ダッチオーブンで作る燻製、チーズ燻製の作り方とコツをご紹介

キャンプでダッチオーブンを使ってチーズの燻製を作ってみませんか?
我が家は毎年家族キャンプに行っていますが、ダッチオーブンで作る燻製は、他の燻製器よりも香りよく仕上がり、特にチーズの美味しさには驚きます。

皆さんにもぜひ挑戦して頂きたく、今回はダッチオーブンで作るチーズ燻製の作り方やコツについてご紹介したいと思います。ぜひお試しを。

関連のおすすめ記事

豚ひき肉を使った離乳食完了期にぴったりな取り分けレシピ

離乳食完了期になると、卒業まであと一歩!食べられるものも増えてきて、段々と手間も省けてきます。...

ナスの作り置きおかずはお弁当にも。男性も喜ぶナスレシピ

私はナスが大好きです。ナスの揚げ浸しなどの作り置きおかずをよく作りますが、お弁当に最適なナスの作り置...

冷凍マンゴーを使った簡単美味しいスイーツレシピ

冷凍のマンゴーは、マンゴーを食べたいという時に手軽に食べられて、スイーツの材料にも便利です。冷凍の食...

豚ひき肉でつくねを作ろう!豆腐を使った絶品つくねの作り方

豚ひき肉とお豆腐があるなら簡単に作れるつくねがおすすめです!離乳食にもなりますし、大人向けに歯ごたえ...

美味しい焼肉のタレの作り方について知りたい

美味しい焼肉のタレは何かと考えた時に、市販品や、焼肉屋さんの特製ダレを思い浮かべるかたが多いことでし...

ナス料理で子供が喜ぶ!嫌いが大好きに変わる人気レシピを紹介

ナスが苦手という子供は多いですが、そんな子供でもナスが美味しく食べられる料理があります。子供のナス嫌...

豚バラの厚切りをお弁当に!簡単人気のおかずレシピを紹介

豚バラの厚切り肉はお弁当のおかずとしてもボリュームもあり人気があります。そこで、厚切り豚バラ...

冷凍シュウマイの蒸し方とポイント、アレンジレシピをご紹介

冷凍シュウマイは蒸し方がポイント。失敗してしまうと皮がベチャベチャ、具もパサパサのシュウマイになって...

冷凍ご飯を美味しく食べるレシピ。リゾットの作り方

一人暮らしの人や、ご飯をさっと作りたい時に便利なのが冷凍ご飯ですよね。解凍して普通のご飯として食...

料理で失敗したら、捨てる前にこれを読もう

料理をしている時に、失敗してしまうことは、誰にでも考えられます。そういった時には、「捨てる」とい...

大人数のもてなし料理・冬の美味しいレシピとおもてなしのコツ

冬になると色々なイベントが目白押しです。自宅にお客様を招いて、ホームパーティーをする予定の人もいるの...

夕ご飯の献立のメインになる絶品ボリューム鶏肉レシピ

「今日の夕ご飯の献立は何にしよう…」。主婦が毎日考えることです。冷蔵庫に鶏肉がある時には、鶏肉をメイ...

【夕食レシピ】簡単だけどお肉をがっつり食べたい日の豚肉おかず

夕食は、豚肉で食べごたえのある料理を作りたいということもあると思います。特に食べざかりのお子様が...

No Image

夜ご飯のメニューが決まらない時に参考になるようなものは

夜ご飯のメニューを考える時に、上手く決まらないことはよくあることです。「なんでも良いけど、アレは...

誕生日は手料理でおもてなし!大好きな嫁に作りたいおすすめ料理

大好きな奥様の誕生日をひかえて、自分で手料理を作ってお祝いをしようと考えている男性もいるのではないで...

ダッチオーブンで作るチーズの燻製、誰でも簡単にできる作り方をご紹介

用意する物

  • ダッチオーブン
  • ダッチオーブンの底の直径にあった底上げできる網
  • スモークチップやウッド
  • 食材
  • トング
  • 熱いダッチオーブンの蓋の開閉に使う時の手袋
  • アルミホイル

燻製方法

ダッチオーブンの底に2枚重ねた状態のアルミホイルを隙間なく敷きその上に全体が隠れるようにスモークチップを敷きます。

ウッドに場合はウッドに直接バーナーなどを使って火をつけて、吹きかけた息で煙が消えない状態であれば完了です。このとき全体に火をつけなくても大丈夫です。

スモークチップの上に網が密着しないように置きます。スモークとの距離が必要になりますので網の足が無いときは火が燃え移らないような素材の物で高さを出しましょう。その時後からする蓋との距離も大事です。熱が通ると膨らんでしまう食材を考えて網の高さを作りましょう。

