きゅうりの半月切りのコツともっとおいしく食べるための秘訣

サラダに欠かせない代表的な野菜「きゅうり」。しかし、半月切りにするとどうしても厚さがバラバラになってしまうのではないでしょうか。

そこで今回は、きゅうりの半月切りや他の切り方のコツについて説明します。できれば切れる包丁を用意しましょう。そして、落ち着いて切ることが大切です。

また、おいしいきゅうりの選び方や保存方法についてもご紹介します。買い物へ行った時には、自分の目でおいしいきゅうりを選ぶようにしましょう。

関連のおすすめ記事

大根の切り方を知って、美味しいサラダを食べよう

大根にはさまざまな切り方があります。切り方に違いがあるのは、食べる用途によって異なるからです。...

ナスを炒める時の色落ちを予防!色止めの方法とおすすめレシピ

ナスを炒めるとナスの綺麗な色が落ちて茶色に変色してしまうことがあります。せっかく美味しい料理を作るの...

卵の片手割りは練習次第で上手にできる?片手割りのコツをご紹介

卵の片手割りに憧れたことはありませんか?片手で割れなくても問題はありませんが、片手で割れると何だか、...

お店で食べるような皮がパリパリな鳥モモ肉の焼き方をご紹介

お店で食べる鳥のモモ肉焼きは、身のジューシーさだけではなく、皮がパリパリな所も美味しさのポイントです...

大根を面取りする意味とは?それ以外の下ごしらえについても

大根の煮物や、おでんを作る時などに面取りが必要だと、よく料理本などに書かれていますが、これをするのに...

冷凍ご飯を使って美味しいチャーハンを作る方法とコツについて

冷凍ご飯でチャーハンを作ると、なかなか上手に作ることができない、ベチャッとしてしまうなど、出来上がり...

魚焼きグリルでパンが焦げるのはこうして調整しましょう

魚焼きグリルでパンを焼くと焦げるのはナゼ?美味しく焼けると聞いたけれど、焦げてしまうのはうちのグリル...

梅干しに黒カビが!そんな時にやるべき対処法

梅干しは、買うものと思っている人が多いですが、実は手作りすることも可能です。手作りは手間暇をかけ...

ジンギスカン鍋の使い方や種類・おいしく食べるためのポイント

ジンギスカンといえば北海道ですが、ジンギスカンが広く浸透するようになってからは北海道外でもジンギスカ...

ナスの天ぷらの作り方やアレンジ方法について知りたい

ナスの天ぷらは、外側がサクッとして、中がジューシーな味わいなので、好物としている人も多いメニューです...

料理が苦手なママを応援!簡単にする工夫と克服できるコツ

料理が苦手なママは必見。ママは料理が苦手で嫌いでも子供や家族のために料理を毎日作らなけれななりません...

低温調理ステーキは美味!湯煎方法や焼き方のポイントをご紹介

安い特売ステーキも、湯煎して温める低温調理で驚くほど美味しくなります。普通に焼いたステーキと見た...

寄せ鍋に最適なだしは昆布だし!昆布だしの作り方とポイント

昆布から取る「昆布だし」はうま味があり、寄せ鍋だけでなく色々な料理に使える最適のだしです。だしが...

大根の皮は捨てずに食べられる!大根の皮を使った簡単レシピ

大根の煮物などを作る時には、皮を厚めに剥くというのが基本ですが、この厚めに剥いた皮はいつも捨てていま...

鍋で炊飯する時の水の量の目安と計り方、炊き方のポイント

炊飯器を使わずに鍋でご飯を炊く時は、水の量で悩んでしまいます。多すぎてしまうとベチャベチャになっ...

きゅうりの半月切りのコツを教えます

料理に使うことの多い半月切りのきゅうりですが、意外と上手く切れずに難しいと感じている人はいませんか?

コツをつかんで、きゅうりをきれいに半月切りにしてみましょう。

きゅうりの両端を切り落として縦半分に切り、スライスしていったものが半月切りです。出来上がったきゅうりの形が半月になっているので覚えやすいですね。

きゅうりを切る時にありがちな失敗は以下のようなものが多いのではないでしょうか。

  • 切ったきゅうりの厚みがバラバラ
  • きちんと切ったつもりがつながっている

あまり包丁を使うことに慣れていない人は、包丁を持つ手も反対に食材を抑えているても力が入ってしまいがちです。
よく、食材を抑える手は「猫の手」といいますが、その手を力強く握ってしまって上手に切ることは難しいです。
力強く握るのではなく、すべての指先を合わせるように丸め、手のひらに空間ができるようにします。

また、きゅうりを切る時にリズムよく「トントントン…」と切りたくなりますが、慣れていない時にこれをすると厚みが揃わなかったりきちんと切れていないということに繋がります。
あまり急いで切ってしまうと手を怪我する可能性もあるので気をつけましょう。

