美味しいお好み焼きは焼き方がポイント!コツを紹介します

家庭で美味しいお好み焼きを作るにはどうしたらいいのでしょうか?

生地が硬い、ぺちゃんこになってしまうなど焼き方に原因があるのかもしれません。美味しいお好み焼きにする焼き方とは?また、ふわふわなお好み焼きにするにはどんなものを入れたらいいのでしょう。生地を混ぜるときにもポイントがあるようです。

お好み焼きを上手に焼く方法を紹介します。

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美味しいお好み焼きの焼き方(ホットプレート)

ご家族での団らんのひと時はもちろん、たくさんの人数が集まった時にホットプレートを囲みながら焼くお好み焼きは焼くという作業も相まって楽しいものです。

お好み焼きには正しい焼き方があるのをご存知でしょうか。

ここではホットプレートでの美味しい焼き方をご紹介します。

ホットプレート温度は200度を保つようにします

ホットプレートに生地を乗せる時には、全体の厚さが2㎝になるように心がけます。
あまり薄く広げすぎないようにスプーンなどを使って生地を押さえてしまわないように厚さを意識しながら形を整えます。

形を整えて片面を3分程焼いたら上に肉を乗せます

肉を乗せるタイミングはお好み焼きをひっくり返す直前と覚えておきましょう。

肉を乗せてひっくり返す時にはヘラを優しく使う事に集中します。

また、ヘラで生地を押さえてしまうと生地に含まれる空気が抜けてふんわり感が出ません。
ひっくり返した後はサッと形を整えるだけにしましょう。

生地を裏返したらすぐに蓋をして5分程蒸らしながら焼きます

蓋をするのでホットプレートの温度も低くしてしまいがちですが、ひっくり返したときにホットプレートの温度は下がってしまっていますので、温度はそのまま200度を保ちましょう。

5分経ったら蓋を開けてもう一度裏返し、仕上げに二分程焼いて余計な水分を飛ばします。

これで美味しいお好み焼きを焼くことができます。

人数がたくさんいる時には早く作らないとと焦ってしまい、一度にたくさんの生地をホットプレートに乗せてしまいますが、そうするとホットプレートの熱は一気に下がってしまい、また高温に戻すのには時間がかかってしまいます。

お好み焼きを作る時は一度にたくさんの生地を乗せるのではなく、少し時間をずらして順番に作るようにしてホットプレートの温度が下がりすぎるのを防ぎましょう。

フライパンを使った美味しいお好み焼きの焼き方

フライパンを使ってお好み焼きを焼く時は、ホットプレートのように温度管理を簡単に行う事ができませんので火力に注意しながら焼きましょう。

  1. あまり火力が強いと表面だけが焦げて中に火が通らないという悲しい結末になってしまいますのでフライパンは基本中火で熱しながら使います。
  2. フライパンが温まったら生地を流し込み、2㎝の厚さを意識しながら形を整えます。
  3. そのまま片面を中火で5分程焼きます。
    お使いのコンロによって火力は変わりますので、時々焼き加減を確認しながら焼いてください。
  4. ひっくり返す直前に肉を乗せて裏返します。
    フライパンでひっくり返す時には形が崩れてしまいがちですが、フライ返しを二本使ってあまり持ち上げずに手前に裏返すようにするとキレイに裏返せます。
    生地はあまり押さえつけずに優しく取り扱います。
  5. 蓋をして5分程蒸らします。
  6. 5分経ったら蓋を開けひっくり返して2分。
    余計な水分を飛ばしましょう。
最後のこの工程は火力を若干上げると表面がカリッと仕上がりますので焦げないように注意しながら仕上げてください。

美味しいお好み焼きを作るには焼き方と生地がポイント

お好み焼きの生地の作り方は様々ですが、美味しくするコツがありますのでご紹介します。

お好み焼きの主役と言えば【キャベツ】

キャベツの切り方一つでもお好み焼きの仕上がりが全く変わってきます。
まず皆さんにお試しいただきたいのは、キャベツの食感を最大限に生かして食べる事のできる「粗みじん切り」です。

