キャンプへ行くなら、ダッチオーブンを使って鳥の丸焼きに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ダッチオーブンを持っているのに使いこなせてない、という方にこそ、簡単なのに美味しい鳥の丸焼きがおすすめなのです。
前日までに仕込むことで鳥に味を染み込ませることができますし、当日は材料をセットし、あとは焼くだけなのでとっても簡単。
ただ火加減が重要なので、焦げないように注意しましょう。
関連のおすすめ記事
-
【夕ご飯のレシピ】夏におすすめのメニューと調理する時の注意点
夏になり、気温の高い日が続くとどうしても食欲が落ちてしまうもの。夕ご飯を作ることも面倒ですが、食べな...
-
一度開けたワインコルクの正しい閉め方と残ったワインの保存方法
一人で楽しむワインや料理に使うワインは、一回ではなかなか空けきれず、残してしまうことが多いですよね。...
-
ナスカレーは冷凍しても美味しい!冷凍ナスを美味しく食べるコツ
ナスを使ったカレーは特に夏にピッタリ。そんなナスカレーは冷凍したナスでも美味しく作ることができるのか...
-
冷凍たこ焼きは揚げるのがおすすめ!コツやアレンジレシピを紹介
冷凍のたこ焼きは電子レンジで温めるよりも揚げる方がカラっと美味しく食べられるのを知っていますか?...
-
冷凍ストックできる美味しいレシピ。夕食のメインにもお弁当にも
平日は家に帰るのが遅くなるという方には、冷凍ストックしておけるおかずがあると便利です。夕食のメインに...
鳥の丸焼きに適したダッチオーブンの大きさ
ダッチオーブンのサイズは色々あるので、鳥の丸焼きに適したサイズのダッチオーブンをもってキャンプに出かけましょう。
基本的な基準として、鳥の丸焼きなのでその丸鳥がダッチオーブンに入らなければいけません。
鳥の丸焼きを作る時は、鳥だけではなく野菜も一緒に入れて作ることが多いのでそのスペースも必要になります。
一般的な鳥の大きさは1kg弱から2kg程度
小さいものであれば10インチで大丈夫です。
これからダッチオーブンを購入するのであれば余裕をもって大きめの12インチを購入するのが使いやすいでしょう。
しかし、ダッチオーブンは持っているという人はそのサイズに合わせて丸鳥を用意する必要があります。
どちらの場合でもダッチオーブンを使って鳥の丸焼きを作るときには鳥を入れた後のスペースが必要だと覚えておきましょう。
ダッチオーブンで鳥の丸焼きをする際の材料と下準備
ではここから実際にダッチオーブンで鳥の丸焼きを作るときについて詳しく見ていきます。
- 鳥の外側と中をしっかりと水で洗います。
- 洗った後はキッチンペーパーで水分をふきとります。
- にんにくは皮をむき5個程度潰しておきます。マシュルームも軽くペーパーで拭いておきます。
- 鳥の内部にブラックペッパーをすりこみ、にんにくとマッシュルームを順番に詰めていきます。
- 詰めた後は爪楊枝でしっかりと閉じて、鳥の脚はタコ糸でクロスさせて縛ります。
- 中の詰め物が終わったら表面に塩、ブラックペッパーとにんにくを丁寧にすり込みます。
- 最後にハーブをまんべんなく全体にふりかけて2重にしたビニール袋に鳥とローズマリーを入れてしっかりと封をして冷蔵庫で寝かせましょう。
そうすることで味もしっかりつきますし、当日の作業量が少なくなります。
鳥の丸焼きは火加減が重要、ダッチオーブンのセット方法と火加減
ではいよいよダッチオーブンで焼く工程に入ります。
鳥は焼く前には必ず冷蔵庫から出して常温にする
常温に戻している間に人参や玉ねぎ、じゃがいもなどの野菜を洗ったり皮をむいたりしておきます。
小さくする必要はなく、まるごとでOKです。
鳥が常温に戻ったら、オリーブオイルを表面に塗っておきます。
準備ができたらダッチオーブンのふたをあけて底に網をしきます。
その上からさらにアルミホイルをしいて下処理した野菜をいれて最後に鳥をのせてふたをしてください。
そうしたら蓋の上に炭をのせて上下で加熱します。
このときの火は強火にならないように火を弱くして時間をかけて1時間以上を目安に焼いてください。
また、蓋の上におく炭は強すぎるとよくありません。様子を見ながら調理してください。
鳥に串を指した時に透明の汁がでてくればOKです。
皮がパリッ中身がジューシーな鳥の丸焼きにするコツ
ダッチオーブンを使って鳥の丸焼きを焼くときにはコツをしっかりおさえておくと皮はパリッとして食べた時に中はジューシーになり、よりおいしいものにすることができます。
丸焼き中は途中でふたをあけない
ダッチオーブンは中が見えないので、中の状態が気になり加熱途中にふたをあけて中の確認がしたくなると思います。
しかし、ジューシーな仕上がりにするためには何回もふたをあけるのは好ましくありません。
ダッチオーブンの蓋に炭をのせる
ダッチオーブンのふたに炭を乗せることで皮に焼き目をつけることができます。
しかし、その炭の火力が強いと焼きすぎになってしまい、焦げの原因になります。
鳥の丸焼きで焼き目は重要なので、火力とともにふたの炭にも気をつけましょう。
仕上げは蓋ををずらすこと
よりパリッとした皮目にするために、仕上げにふたの上の炭を縁に沿って置きます。
また、この火力を強いものにすることできれいな焼き目が付きます。
焼きあがったらふたをずらして、鳥の表面をパリパリにしましょう。
食べ方に迷う鳥の丸焼き、切り分け方をご紹介
ダッチオーブンを使った鳥の丸焼きの作り方もそうですが、食べるときの切り分け方も慣れていないとわからないものですよね。
最後に鳥の丸焼きの切り分け方をご紹介します。
焼き上がった後にすぐに切り分けるのはNG
30分はそのままにしておかないと、切り分けた時においしさが詰まった肉汁が出てしまいます。
鳥の丸焼きの切り分け方の手順
1.鳥の脚が自分の方に来るようにおいて、結んでいたタコ糸をはずします。
はずしたら脚を持って鳥の胴体とももの間から切れめをいれて脚をはずしていきます。
この時に大切なのは関節に沿うということです。
左右どちらから始めても問題ありません。
2.両方のももを外すことができたら、手羽部分を切っていきましょう。
もも肉を外すときと同じ様に左右の手羽をはずします。
余裕があれば、はずした手羽は手羽先と手羽元に分けておくといいでしょう。
3.残った胸肉を切り分けます。
胸肉には真ん中に骨があるので触って確認します。
骨の位置が確認できたらそれに沿って左右に切り込みを入れます。
前後を逆に置きます。脚がついた部分が奥になります。
切り込みを入れたらそれぞれ外側に向かってハの字になるように切り込みを入れて胸肉をはずします。
はずすとささみが見えるので、とりはずします。
こちらも骨をはさんで左右どうように行います。