大根と手羽元のさっぱり煮のレシピと人気の調理方法

大根と手羽元で作る煮物は、どこの家庭でも一度は作ったことがある夕食メニューの定番ではないかと思いますが、「さっぱり煮」はどうでしょう。

煮物と言えばだし汁と醤油、砂糖、みりんなどの調味料で煮込んだ甘みのある味付けが一般的ですが、「さっぱり煮」はお酢を入れて作るすっぱい煮物なので、食べたことも作ったこともないという方は意外と多いのではないかと思います。

ここでは、大根と手羽元で作るさっぱり煮のレシピの紹介とあわせて、フライパン、圧力鍋、炊飯器などを使った様々な調理方法の紹介もしていきますので、ぜひ調理するときの参考にしていただければと思います。

定番の煮物が落ち着く味なら、さっぱり煮は時々食べたい病みつきになる味!
定番の味付けや、代わり映えしない食卓に飽きてしまった主婦の方にもおすすめの食べ方ですよ。

関連のおすすめ記事

シュウマイを簡単に作るならレンジが◯!シュウマイの作り方

シュウマイを食べたいけれど、わざわざ蒸し器を出すのが面倒…そんなときには簡単に作れるレンジシュウマイ...

豆苗ともやしで作る低価格で美味しい豚肉料理をご紹介

豆苗やもやしはスーパーでいつも低価格で販売されていて、節約の強い味方です。ここではそんなもや...

豚肉・チーズ・じゃがいもで作る晩ご飯に食べたい美味しいおかず

じゃがいもとチーズは相性の良い食材です。そこに豚肉をプラスすると、食べごたえのあるメインのおかずにな...

冷凍ポテトの揚げないアレンジアイデア!簡単美味しいレシピ

市販の冷凍ポテトは、家で手軽に揚げたてのポテトが食べられて、お子様のいるご家庭でも、食べる機会が多い...

【簡単チーズケーキ】人気のチーズケーキの簡単な作り方をご紹介

チーズケーキは人気のケーキの1つ、ケーキ屋さんに行くと必ず選ぶという方も、少なくはないですよね。...

豚肉で作る唐揚げ!簡単レシピと唐揚げのアレンジをご紹介

唐揚げといえば鶏肉を想像しますが、豚肉でも唐揚げを作ることができます。豚肉は薄切り肉を使用することで...

冷凍ご飯の賞味期限【炊き込みご飯編】賞味期限と保存・解凍方法

炊き込みご飯を作り過ぎてしまったとき、勿体無いからそのまま保存をしてまた食べたいと考えるものです。...

冷凍野菜は超便利、野菜を冷凍し保存する方法とポイント

冷蔵庫の隅で野菜が干からびてしまう前に、買ってきた野菜はすぐに冷凍保存しましょう。野菜が安いとま...

夕ご飯は簡単で美味しいのが一番!おすすめレシピやコツを紹介

夕ご飯は簡単に作れて美味しいのがいいですね。働くお母さんにとって、夕ご飯の支度は時間との戦いです。子...

簡単なプリンの作り方を紹介します!子供と作るのもおすすめ

プリンは柔らかめ、硬め、甘みの強さなどそれぞれ好みがありますよね。そんな自分好みのプリンを作りたいの...

料理を簡単・美味しく調理!忙しい時に便利な美味しい料理レシピ

毎日忙しく仕事をしているママの中には、夕食の料理作りに頭を悩ませてる人もいるのではないでしょうか。な...

簡単に出来た!朝ごはんに卵が食べたい時のお米やパンのレシピ

毎日の朝ごはん、今日は何にしようかと悩んでしまいますね。忙しい朝は出来るだけ時間をかけずに、...

時短カレーレシピ!時間がなくても美味しいカレーを作る方法

お子様の大好きなカレー。仕事で帰りが遅くなったときなどに、お子様から「カレーが食べたい!」と言われて...

簡単な手作りアイスの作り方を紹介!甘さも自分好みにできます

アイスは買うものと決めつけてはいませんか?実はアイスは簡単に作ることができるんです。買ってき...

時短レシピで美味しいご飯!家族に人気の簡単ご飯と時短アイデア

お仕事をしているママたちのお悩みの一つが「毎日の食事作り」ではないでしょうか。毎日忙しく仕事をしてい...

大根と手羽元で作る定番のさっぱり煮はフライパンを使って簡単に

定番のさっぱり煮はフライパンで簡単に作る方法があります。

簡単な作り方を紹介しましょう。

  1. まずは大根を半月切りか乱切りにし、生姜は薄くスライスしましょう。手羽元は水で洗い、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
  2. 次に大きめのフライパンで手羽元を炒めましょう。両面に焼き色がつく程度で、中は生のままで大丈夫です。
  3. 両面焼き色がついたら大根と生姜を投入し、酢、料理酒30cc、醤油100cc、水300cc、はちみつ大さじ1を入れて良く混ぜましょう。はちみつがなければ砂糖でもOKです。
  4. 全体が混ざったら落し蓋をして弱めの中火で20分~25分煮込みましょう。時間が経ったら一度全体を混ぜながらひっくり返し、今度は蓋をせずに同じくらいの時間煮込みます。
これですぐに食べられますが、さらに30分~1時間寝かせると味がより染みて美味しいですよ。