きゅうりをおいしく食べるためには下処理を行うことがコツです

きゅうりをおいしく食べるためには、形の揃ったきれいな切り方とともにきちんとした下処理も大切です。

きゅうりはサラダなど生で食べることが多いですし、気になる人も少ないとは思いますが実はアクがあります。
ナスやごぼうなどは意識をしてアク抜きをしていると思いますが、きゅうりのアク抜きをしている人は少ないのではないでしょうか。

きゅうりのアク抜きは水につける方法ではなく、洗い流す方法でOKです。

よくきゅうりを切っている時に白い泡がでてきたことはありませんか?
あれがきゅうりのアクなので、ヘタを切って出てきた泡は水で洗い流しましょう。
洗い流したものと流さなかったものを食べ比べると、きゅうりのアクを実感できるでしょう。

さらに、大切な下処理として板ずりがあります。

アクを少なくしてくれる効果もありますが、見た目や口触り、味を良くしてくれる効果もあります。
収穫したてのきゅうりはイボがトゲトゲしていて痛いです。
できるだで板ずりはしてから調理しましょう。

半月切り以外のおすすめのきゅうりの切り方について

他の野菜と同じ様に、きゅうりにも料理に合わせた切り方があります。

  • 例えば、サラダにきゅうりを使いたいと思ったら、斜め薄切りがおすすめです。
    斜めにスライスするので、きゅうりの断面も大きくサラダの他の野菜にも埋もれず存在感を感じることができます。
    ポテトサラダやマカロニサラダなどの他のものときゅうりを和える場合には、輪切りにするとマヨネーズとも馴染みやすく食べやすいのでおすすめです。
  • きゅうりで漬物を作りたい場合には厚めに切った斜め切りや乱切りにしてみましょう。
    特に乱切りはゴロッとしているのできゅうりの食感が楽しめます。
  • 冷やし中華やぶっかけそうめんなど冷たい麺類のトッピングとしてきゅうりを使いたいときには、千切りにすると見た目もいいですし、麺類との相性もバッチリです。

きゅうりの半月切りを使った簡単料理メニューをご紹介します

きゅうりは火を通さなくても生で食べることができるので、なにか1品作りたいときなど簡単に使うことができます。
また、きゅうりの緑色が鮮やかなので見た目にもいいですね。

きゅうりの半月切りを使ってマカロニサラダを作ってみましょう

材料は、マカロニ、キュウリ、ゆで卵、ハム、塩コショウ、マヨネーズ、醤油です。

  1. まず、お湯を沸かして塩を入れて規定時間マカロニを茹で、ザルにあげておきます。
  2. 別に用意した鍋でゆで卵を作ります。
    その間に、きゅうりは下処理をして半月切りにしてハムは千切りにします。
  3. ゆで卵は殻を向いて細かく切ります。
    ゆで卵カッターを使うと簡単ですが、大きめが好みの人は大きめでOKです。
  4. 大きめのボウルに、茹でたマカロニと切った具材をいれて塩コショウ、マヨネーズで和えます。
  5. 仕上げに醤油を入れて混ぜ合わせて完成です。

醤油は取り分けてからかけたい人だけかけて食べてもいいですよ。

他にも、半月切りのキュウリはサラダにするのはもちろん、酢の物や、クラゲなどと一緒に中華和えなどを作るのもおすすめです。
おかずが足りない時に、1品追加するのにはいいですね。

おいしいきゅうりを選ぶコツと保存方法について

きゅうりを買う時はせっかくなのでおいしいものを選びたいですよね。

正しいきゅうりの選び方や、買った後のきゅうりの保存方法もご紹介します。

まず、きゅうりの色の特徴である緑色に注目しましょう。
色は濃いものがいいです。
そして、ツヤがあればなおいいきゅうりといえるでしょう。
いい色のきゅうりを見つけたら次は形をしっかりとみます。

きゅうりは全体的に細かったり、反対に太かったり、さらには太い部分と細い部分があるものもあります。
おいしいきゅうりとは1本のきゅうりを見た時に太さの変化のないものです。

色、そして形と状態のいいものを見つけたら最後は手に持ってみましょう。
見た目でもわかるかもしれませんが、持つことでイボのトゲトゲがはっきりと分かることができます。
新鮮なものはきゅうりのイボが痛いのでそういったものを選びましょう。

また、正しい保存方法として冷暗所の保管がおすすめです。

野菜は冷蔵庫にしまいたくなりますが、夏の時期など室内がよほど暑い時期ではない限り冷暗所でOKです。
その際は、そのままではなくビニール袋に入れておくのが大切です。
傷みを防ぐためにきゅうりについている水分はきちんと取り除いてから保管します。

冷蔵庫に保管する時もそのままではなくキッチンペーパーでくるむなどして保管しましょう。
きゅうりが育つ状態と同じ様にヘタが上になるようにたてて保管するのが好ましいです。