片栗粉のとろみ・料理が冷めるととろみがなくなる原因と対処法

水溶き片栗粉を使って料理にとろみをつけたとき、料理が冷めるととろみがなくなることにお困りの人もいるのではないでしょうか。

せっかく美味しい料理を作っても、食べるときにあんがサラサラになってしまい、がっかりした経験がある人もいるでしょう。

ここでは、料理が冷めてしまったときにとろみがなくなる原因と対処法についてお伝えします。

料理が冷めてもとろみがなくならないように、コツをしって美味しく料理をしましょう。

関連のおすすめ記事

野菜嫌いを克服するための料理レシピ!子供に作りたい野菜おかず

子供の野菜の好き嫌いが多いとお悩みの方はいませんか?苦労して小さく切って、わからないようにしても、す...

なすと豚肉を使った料理が知りたいあなたに贈る簡単レシピ

なすは夏から秋にかけてが旬の美味しい夏野菜のひとつです。シンプルに焼きナスにしても美味しいですが...

冷凍ストックできる美味しいレシピ。夕食のメインにもお弁当にも

平日は家に帰るのが遅くなるという方には、冷凍ストックしておけるおかずがあると便利です。夕食のメインに...

ナスカレーは冷凍しても美味しい!冷凍ナスを美味しく食べるコツ

ナスを使ったカレーは特に夏にピッタリ。そんなナスカレーは冷凍したナスでも美味しく作ることができるのか...

ナスの作り置きおかずはお弁当にも。男性も喜ぶナスレシピ

私はナスが大好きです。ナスの揚げ浸しなどの作り置きおかずをよく作りますが、お弁当に最適なナスの作り置...

豚肉を柔らかくする方法!短時間でも簡単にできるコツを紹介

豚肉を柔らかくする方法について知りたいあなた。短時間で豚肉を柔らかく仕上げるためには、ほんの少しの工...

食費を1ヶ月で1万円にするためにすべきこととは

日々の生活費を見直そうと思った時に、真っ先に見直される部分の多くは食費です。なぜなら食費は、贅沢...

【運動会のお弁当】前日に揚げた唐揚げを当日美味しく食べる方法

運動会のお弁当は前日から下準備などをしておく方が多いと思います。当日は子供の準備の手伝いや、朝食の準...

味噌とチーズの相性は◯!おすすめな味噌チーズレシピを紹介

味噌とチーズはとても相性が合うのを知っていますか。どちらも味が強いのでケンカをしてしまいそうですが、...

余った餃子の皮はスープに変身!スープレシピや冷凍保存の方法

餃子を作ると餃子の皮だけが余ってしまうことがありますよね。余った餃子の皮は捨てるのはもったいない、か...

野菜を保存するなら冷凍がおすすめ。冷凍保存の方法とポイント

買ってきた野菜を調理することなく、冷蔵庫の隅で腐らせてしまった経験ありませんか?そんなあなたには、野...

冷凍食品のチャーハンをさらに美味しく!作り方やコツをご紹介

冷凍食品といえばお弁当のおかずといった感じがしますが、チャーハンや麺類などの主食も多く見かけるように...

豚肉で簡単美味しいお弁当おかず!脂が白く固まらない工夫を解説

お弁当を作るとき、メインの料理に豚肉を使うこともあるのではないでしょうか。豚肉はお手頃価格で簡単に調...

食費の節約術を紹介します!5人家族はかさ増しがおすすめ

5人家族の食費の節約術にはどんなものがあるのでしょうか。まとめ買いや値引き品をしているのに、なぜか食...

【夕ご飯のレシピ】夏におすすめのメニューと調理する時の注意点

夏になり、気温の高い日が続くとどうしても食欲が落ちてしまうもの。夕ご飯を作ることも面倒ですが、食べな...

料理が冷めると片栗粉のとろみがなくなる原因

あんかけチャーハンや麻婆豆腐などとろみのある料理は、片栗粉でとろみをつけることがほとんどです。

片栗粉は加熱をすることでとろみが出るので入れただけでは、とろみはつきません。

よく、できたての料理にはしっかりととろみが付いていたのに、食べる時にはとろみがなくなり水っぽくなったことはありませんか?

