片栗粉のとろみ・料理が冷めるととろみがなくなる原因と対処法

水溶き片栗粉を使って料理にとろみをつけたとき、料理が冷めるととろみがなくなることにお困りの人もいるのではないでしょうか。

せっかく美味しい料理を作っても、食べるときにあんがサラサラになってしまい、がっかりした経験がある人もいるでしょう。

ここでは、料理が冷めてしまったときにとろみがなくなる原因と対処法についてお伝えします。

料理が冷めてもとろみがなくならないように、コツをしって美味しく料理をしましょう。

関連のおすすめ記事

餃子の皮のレシピをご紹介!皮から手作りするには

餃子の皮は、スーパーなどに行けば、手軽に手に入りますが、1から手作りしようと思うのであれば、小麦粉な...

誕生日に手料理で作るコース料理レシピ。彼氏に作りたいレシピ

彼氏の誕生日に、自宅でコース料理風に手料理を作って、誕生日をお祝いしたいという方もいると思います。自...

白カビチーズの種類や特徴。簡単美味しい食べ方

白カビチーズと聞くと、ちょっとびっくりする呼び方ですが、カマンベールチーズと言うと、食べたことがある...

豚肉・チーズ・じゃがいもで作る晩ご飯に食べたい美味しいおかず

じゃがいもとチーズは相性の良い食材です。そこに豚肉をプラスすると、食べごたえのあるメインのおかずにな...

昼ごはんのメニューを簡単に作りたい時におすすめなものは

昼ごはんは、晩ごはんと比べて、軽いメニューにする人が多いです。そのため、出来るだけ簡単でさっと作...

夜のアイスを避けるべき理由とどうしても食べたい時の対処法

夜のアイス。ダイエットに励む女性にとって、こんなに魅力的な言葉はそうそうないと思います。たとえ本格的...

大根の味噌汁が苦い時の対処法!大根の苦味を取る方法

大根のおでんや味噌汁が好きな方は多いと思います。好きな方にとっては、あまり苦味を感じない大根ですが、...

やかんの内側に付いたカルキ汚れをクエン酸で落とす方法

やかんを使っているうちに、底の部分に白っぽい汚れが付いてくることがあります。食器用洗剤とスポンジでこ...

クエン酸を使ってマイドリンクを作ろう!レシピをご紹介します

梅干しなどに含まれているクエン酸。すっぱいイメージがありますが、スポーツドリンクなどにも使われていま...

野菜を保存するなら冷凍がおすすめ。冷凍保存の方法とポイント

買ってきた野菜を調理することなく、冷蔵庫の隅で腐らせてしまった経験ありませんか?そんなあなたには、野...

野菜で作る美味しいお菓子!子供の野菜嫌いを克服する簡単おやつ

子供の野菜嫌いに頭を悩ませているお母さんもいるのではないでしょうか。「好き嫌いをせずに野菜もモリ...

野菜が美味しく食べられるメニューは?子供の野菜嫌い克服方法

お子さんの野菜嫌いに頭を悩ませているママもいるのではないでしょうか。子供には色々な物を食べてもらいた...

【10倍粥の簡単な作り方】ご飯からブレンダーで作るレシピ

離乳食初期に食べさせる10倍粥。ブレンダーを使うと簡単だと言われていても、その作り方まではよくわから...

丼ものをおしゃれレシピにしたいときはこれがおすすめ

丼ものをつくるとなぜかおしゃれに見えない…カフェやお店のような感じに作るにはどうしたらいいのでしょう...

和菓子はカロリーが低い?生菓子のカロリーについてご紹介

和菓子は洋菓子と比べるとカロリーが低いと言われています。しかし和菓子と言っても、その種類は多く、...

料理が冷めると片栗粉のとろみがなくなる原因

あんかけチャーハンや麻婆豆腐などとろみのある料理は、片栗粉でとろみをつけることがほとんどです。

片栗粉は加熱をすることでとろみが出るので入れただけでは、とろみはつきません。

よく、できたての料理にはしっかりととろみが付いていたのに、食べる時にはとろみがなくなり水っぽくなったことはありませんか?

