冷凍フルーツは、好きなフルーツを旬でなくても口にすることができ、価格の変動も少ない点が購入する私達にとって、嬉しい点ですよね。
しかし他の冷凍食材同様、解凍の仕方を間違ってしまうと、美味しくいただけない場合があります。
そこで、ここでは冷凍フルーツのおすすめ解凍方法、また解凍具合によってのおすすめな使い方についてご紹介をいたします。生のフルーツとは違った楽しみ方、冷凍フルーツならではの活用方法があるので、参考になさってください。
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冷凍フルーツを美味しくいただく解凍方法
スーパーやコンビニなどで見かけることの多い冷凍フルーツですが、食べる前の解凍方法は簡単です。
解凍する時は、冷凍庫から出しお皿にペーパータオルなどをしいてその上に必要な分だけ冷凍フルーツを乗せて冷蔵庫に入れて解凍します。
冷蔵庫ではなくても解凍は可能ですが、美味しく食べるには冷蔵庫での解凍方法がオススメです。
しかし、最もおすすめの食べ方は半解凍の状態で食べるということです。
半解凍だと、適度な果汁としゃりっとした食感が同時に楽しめます。
また、冷たいので暑い夏にアイス代わりに食べたり、デザートのトッピングとして使うのもいいでしょう。
全く解凍されていない状態でも食べることができますし、意外とおいしいです。
時間をかけて全解凍して食べる冷凍フルーツよりも、短時間で出来上がる半解凍や冷凍のまま食べた方が簡単でおいしいので、是非試してみてください。
いつもと違ったフルーツが楽しめるでしょう。
もちろん、一度解凍してしまった冷凍フルーツをもう一度冷凍することはNGですので、食べる分だけ取り出して解凍するように気をつけましょう。
冷凍フルーツを全解凍した場合の食感
冷凍フルーツは半解凍で食べるのがおすすめとご紹介しましたが、実際に全解凍したフルーツはどのような状態でどんな食感になるのかみていきましょう。
- 気になる食感
全解凍したフルーツの食感はベチャっとした水っぽい印象です。
冷凍していない生のフルーツと比べると、やはり新鮮さは少ないです。 - 全解凍したフルーツの見た目
解凍する時にペーパーを引くので想像がつきやすいとは思いますが、水分が多く出ます。そのため、食感だけではなく見た目にも水気が多いということになります。
このようなことから、食感などは全解凍でも気にならないという人は多いかもしれませんが、使い方には注意が必要です。
全解凍したフルーツの上手な使い方については次の見出し3でご紹介します。
冷凍フルーツを全解凍したときの特徴をおさえて上手に活用しましょう。
全解凍した冷凍フルーツのおすすめの使用方法
一見、水っぽい全解凍した冷凍フルーツはそのまま食べるだけで他に使う方法がなさそうですがそんなことはありません。
- まずは、ソースにする方法です。
全解凍したフルーツを加熱して混ぜることでおいしいソースにすることができます。
甘さをプラスするなら砂糖を入れるのもOKです。 - 次にゼリーに使う方法です。
ゼリーの透明感にフルーツのカラーや形は存在感抜群です。
また、種類によってはかわいらしさもでるので、プレゼントやパーティーデザートにもおすすめです。 - ケーキづくりが得意な方は、その生地の中に混ぜ込むという方法もあります。
全解凍したけどおいしくなかった…となった時は、フルーツソースを作っておくとヨーグルトにかけたり、ワッフルに添えることもできるので便利ですね。
冷凍フルーツをそのまま生かすレシビ
解凍せずにそのまま冷凍フルーツを使ったレシピがあるのでご紹介します。
忙しい朝や、子どものおやつにも嬉しいフルーツのスムージーです。
スムージーを作るにはミキサーが必要なので用意してくださいね。
用意する材料は、冷凍フルーツ200g(お好みで)、氷200g、牛乳400ml、砂糖大さじ4です。
上記の材料をいれてミキサーにかけるだけで完成です。
冷たくてフルーティーなので、食欲のない暑い夏でも飲みやすいのでおすすめです。
使う冷凍フルーツの種類によって味も変わるのでフルーツの種類を組み合わせて、新しい味や好きな味を見つける楽しみもあります。
また、電子レンジを使ってジャムを作ることもできるので朝食にパンを食べることの多い家庭であれば自家製ジャムを作るのもオススメです。
甘さも調整できるのでいいですね。
冷凍フルーツをそのままトッピングとして使うものとしてケーキのトッピングがありますが、おすすめできません。
冷凍フルーツをケーキのトッピングとしてつかうのも便利でいいなと思う人もいるでしょう。
その水分は、解凍していく段階でも出ますし、解凍した後も冷凍フルーツ自体が水っぽいのでケーキのトッピングとしてつかうのはむいていません。ケーキに限らず、冷凍フルーツをトッピングしてから食べるまでの時間があるものには使わないようにしましょう。
自分で作る冷凍フルーツ
自分で買ってきたフルーツを自宅の冷凍庫で凍らせて冷凍フルーツを作ることもできます。
冷凍フルーツを自分で作るコツがあるのでご紹介します。
- フルーツの水分量と味に注目
自分で冷凍フルーツを作る時には、そのフルーツの水分量に気をつけましょう。
冷凍にむいているのは、水分量の少ないフルーツです。
また、味も濃いものであるほうが冷凍したときのおいしさは抜群です。 - 冷凍前の一工夫
そのまま冷凍するのではなく、凍ったままでも食べやすいようにすることが大切です。
バナナであれば皮を向いて一口大に切るといったようなことです。
このとき、傷んでいる部分があれば取り除いておきましょう。 - 冷凍する時は密閉袋にいれて
下処理したフルーツは冷凍用の密閉袋にいれて保存します。
空気を抜いて口を閉じるようにしましょう。
フルーツは、種類ごとに分けておいたほうが使いやすいですよ。