豆苗はスーパーで売られているものを見ると、水耕栽培なのだと思い込んでしまいませんか?実は豆苗は土で栽培することも可能です。
そして豆苗を土で育て続けると、みなさんがよく知る野菜に変身します。
ここでは豆苗を土で育てる方法、土で栽培する際の注意点、また収穫後の美味しい調理方法についてもご紹介をいたします。豆苗はサラダのイメージがありますが、熱を通しても美味しく食べられる野菜です。炒め物やスープなどに使って、料理の幅を広げてください。
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豆苗の栽培は土でも可能
豆苗はよくスーパーで見かける事がありますが、一体何の豆から育ったものか知っている方は少ないのではないでしょうか。
豆苗は、漢字の通り「豆の苗」豆から生えた芽を食べている
と私いつも思っていました。
なので2回カットしたあともそのまま育ててみたり、ヒョロヒョロになった芽をまだ収穫してみたりとしていました。
しかし、結局栄養不足で葉が育たなくなり、無念のさようなら。ですが、畑に植えると元気に育つ事がわかりました!
豆苗の正体はエンドウ豆
豆苗を大きく育てると豆の花が咲き、そこからエンドウ豆が実ります。
ということは、豆苗はスーパーから買ってこなくても、自分で育てる事も出来るという事です。
もちろん、日が当たりすぎると茎も固くなってしまいますので、食べるときは新芽の部分を食べると良いですよ。
スーパーの野菜売り場で購入した豆苗も土栽培ができます
上記でも書きましたが、スーパーで売っている豆苗も土で栽培することが出来ます。土栽培ですから、畑でも良いですし、プランターでも育てる事ができます。
豆苗は株を二つに分ける事ができるので、植えるときは半分に分けて植えると栄養を取り合わなくて成長が良くなります。
土で育てる場合は成長がゆっくりしている
日のあたりなどもありますが成長がゆっくりですので気長に水を与えながら育てていきます。
伸びてきたら収穫せずにそのまま育てていきましょう。ベランダや外で育てていれば実もなります。
立派なエンドウ豆が育ちますよ。そのまま豆苗の苗を捨てるのがもったいないなと思ったら、是非土に植えて育ててみるのもまた楽しいですよ。
豆苗を土栽培する際の注意点
種から豆苗を育てるときは室内での栽培がお勧めです。というのも豆苗の植え付けの時期は10月から11月が適期とされています。
ですから、室内で育てる方が寒い時期に育てるので良いのです。
豆苗には日光と水がとても重要
また、湿度が苦手なので、土で育てる場合は水捌けのよい赤玉土を混ぜて使うようにしてください。また、肥料を土に混ぜておくとより大きく育っていってくれます。また、直射日光を避けて育てましょう。直射日光に当たってしまうと、茎が頑丈になってしまって食べても筋張って固く食べられません。
日には当てるけれど、直射日光は避ける。という場所に置いてください。ガラス越しの窓辺が直射日光を避けて日によく当たるベストな場所ですので、設置してみてください。
豆苗の再生栽培する場合のポイント
何回も収穫を楽しみたいときに、どの位置でカットすると良いのでしょうか。
よく豆苗を観察してみると次に生えてくる芽が待機していることがわかります。
よく観察して、
と考えながらカットするのが良いです。もし、まだ芽が出ていないときは芽が出てくるのが豆の上の部分になるので、下5㎝ほど残して切ると良いです。
芽が出ているところが伸びてまた収穫に繋がる
芽を切ってしまうと苗はまた芽を出す所からやり直しになってしまいます。芽を出す所からやり直すので生えてくるまでに時間がかかりますし、余計にエネルギーを使ってしまうので、3回収穫できるはずが、2回で終わってしまうかもしれません。
切るときは新しい芽の位置を確認してから切るようにしましょう
また、いっぺんに切ってしまうか、半分だけ切るかなど人によって様々ですが、私は買ってきてすぐに水につけてからハサミで必要な分だけカットして調理に使うようにしています。枝からまた生えてくることを考えて伸び切った上の部分をカットしながら使っていますのでかなり長く楽しむことが出来ます。
土栽培した豆苗を美味しくいただく、オススメ料理
豆苗は少し緑が欲しいときなど、サラダなどに使うことが多いですが、土栽培の場合は衛生上、加熱して食べるのがお勧めですので、炒めたり、茹でたりしてお料理に使うのが良いです。
豆苗は油との相性が良い
お肉と一緒に炒めたり、お味噌なども美味しくいただけます。また、鍋に入れても良いですよね。シャキシャキの触感を生かしていただきたいので、鍋などに入れるときは食べる寸前が良いです。