安売りのさんまや一回の料理で食べ切れなかったさんまを冷蔵庫で保存するとき、どのような方法で保存をすれば美味しく食べることができるのでしょうか。
せっかく購入してきたのですから、正しい保存方法で保存して、美味しく食べたいと考えるものです。
ここでは、サンマを冷蔵庫で保存する時・冷凍庫で保存するときの正しい保存方法についてお伝えします。
きちんと保存をすることで、できるだけ美味しさを逃さないようにさんまの保存しましょう。
また、冷凍から解凍するときの、美味しさを逃さない解凍方法についてもご紹介します。こちらも併せて確認をして、美味しいさんまを食べましょう。
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さんまを冷蔵庫で美味しく保存!塩水に入れて保存する方法
さんまが旬の秋の季節には、新鮮な生さんまが安く手に入ることも多く、その日調理するわけでなくても、次の日用に…とさんまを購入してくることが良くありますよね。
せっかく旬の生さんまを仕入れてきたのであれば、その日のうちに食べてしまうのが本当は一番良いのですが、そうもいかない時にはできるだけ鮮度を保った状態で保存する必要がありますね。
まずは、「買ってきた次の日に食べる」生さんまの冷蔵保存方法を紹介します。
生さんまを冷蔵庫で一日保存する方法
【用意するもの】
- 新鮮な生さんま(解凍さんまは不可)
- さんまがそのまま入る大きさのタッパー
- 氷
- 塩
- 水
【手順】
- 生さんまは軽く水洗いして表面の汚れを洗い流します。
- タッパーに氷と塩分濃度3パーセントの水を入れ(1リットルの水に対して大さじ3の塩を混ぜたもの)、氷水を作ります。
- 2にさんまを丸ごと入れて、しっかり蓋をして密閉し、冷蔵庫に入れましょう。
さんまの内蔵を取って冷蔵庫で保存!血抜きをしたらラップで包んで保存を
次に、生さんまを冷蔵庫で二日~三日程度保存したい時におすすめの保存方法について解説していきます。
生さんまを冷蔵庫で二日~三日保存する方法
【用意するもの】
- 新鮮な生さんま(解凍さんまは不可)
- 包丁
- まな板
- キッチンペーパー
- バット
- ラップ
- ジッパー付き保存袋
【手順】
- 生さんまの頭と内臓を取り除きます。
- 1を流水で流しながら、中まできれいに血抜きをしたら、キッチンペーパーを敷いたバットにあげます。
- キッチンペーパーでさんまについた水分をきれいに拭き取ります。お腹の中からも水分が出てくるので、しっかり拭き取りましょう。
- 一匹ずつ、空気が入らないようにピタッとラップをして、ジッパー付きの保存袋にまとめて入れたら、冷蔵庫のチルド質で保管しましょう。
頭や内臓があると、どうしても生魚は傷みやすくなってしまうため、鮮度を保つためには血抜きをするのが一番です。
こうすることで、帰宅したら生さんまを洗う所から始められるので、包丁を使う部分をカットでき、魚に触る回数を減らすことができます。
血抜きをして冷蔵庫で保存したさんまの保存期間について
新鮮な旬の生さんまであれば、これまで紹介してきた方法で、冷蔵庫で三日程度は保存が可能になります。
しかし、下処理が不十分だったり、保存状態が悪かったりすると、三日も経たないうちに生さんまが傷んでしまうことも考えられますので、絶対に大丈夫と思い込まずに、調理前に生さんまの状態を確認してみてください。
- 異臭(酸っぱい臭い、腐敗臭)がする
- 糸を引くように粘ついている
- 内臓が溶けてぐちゃぐちゃになっている
このような時には、生さんまが傷んでしまっている可能性がありますので、食べずに廃棄してください。
さんまを3日以上食べないのなら冷蔵庫ではなく冷凍保存を
食材の調達を毎日ではなく、まとめ買いで済ませる主婦の方の中には、買った生さんまを、今日明日で調理する予定がない!という人もいるはずです。一~二日で使いきる予定のない生さんまは、保存期間が長くなればなるほど鮮度が落ちていくため、冷蔵保存よりも冷凍保存したほうが新鮮な状態のまま保存することができますよ。
最近の冷凍庫には、瞬間冷凍できるアルミ板が付属されているものがありますので、生さんまを冷凍する時には、アルミ板の上に重ならないように並べて置き、短時間で冷凍されるように工夫しましょう。アルミ板の付属がない冷凍庫の場合には、市販のアルミ板を使ったり、保冷剤でさんまを挟むようにして冷凍庫に入れることで、短時間で冷凍することが可能になります。
さんまが冷凍されたら、ジッパー付きの保存袋にまとめてしっかり封をしておくことで、さんまの冷凍焼けを防ぐことができますので、ぜひ冷凍庫に入れっぱなしにせずに、袋にまとめるようにしてみてくださいね。
冷凍保存したさんまを美味しく解凍する方法
食べる時には、しっかり解凍してから調理するのが、美味しく食べるポイント!
冷凍する時に予め二枚おろし、三枚おろしにした状態でさんまを冷凍しておけば、半解凍の状態でそのままフライパン調理することもできますし、解凍までの時間も短縮できますよ。