野菜が美味しく食べられるメニューは?子供の野菜嫌い克服方法

お子さんの野菜嫌いに頭を悩ませているママもいるのではないでしょうか。子供には色々な物を食べてもらいたい・野菜もたくさん食べて大きく成長してほしいと願っている人もいることだと思います。

ここでは、野菜嫌いの子供にもおすすめの野菜が入った食事のメニューについてお伝えします。たくさん野菜を食べてもらえるように、調理に工夫をして子供が食べられるようにしましょう。

また、子供が野菜を苦手になる理由や克服方法についてもご紹介します。こちらも是非参考にしてみてください。

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子供が喜ぶ野菜のメニュー・キャベツたっぷりお好み焼きの作り方

子供が野菜を食べなくて困っているという方はたくさんいるでしょう。野菜嫌いの子供に野菜を食べさせるためには、野菜単体で出すのではなく、色んなものとごちゃ混ぜにしてしまうのがおすすめです。

例えば、キャベツの千切りサラダは食べないけど、お好み焼きに入っているキャベツなら食べられるという子供は多いのではないでしょうか。

お好み焼きならソースやマヨネーズで味が付いていて、子供の大好きなメニューです。

お好み焼きを食べる時は、いつも食べない分もキャベツを大量に入れてたくさん野菜を摂取させましょう。

キャベツお好み焼きのレシピ

【材料】(直径22センチ・1枚分)

  • 小麦粉 大さじ4
  • だし汁 100ml
  • 長いものすりおろし 大さじ3
  • かつお節 1袋
  • キャベツ 4分の1個
  • ちくわ 1本
  • 長ネギ 10cm
  • 卵 1個
  • 豚ばら薄切り肉 適量
  • トッピング(ソース、マヨネーズ、かつお節、青のりなど)

【作り方】

  1. 長いもをすりおろしてボウルに入れ、かつお節とだし汁を加えます。
  2. キャベツ、ちくわ、長ネギを粗みじん切りにしてボウルに加え、よく混ぜ合わせます。
  3. 小麦粉を加えて軽く混ぜたら、卵を加えてよく混ぜ合わせて生地の完成です。
  4. フライパンを中火で熱し、油をひいたら生地を入れます。
  5. 生地に豚ばら肉をのせ、蓋をしたら火を弱めます。
  6. 弱めの中火で蒸し焼きにして、生地に焼き色がついたらひっくり返します。
  7. 豚ばら肉に焼き色がついたら、お皿に取り出します。
  8. お好みでソース、マヨネーズ、青のり、かつお節をトッピングしたら完成です。

野菜をたっぷり入れて作る子供も大好きソースのメニュー

パスタなどで活躍するミートソースは、野菜をたっぷり入れて手作りするのがおすすめです。

トマト缶を使うのではなく、生のトマトを使って作れば、酸味が少なく甘めで食べやすいミートソースが出来上がります。

手作りのミートソースはたくさん作って冷凍保存も可能です。パスタだけでなく、オムレツにかけたりドリアにしたり、色んな料理で活用する事ができますよ。

野菜たっぷりミートソースのレシピ

【材料】

  • オリーブオイル 大さじ1
  • ニンニク 1片
  • 豚挽き肉 200グラム
  • 玉ネギ 2分の1個
  • ニンジン 3分の1個
  • ピーマン 1個
  • セロリ 1本
  • トマト 2個
  • コンソメ 小さじ1
  • ケチャップ 大さじ4
  • 砂糖 小さじ1
  • 中濃ソース 大さじ1
  • 塩 少々

【作り方】

  1. フライパンを中火で熱し、オリーブオイルをひいたら、みじん切りにしたニンニクを炒めます。
  2. ニンニクの良い香りがしてきたら、豚挽き肉を炒めます。
  3. 肉の色が変わったら、フードプロセッサーで細かく刻んだ玉ネギ、ニンジン、ピーマン、セロリを加えて炒めます。
    ※フードプロセッサーがなければ、みじん切りでOKです。
  4. 皮を向いてざく切りにしたトマトとコンソメを加え、中火で10分煮込みます。
  5. ケチャップ、砂糖、中濃ソースを加え、弱火にして15分煮込みます。
  6. 塩を加えて、味が整ったら完成です。

野菜が苦手な子供も喜ぶメニュー・ハンバーグのレシピ

昔から子供が好きなメニューの定番と言えば「ハンバーグ」ではないでしょうか?