溶けやすい食材や肉汁を閉じ込めたい場合は網の上にもアルミホイルを敷いて、その上に食材を乗せましょう。

スモークチップが入っているダッチオーブンを炭にかけます。スモークから煙が上がってきたら食材をセットして蓋をします。火力は弱く食材の中までじっくりと火を通します。食材によっては15分ほどの加熱が必要になります。

ダッチオーブンで燻製を作る時はアルミホイルは必須

アルミホイルがダッチオーブンへの臭い移りを防ぐ

燻製料理をするときは、入れ物全体にスモークの煙をこもらせて食材に加熱しながら香りをつけていくためダッチオーブンの中にも香りが染み付いてしまいます。アルミホイルを使って全体をカバーする事でタールでの汚れを防ぐことができます。

アルミホイルが食材のこびりつきや、油汚れを防ぐ

スモークの上に網を敷いて食材を乗せますが、熱により食材の油分や食材によっては汁がはねることがあります。そこに熱が加わってしまうと汚れがこびりついてしまいます。アルミホイルを使って防御する事で後からのお手入れが楽になります。

鉄製のダッチオーブンは重く洗うのが大変です。大きさが大きいものだと本体も蓋も重いです。また油分を含ませている事でさびを防ぐことができるため洗うときにすべります。洗う手間を最小限にするためにもアルミホイルを使うことをおすすめします。

ダッチオーブンで燻製をする際はチーズの種類に注意

大きさに注意

チーズを燻製にするときはあまり小さなものだと網から落ちてしまうことがあります。スモークとの距離や火力などにもよりますが、とけて落ちてしまったことがあるのであらかじめ大きさも考慮する必要があります。

アルミホイルの上には乗せない

チーズは熱でとけてアルミホイルにくっついてしまいます。なかなか取れず大量のチーズが取れないままになってしまいます。

チーズの種類によって出来栄えが変わります

そのまま食べても柔らかい食感のカマンベールチーズやモッツァレラチーズは熱を通すと溶けやすく形を保っていられません。とけにくくそのまま食べても歯ごたえがあるタイプをおすすめします。

ダッチオーブンで燻製を作る際のコツ

火を通して食す食材には注意が必要

ダッチオーブンの中でスモークによって香りと煙により色がつく燻製はまるで中までしっかりと火が通ったような色合いと、感触になりますがゆっくりと低い温度の熱で食材に火を通していくため中まで火を通すには時間がかかります。生のものを燻製んいするときには見た目だけではなく中まで火が通るように時間をかける必要があります。

スモークと食材の距離

私の失敗談です。スモークと食材の距離が近く、奮発して買ったチーズがすべて網を通って下に落ちてしまったことがあります。あわててもどんどんすり抜けてしまいもったいないことをしました。他の食材も表面が固くなってしまい中は冷たい状態などと温度が均等にならない場合があります。

このため、食材とスモークとの距離には注意が必要です。

蓋を密封させない

ダッチオーブンの蓋は重く、密度が高いため密封したまま燻製してしまうと素材の水分が蓋についてしまい燻製特有の仕上がりになりません。蓋の間に転がらない形状の割り箸や、木の棒などを蓋と本体の間に挟み隙間を作り通気口を作りましょう。

チーズ以外も挑戦してみよう、意外と美味しい燻製におすすめの食材

鶏ささみ肉

以前試して美味しかったのでおすすめです。

燻製は香りと風味がつくだけなのであらかじめ味をつけておく必要があります。普段の料理では臭みを抜くために料理酒を使いますが燻製の香りや風味で独特の臭みが気にならなくなるので塩コショウを使って一晩つけておき燻製の網に乗せるときにささみから出てきた水分をキッチンペーパーを使って拭き取ることだけを忘れなければ簡単にささみの燻製を作ることができます。

ささみ同様あらかじめ味付けしておくと簡単に美味しく燻製を作ることができる食材のひとつです。ホタテやほっき貝、つぶ貝などなるべく大きな貝を使うと食べ応えがあります。小さめの会の燻製にはアルミを敷いてから乗せて燻製しましょう。

いか、たこ

生でもボイルでもいかやたこを燻製にすると香ばしい燻製になり上質な珍味になります。あらかじめ塩麹などの発酵調味料を使って味付けすると柔らかい仕上がりになります。