大根と手羽元のさっぱり煮は、炊飯器を使えば美味しい放ったらかし料理が出来ます

鍋やフライパン使うと火のそばにいなければいけませんが、炊飯器なら材料を投入して放ったらかしで作れるのでとても手軽です。

  1. まずはゆで卵を用意しましょう。
  2. 次に切った大根、手羽元、皮を剥いたゆで卵を炊飯器の釜に入れ、さらに水1カップ、醤油、お酢、みりん、料理酒、砂糖を大さじ3ずつ入れてよく混ぜ、キッチンペーパーを落とし蓋代わりに乗せて炊飯のスイッチを押しましょう。
  3. 通常の炊飯モードでOKです。
  4. 落し蓋はシリコンのものやクッキングシートよりもキッチンペーパーがおすすめです。
  5. キッチンペーパーは普段油汚れを取るのに使えますが、それは料理でも同じです。
  6. 手羽元は油が多く、こってりとした仕上がりになります。

煮ている間にキッチンペーパーの落し蓋で余分な油を吸い取っておくと、味付けを変えていないのにさっぱりした風味に変わるので油っこいものの苦手な人でも食べやすくなります。

炊飯器で調理した手羽元は、圧力鍋で作るのと同じようにホロホロになります。軟骨まで簡単に剥がせて、しかも適度な弾力で食べやすい硬さになるのでとても美味しいです。ゆで卵は基本的に具材の一番上に来るようにセッティングしましょう。

また、手羽元と大根の煮物は彩りが寂しくなりがちです。

放り込むだけなので、せっかくだからにんじんやいんげんなども一緒に入れても美味しい上に見た目も華やかになるのでおすすめです。

味染みの良い大根と手羽元のさっぱり煮を作るなら圧力鍋が一番

大根と手羽元のさっぱり煮はフライパンで作ることも炊飯器で作ることもできるのですが、味の良さでは圧力鍋にはかないません。

フライパンや炊飯器では作った当日に食べると味の染み込みが薄いです。では翌日なら良いのかというとそういうわけでも無く、翌日食べても食材に味が染み込みにくいというデメリットがあります。

圧力鍋なら調理中に加圧することで食材を柔らかくし、味も奥までしっかり染み込むので作った当日に食べてもおいしい煮物ができます。

大根も手羽元もそれがよく分かる材料で、大根は口の中で簡単にほぐれ、味が芯まで染みているのでどこを食べても美味しく、手羽元は軟骨までスルッと簡単に取れてしまうくらい肉が柔らかくなります。

大体鍋で15分以上煮る料理であれば圧力鍋を使った方が美味しくなるので、カレーも普通の鍋より圧力鍋で作った方が美味しいですよ。具材を大きめに切っても食べやすいので食べごたえもあります。じゃがいもは崩れて無くなってしまうので加圧が終わってから加えまましょう。

調味料を量るのが面倒な人はポン酢を使うと時短になります

さっぱり煮に使う調味料は種類が多く、カップで軽量したりさじを浸かったりと量のばらつきもあるので面倒くさく覚えにくいです。

もっと簡単に大根と手羽元のさっぱり煮を作りたければ、ポン酢と水だけで作るのもおすすめですよ。

簡単に1カップずつ入れればほぼ間違いなくさっぱり煮が作れるので、料理初心者の人でもおすすめです。

甘みが欲しければ更に砂糖を好きなだけ足してもいいでしょう。

ポン酢はメーカーによって入っている出汁の風味が違うので、煮物に剥いているポン酢選びをするのも楽しいです。

ポン酢の場合は長時間煮すぎると味がかなり濃くなってしまうので、程々に煮込んだら鍋から空けて、耐熱容器で保存するのがおすすめです。

煮物に使う大根は下茹ですると美味しい煮物になります

下大根と手羽元の煮物は下処理をした方がより美味しくなります。

特に大根はそのまま茹でると臭みが出たり、アクが出たりします。最初に20~30分程下茹でしておくとそれを防げるので、ある程度の形に切ったら下茹でしましょう。

これには味をしみやすくする効果もあります。

特にフライパンで作るさっぱり煮は味が染みにくいですが、最初に下茹でしておくと味が奥の方まで染み込みやすくなります。

さらに染み込みやすくするなら最初に両面に薄く十字に切り込みを入れておくのも効果的です。

また、手羽元にも臭み取りをする方法があります。熱湯をかけるのが有効です。

そのため、最初にゆで卵を作ったらその茹で汁は捨てず、ザルに手羽元を入れてその上から茹で汁をかけ流すと調理の工程の中で臭み取りもできて一石二鳥です。

切る具材が少ないく簡単で美味しいので、何度も作りたくなる大根と手羽元のさっぱり煮。作り方はいろいろなので自分好みの調理方法を見つけてみましょう。