サラダに欠かせない代表的な野菜「きゅうり」。しかし、半月切りにするとどうしても厚さがバラバラになってしまうのではないでしょうか。
そこで今回は、きゅうりの半月切りや他の切り方のコツについて説明します。できれば切れる包丁を用意しましょう。そして、落ち着いて切ることが大切です。
また、おいしいきゅうりの選び方や保存方法についてもご紹介します。買い物へ行った時には、自分の目でおいしいきゅうりを選ぶようにしましょう。
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きゅうりの半月切りのコツを教えます
コツをつかんで、きゅうりをきれいに半月切りにしてみましょう。
きゅうりの両端を切り落として縦半分に切り、スライスしていったものが半月切りです。出来上がったきゅうりの形が半月になっているので覚えやすいですね。
きゅうりを切る時にありがちな失敗は以下のようなものが多いのではないでしょうか。
- 切ったきゅうりの厚みがバラバラ
- きちんと切ったつもりがつながっている
あまり包丁を使うことに慣れていない人は、包丁を持つ手も反対に食材を抑えているても力が入ってしまいがちです。
よく、食材を抑える手は「猫の手」といいますが、その手を力強く握ってしまって上手に切ることは難しいです。
力強く握るのではなく、すべての指先を合わせるように丸め、手のひらに空間ができるようにします。
また、きゅうりを切る時にリズムよく「トントントン…」と切りたくなりますが、慣れていない時にこれをすると厚みが揃わなかったりきちんと切れていないということに繋がります。
あまり急いで切ってしまうと手を怪我する可能性もあるので気をつけましょう。
きゅうりをおいしく食べるためには下処理を行うことがコツです
きゅうりをおいしく食べるためには、形の揃ったきれいな切り方とともにきちんとした下処理も大切です。
ナスやごぼうなどは意識をしてアク抜きをしていると思いますが、きゅうりのアク抜きをしている人は少ないのではないでしょうか。
きゅうりのアク抜きは水につける方法ではなく、洗い流す方法でOKです。
よくきゅうりを切っている時に白い泡がでてきたことはありませんか?
あれがきゅうりのアクなので、ヘタを切って出てきた泡は水で洗い流しましょう。
洗い流したものと流さなかったものを食べ比べると、きゅうりのアクを実感できるでしょう。
さらに、大切な下処理として板ずりがあります。
アクを少なくしてくれる効果もありますが、見た目や口触り、味を良くしてくれる効果もあります。
収穫したてのきゅうりはイボがトゲトゲしていて痛いです。
できるだで板ずりはしてから調理しましょう。
半月切り以外のおすすめのきゅうりの切り方について
他の野菜と同じ様に、きゅうりにも料理に合わせた切り方があります。
- 例えば、サラダにきゅうりを使いたいと思ったら、斜め薄切りがおすすめです。
斜めにスライスするので、きゅうりの断面も大きくサラダの他の野菜にも埋もれず存在感を感じることができます。
ポテトサラダやマカロニサラダなどの他のものときゅうりを和える場合には、輪切りにするとマヨネーズとも馴染みやすく食べやすいのでおすすめです。 - きゅうりで漬物を作りたい場合には厚めに切った斜め切りや乱切りにしてみましょう。
特に乱切りはゴロッとしているのできゅうりの食感が楽しめます。 - 冷やし中華やぶっかけそうめんなど冷たい麺類のトッピングとしてきゅうりを使いたいときには、千切りにすると見た目もいいですし、麺類との相性もバッチリです。
きゅうりの半月切りを使った簡単料理メニューをご紹介します
きゅうりは火を通さなくても生で食べることができるので、なにか1品作りたいときなど簡単に使うことができます。
また、きゅうりの緑色が鮮やかなので見た目にもいいですね。
きゅうりの半月切りを使ってマカロニサラダを作ってみましょう
材料は、マカロニ、キュウリ、ゆで卵、ハム、塩コショウ、マヨネーズ、醤油です。
- まず、お湯を沸かして塩を入れて規定時間マカロニを茹で、ザルにあげておきます。
- 別に用意した鍋でゆで卵を作ります。
その間に、きゅうりは下処理をして半月切りにしてハムは千切りにします。 - ゆで卵は殻を向いて細かく切ります。
ゆで卵カッターを使うと簡単ですが、大きめが好みの人は大きめでOKです。 - 大きめのボウルに、茹でたマカロニと切った具材をいれて塩コショウ、マヨネーズで和えます。
- 仕上げに醤油を入れて混ぜ合わせて完成です。
醤油は取り分けてからかけたい人だけかけて食べてもいいですよ。
おかずが足りない時に、1品追加するのにはいいですね。
おいしいきゅうりを選ぶコツと保存方法について
きゅうりを買う時はせっかくなのでおいしいものを選びたいですよね。
正しいきゅうりの選び方や、買った後のきゅうりの保存方法もご紹介します。
まず、きゅうりの色の特徴である緑色に注目しましょう。
色は濃いものがいいです。
そして、ツヤがあればなおいいきゅうりといえるでしょう。
いい色のきゅうりを見つけたら次は形をしっかりとみます。
きゅうりは全体的に細かったり、反対に太かったり、さらには太い部分と細い部分があるものもあります。
おいしいきゅうりとは1本のきゅうりを見た時に太さの変化のないものです。
見た目でもわかるかもしれませんが、持つことでイボのトゲトゲがはっきりと分かることができます。
新鮮なものはきゅうりのイボが痛いのでそういったものを選びましょう。
また、正しい保存方法として冷暗所の保管がおすすめです。
野菜は冷蔵庫にしまいたくなりますが、夏の時期など室内がよほど暑い時期ではない限り冷暗所でOKです。
その際は、そのままではなくビニール袋に入れておくのが大切です。
傷みを防ぐためにきゅうりについている水分はきちんと取り除いてから保管します。
冷蔵庫に保管する時もそのままではなくキッチンペーパーでくるむなどして保管しましょう。
きゅうりが育つ状態と同じ様にヘタが上になるようにたてて保管するのが好ましいです。