほど加熱したのち、上にかけていたラップを生地の表面にくっつけた状態で、粗熱が取れるのを待ちます。粗熱が取れたらその上に布巾などをのせ、上からタオル越しに練ります。
- 生地を四等分したのち、さらにそれを8つに分けて丸め、8個のボール状の生地をくっつけてドーナツ状にします。オーブンの天板にクッキングシートを敷き、ドーナツをくっつかないように並べたら、予熱しておいたオーブンで10分ほど焼いてできあがりです。
甘さ抑えめなドーナツなので、シロップをかけたりココアパウダーなどを練り込んでも美味しいですので、ぜひ試してみてくださいね。