魚焼きグリルでパンを焼くと焦げるのはナゼ?美味しく焼けると聞いたけれど、焦げてしまうのはうちのグリルが古いせい?
グリルでパンを焼くと美味しく仕上がるのは、トースターよりも高温で焼くことができるからです。しかし、だからこそ予熱や焼く時間がポイントとなります。
グリルでパンを焼くときにはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?魚焼きグリルでパンを焼くときのコツを紹介します。
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魚焼きグリルでパンをそのまま焼くと焦げる原因に
魚焼きグリルは火力が強く熱源も近いので、そのままパンを入れて焼いただけでは焦げてしまいやすいですよね。
焦げるのを防ぐ対策
パンを焼く前に魚焼きグリルを1分ほど予熱しておく
こうすることで水分の蒸発を防ぎ、焦げにくくなります。パンが網目にくっつくのも防ぎます。
中火程度でささっと焼く
魚焼きグリルでパンを焼く場合は焼きあがりも早いので、目を離した隙にあっという間に焦げてしまいやすいです。目を離さないようにしましょう。時間にして、30秒~1分程度で大丈夫です。片面だけ焼くタイプでしたら、裏返して片面も焼きます。
魚焼きグリルでパンが焦げるのはこうして防ぎましょう
アルミホイルを活用する
魚焼きグリルでパンを焼くのに火力が強すぎる場合は、アルミホイルを敷くかかぶせるかしましょう。
これで上だけ焦げる、下だけ焦げるということがありません。またパンかすが下に落ちず、アルミホイルを捨てればいいだけなので、掃除も楽です。グリルにくっつくこともありません。
連続で焼く場合は調節が必要
1回目より2回目の方が庫内が温まっている状態なので、少し置くか、2回目は加熱時間を短くして調整しましょう。
少しずつ加熱していって様子を見るようにすれば焦がす失敗はありません。
予熱を組み合わせる
あらかじめ予熱を長めにして温めておいて、焼き時間を短めに。そうするとパンにしっかり火を通しながらも、焦げるのを防ぐことができます。予熱と上手く組み合わせて焼き時間を調節しましょう。
縁を水で塗らす
トーストなど、焦げやすい縁部分は、水で濡らした指でなぞって温度を高くなりにくくするという技があります。
焦げるのを防止!魚焼きグリルでパンを焼くときはプレートがおすすめ
魚焼きグリルでパンを焼くときは、グリルプレートを使うという方法もあります。
魚焼きグリルの網に直接のせないので焦げにくく、また美味しく焼きあげることができます。網にくっつきやすいお餅や魚、ピザなども焼くことができます。
またお手入れも簡単。
パンの粉がグリルの下に落ちることがなく、最後はプレートを取って洗うだけなので、プレートなしやオーブントースターよりも掃除が簡単。
キッチンが狭くてオーブントースタが置けないという方にも、グリルプレートがあれば幅広い料理に使うことができますよ。
魚焼きグリルでパンを焼いたらすぐに取り出しましょう
魚焼きグリルでパンを焼くときにちょっと気になるのが、「パンに魚の臭いはつかないの?」ですね。
パンをグリルで焼いている時は表面から水分が放出されるため、それにより焼いている最中は臭いがつきません。
それでも前日に魚を焼いたため気になる…!という場合は、以下のことを試してみましょう。
魚焼きグリルを5分ほど空焼きをする
軽く空焼きをすることで庫内の臭い成分を乾燥させ、臭いを取り払うことができます。長く空焼きをするのは危険なので、あくまで数分程度でその間は目を離さないようにしましょう。また使い終わったコーヒー粉やお茶っ葉の出がらしも一緒に入れて炒るように乾燥させるのも、消臭効果が高いです。
レモンやすだちの皮で拭く
柑橘系の果物の皮は、グリル内の臭い消しに効果的です。掃除をした後にレモン、すだち、みかんの皮などで拭いてみましょう。皮に含まれているクエン酸成分が臭い消しにかなり効果があります。網を拭いてもOK。柑橘系の皮で拭いた後は、よく洗ってください。
水は必要?魚焼きグリルでパンを焼くとき
魚焼きグリルでパンを焼くときに、パンは魚のように油が出にくいので水は入れたほうがいいのか入れなくてもいいのか迷いますよね。
受け皿に水を張る役割は、以下のことがあげられます。
- 水分の蒸発を防ぐ
- 庫内が高温になりすぎるのを防ぐ
- 蒸らす効果がある
- 煙を出にくくする
以上のことを考えると、パンを焼く場合でも、水を張るのがいいですね。
発火防止や安全のためにもちろん、また蒸らす効果があるのでふんわりと仕上げることができます。
また、落ちたパンくずの掃除もしやすいですね。
魚焼きグリルでパンを焼く時も水を張るのを忘れないようにしましょう。