せん切りでも美味しいのですが、キャベツは加熱するとしんなりしてしまい、あまり小さく切ると食感が楽しめなくなってしまいますので、粗みじん切りにするのがおすすめです。

キャベツを生地に混ぜるタイミングもとても大切

生地にずっと浸けているとキャベツからの水分が出てしまい、生地の水分の比率が変わってべちゃっとしてしまいますので、キャベツを入れるタイミングは焼く直前にしましょう。
また、水分の比率が変わってしまう事を少しでも防ぐためには、キャベツを刻んだ後少し冷蔵庫で寝かせておくと程よく水分が抜けますので、生地に影響を及ぼさなくなりますので、時間がある時には是非お試し下さい。

先ほども言いましたが、生地にキャベツを入れるのは焼く直前、焼く前に一人前ずつの生地を作りながら焼きましょう。

生地は市販のお好み焼き粉を使っても美味しくできます

水ではなく牛乳を入れるとふわっとできます。

また、生地を作ったらすぐに使うのではなく、冷蔵庫で3時間程寝かせるとさらにふわっとしますので時間に余裕がある時はぜひ生地を先に作って冷蔵庫で寝かせるようにしましょう。

生地と材料を混ぜる時には空気を入れるように混ぜて焼き上がりがふんわりするようにします。

キャベツの切り方と焼く前の生地の混ぜ方でお好み焼きの美味しさは変わりますので、コツを掴んでふんわり美味しいお好み焼きを目指しましょう。

ちょっとした手間を加えるとさらに美味しいお好み焼きが作れます

おいしいお好み焼きというと表面がカリッと中はふんわりとしているものですが、ちょっとした手間でふんわり感が格段に変わります。

生地に入れる出汁ですが出汁を取ってすぐはだし汁も熱いままです。
これにすぐに小麦粉を入れてしまうと小麦粉の中に含まれるグルテンが出てしまって粉がダマになって溶けません。
だし汁は必ず冷ましてから使いましょう。

それから、生地とキャベツを混ぜる時には、ボウルで一人分の生地を都度作って混ぜる事をご紹介しましたが、この時に使うスプーンは一本よりも二本使う事がおすすめです。
スプーン二本を使って上下を入れ替えるようなイメージで全体に空気を入れながら混ぜるとふんわり感がより一層アップします。

生地に更にふんわり感を出すためには、混ぜ方だけではなくある物を足します。

「長芋」を入れるとふんわりする

お好み焼きに長芋を入れるとふんわりするのはご存知かもしれませんが、一体どのくらいの量が良いのかと言いますと、お好み焼き1枚に対して50gほどです。
お好み焼き1枚に長芋が50gと言うととっても多い量に感じますが、長芋を多く入れるとふんわり感が増しますので、長芋をすりおろすのが面倒でもぜひ長芋をたくさん入れてみてください。

豆腐の入った美味しいお好み焼きもおすすめ

お好み焼きの美味しさにひかれてついつい食べ過ぎてしまうと気になるのはカロリーです。

お好み焼きの生地に豆腐を使う事でカロリーを抑えながら、けれども美味しいお好み焼きを作る事ができます。
豆腐の水分で生地を作りますので混ぜるだけでできてしまう簡単レシピでカロリーも抑える事の出来る嬉しいお好み焼きです。

豆腐を使ったお好み焼きの生地の作り方

  • 木綿豆腐 一丁
  • 和風のだしの素 3g
  • あげ玉 5g
  • 片栗粉 10g
  • 卵 2個
  • 塩コショウ 少々

木綿豆腐は水気を拭き取って、ボウルに入れてスプーンなどを使って滑らかになるまで潰します。
だしの素、あげ玉、塩コショウ、片栗粉、卵を入れてよく混ぜたら生地自体は完成です。

具はいつものキャベツや長ネギなど、お好きな物を入れてください。

豆腐がベースの生地ですので、小麦粉で作るお好み焼きと比べるとカロリーがかなり抑えられますので、いつも控えめにするマヨネーズやチーズを乗せて食べてもカロリーにびくびくする事が無くなります。