とろみがなくなる原因は片栗粉を入れた後の加熱時間

時間を短く加熱するだけではしっかりととろみがつかないので、このような現象がおきてしまいます。

料理に片栗粉を入れてからの加熱時間を意識している人は少ないと思います。
片栗粉をいれてとろみがついたらすぐに火を止めてしまっている人が多いかもしれません。

「とろみ」がついたあとにさらに加熱することで冷めた後もしっかりととろみを保つことができます。

また、白菜やもやしなど使う食材によってはその野菜から水分がたくさん出てくることもあると思います。
そうすると料理の水分が多くなってしまうので、とろみがなくなる原因の1つと言えます。

料理が冷めるととろみがなくなる!片栗粉と水の比率について

料理にとろみをつけるために片栗粉を使う時は、そのまま使わずに水と混ぜて水溶き片栗粉として使いますよね。
その水溶き片栗粉ですが、みなさんはどのような比率で作っていますか。
目分量で作っている人もいるでしょうし、毎回きちんと計っている人もいるでしょう。

水溶き片栗粉を作るときの水と片栗粉の比率は同率にします

片栗粉が15gなら水も15mlといった具合です。
とろみのつき具合は料理や食材によっても変わるので、実際に使うレシピの量よりも多めに作っておくと、とろみが足りないときでもすぐにつけやすいです。

水と片栗粉の比率が同率だと、水分量が少ないので料理に入れた時にかたまりになってしまうこともあります。

もしとろみを上手につけることに自信がない人は、水の量を倍にしてください。
片栗粉が15gの時は水は30mlです。

そうすることで片栗粉も溶きやすくなりますし、料理に入れる時も使いやすくなります。しかし、水分量が多くなるので料理の味が薄くなる可能性があります。

水の量を倍にする時はあらかじめ少し味付けを濃くしておくか、味見をしてから調味料を足すようにするといいでしょう。

冷めると片栗粉のとろみがなくなるときは片栗粉を水に溶くタイミングをチェック

とろみをつけるときは、料理の仕上げとして1番最後に行うことが多いので、水溶き片栗粉も使う直前に作りがちです。

上手にとろみをつけるためには料理の1番最初に水溶き片栗粉を作っておくことが重要

時間にすると使う時には作ってから最低30分は経っているようにしましょう。

片栗粉が水と合わさっている時間が多いほど片栗粉のデンプンのなかに水が浸透していきます。

そうすることで、よくありがちな水溶き片栗粉のかたまりがなくなるので上手にとろみを作ることができます。

事前に作っておくと、とろみも上手につけることができ、料理中に水溶き片栗粉を作り忘れて慌てることもなくなりますが、使う時には片栗粉は器のそこに沈んでいる状態になります。
そのまま使うとうまくとろみをつけることができないので、必ず一度かき混ぜてから使いましょう。

片栗粉で上手にとろみをつけよう!入れるときの火加減と加熱時間

水溶き片栗粉でとろみをつけるときには注目ポイントがあります。

水溶き片栗粉を入れるときの火加減と入れてから加熱する時間

私が普段失敗が少ないなと感じている方法として「水溶き片栗粉を入れる時は火をとめる」ということです。
火を一度とめるととろみがつきにくいようなイメージですがそんなことはありません。

火を止めて水溶き片栗粉を入れた後は再度加熱します。

水溶き片栗粉の入れ方として、ただ入れるだけではなく料理全体に行き渡るように少しずつ回し入れましょう。

再度加熱するとき火加減は弱火にしましょう

とろみをつけるときには、お玉でかき混ぜると全体に均等にとろみが付きます。
火を止めずに行う場合は、沸騰したところに水溶き片栗粉をいれてかき混ぜながらサッと加熱しとろみをつけましょう。

実際に水溶き片栗粉を入れた後の加熱時間は1分を目安にしてください。

入れてから1分加熱するのではなく、かき混ぜながらとろみがついたなと感じた後から1分加熱しましょう。

片栗粉のとろみは復活が難しい!失敗しないように調理をしよう

水溶き片栗粉でとろみを付けた料理が、水っぽくなりとろみがなくなっている場合には再度加熱してもとろみをつけることはできません。

ですが、とろみを付ける方法はあります。

もう一度水溶き片栗粉を作り最初と同じようにとろみを付ける

この方法だと簡単にとろみをつけれますが、完璧な仕上がりとはならないこともあるのを覚えておきましょう。

再び水溶き片栗粉をいれるので、料理の味も薄くなります。
そうなる場合には、入れる前に味見をして調味料をたして味付けの調整をしておきます。味付けだけではなく、片栗粉の固まりができてしまうこともあるので、食べた時の食感も変わってしまいます。

こうならずにおいしく食べるためには、作った時にしっかりととろみをつけておくことです。
先ほどもご紹介したように、水溶き片栗粉の水と片栗粉の割合を守ることと、入れた後にしっかりと加熱することが大切です。

作ってから食べるまで時間があく場合にはとろみをつける直前まで料理を作っておき、食べる直前に加熱し水溶き片栗粉を入れてとろみをつけるのがいいでしょう。