とろみがなくなる原因は片栗粉を入れた後の加熱時間

時間を短く加熱するだけではしっかりととろみがつかないので、このような現象がおきてしまいます。

料理に片栗粉を入れてからの加熱時間を意識している人は少ないと思います。
片栗粉をいれてとろみがついたらすぐに火を止めてしまっている人が多いかもしれません。

「とろみ」がついたあとにさらに加熱することで冷めた後もしっかりととろみを保つことができます。

また、白菜やもやしなど使う食材によってはその野菜から水分がたくさん出てくることもあると思います。
そうすると料理の水分が多くなってしまうので、とろみがなくなる原因の1つと言えます。

料理が冷めるととろみがなくなる!片栗粉と水の比率について

料理にとろみをつけるために片栗粉を使う時は、そのまま使わずに水と混ぜて水溶き片栗粉として使いますよね。
その水溶き片栗粉ですが、みなさんはどのような比率で作っていますか。
目分量で作っている人もいるでしょうし、毎回きちんと計っている人もいるでしょう。

水溶き片栗粉を作るときの水と片栗粉の比率は同率にします

片栗粉が15gなら水も15mlといった具合です。
とろみのつき具合は料理や食材によっても変わるので、実際に使うレシピの量よりも多めに作っておくと、とろみが足りないときでもすぐにつけやすいです。

水と片栗粉の比率が同率だと、水分量が少ないので料理に入れた時にかたまりになってしまうこともあります。

もしとろみを上手につけることに自信がない人は、水の量を倍にしてください。
片栗粉が15gの時は水は30mlです。

そうすることで片栗粉も溶きやすくなりますし、料理に入れる時も使いやすくなります。しかし、水分量が多くなるので料理の味が薄くなる可能性があります。

水の量を倍にする時はあらかじめ少し味付けを濃くしておくか、味見をしてから調味料を足すようにするといいでしょう。

冷めると片栗粉のとろみがなくなるときは片栗粉を水に溶くタイミングをチェック

とろみをつけるときは、料理の仕上げとして1番最後に行うことが多いので、水溶き片栗粉も使う直前に作りがちです。

上手にとろみをつけるためには料理の1番最初に水溶き片栗粉を作っておくことが重要

時間にすると使う時には作ってから最低30分は経っているようにしましょう。

片栗粉が水と合わさっている時間が多いほど片栗粉のデンプンのなかに水が浸透していきます。

そうすることで、よくありがちな水溶き片栗粉のかたまりがなくなるので上手にとろみを作ることができます。

事前に作っておくと、とろみも上手につけることができ、料理中に水溶き片栗粉を作り忘れて慌てることもなくなりますが、使う時には片栗粉は器のそこに沈んでいる状態になります。
そのまま使うとうまくとろみをつけることができないので、必ず一度かき混ぜてから使いましょう。

片栗粉で上手にとろみをつけよう!入れるときの火加減と加熱時間

水溶き片栗粉でとろみをつけるときには注目ポイントがあります。

水溶き片栗粉を入れるときの火加減と入れてから加熱する時間

私が普段失敗が少ないなと感じている方法として「水溶き片栗粉を入れる時は火をとめる」ということです。
火を一度とめるととろみがつきにくいようなイメージですがそんなことはありません。

火を止めて水溶き片栗粉を入れた後は再度加熱します。

水溶き片栗粉の入れ方として、ただ入れるだけではなく料理全体に行き渡るように少しずつ回し入れましょう。

再度加熱するとき火加減は弱火にしましょう

とろみをつけるときには、お玉でかき混ぜると全体に均等にとろみが付きます。
火を止めずに行う場合は、沸騰したところに水溶き片栗粉をいれてかき混ぜながらサッと加熱しとろみをつけましょう。

実際に水溶き片栗粉を入れた後の加熱時間は1分を目安にしてください。

入れてから1分加熱するのではなく、かき混ぜながらとろみがついたなと感じた後から1分加熱しましょう。

片栗粉のとろみは復活が難しい!失敗しないように調理をしよう

水溶き片栗粉でとろみを付けた料理が、水っぽくなりとろみがなくなっている場合には再度加熱してもとろみをつけることはできません。

ですが、とろみを付ける方法はあります。

もう一度水溶き片栗粉を作り最初と同じようにとろみを付ける

この方法だと簡単にとろみをつけれますが、完璧な仕上がりとはならないこともあるのを覚えておきましょう。

再び水溶き片栗粉をいれるので、料理の味も薄くなります。
そうなる場合には、入れる前に味見をして調味料をたして味付けの調整をしておきます。味付けだけではなく、片栗粉の固まりができてしまうこともあるので、食べた時の食感も変わってしまいます。

こうならずにおいしく食べるためには、作った時にしっかりととろみをつけておくことです。
先ほどもご紹介したように、水溶き片栗粉の水と片栗粉の割合を守ることと、入れた後にしっかりと加熱することが大切です。

作ってから食べるまで時間があく場合にはとろみをつける直前まで料理を作っておき、食べる直前に加熱し水溶き片栗粉を入れてとろみをつけるのがいいでしょう。