ハンバーグには玉ネギが入っているのが一般的ですが、玉ネギの他にニンジンをプラスして入れると、野菜を多めに摂取する事ができます。

ハンバーグにニンジンを入れる時は、子供に気付かれないようにすりおろしてから入れると良いですよ。

ニンジンハンバーグのレシピ

【材料】(大人2人分+子供2人分)

  • 合挽き肉 250グラム
  • 塩 小さじ2分の1
  • オリーブオイル 小さじ1
  • ニンジン 1本
  • 玉ネギ 2分の1個
  • ケチャップ 大さじ2
  • 中濃ソース 大さじ2
  • バター 大さじ1
  • 水 100ml

【作り方】

  1. ボウルに合挽き肉と塩、オリーブオイルを投入し、しっかりと混ぜ合わせます。
  2. すりおろしたニンジンと玉ネギを加え、粘りがでるまでコネコネします。
  3. お好みの大きさの小判型に成型したら、中火で焼いていきます。
  4. 片面に焼き色がついたらひっくり返し、ケチャップ、中濃ソース、バター、水を加えます。
  5. 蓋をして火を弱めたら、煮汁がハンバーグに絡むまで煮込んで完成です。

どうして子供は野菜が嫌いなの?野菜嫌いになる理由

いつの時代も親の悩みの一つに子供の野菜嫌いが存在します。どんなに時代が進歩しても、野菜嫌いの子供はいなくなりません。あの手この手を使って野菜を食べさせようと頑張ってみても、なかなか上手くいかず行き詰ってしまっているママもいるかもしれません。

中には子供の野菜嫌いを自分のせいだと思い、落ち込んでしまっている方もいるでしょう。

ですが落ち込んでいても仕方ありません。子供が野菜嫌いになってしまうのには理由があり、理由を知る事で解決の糸口が見つかるかもしれません。

子供が野菜嫌いになりやすい理由の一つが大人よりも味覚が敏感であるという事

人間の舌には味を感じるセンサーがついていて、子供のセンサーは敏感です。

そのため大人よりも「苦い」「酸っぱい」など気になる味を感じやすく、嫌いと感じる味が多くなってしまいます。

また、甘味や旨味などの人間が好んで食べる味と違い、酸味や苦味などは体が有害なものと認識して、本能的に嫌がってしまうものなのです。野菜を好きになるためには、多くの食体験を積んで、色々な食材を口にして慣れて行く事が大切です。

子供の野菜嫌いを克服するコツとママにできる工夫

野菜嫌いの子供に、無理矢理野菜を食べさせるような事はやめましょう。

  • 「野菜を食べないと、こわい鬼がくるよ」
  • 「野菜を食べないと、大きくなれないよ」

など、子供を脅すような事を言うのもよくありません。

野菜嫌いの克服には時間がかかるもの

親として忍耐力が必要になります。

食べないからといって、全く野菜を食卓に出さなくするのではなく、少量でも良いので毎日野菜を食卓に並べるようにしましょう。

その日のご機嫌によっては、不意に食べてくれる事があるかもしれません。

「まったく食べさせない」「無理矢理食べさせる」ではなく、まずは周りが野菜を美味しく食べるところを見せてあげましょう。

一緒に野菜を使って料理をするのも良い方法

庭やベランダなどで簡単な野菜を育ててみて、一緒に収穫するなど、野菜に興味を持たせてあげる事も大切です。

子ども自身が「野菜を食べてみよう」と前向きな気持ちになれるように、親はサポートしてあげましょう。