豚ひき肉を使った離乳食完了期にぴったりな取り分けレシピ

離乳食完了期になると、卒業まであと一歩!食べられるものも増えてきて、段々と手間も省けてきます。

しかしまだまだ噛み切ることが難しく、豚肉などは豚ひき肉を使うのが良いでしょう。

そこで離乳食完了期におすすめの豚ひきを使ったレシピ。さらに大人の料理の過程から、取り分けて手軽に作れる離乳食簡単レシピをご紹介いたします。お忙しいママ必見です。

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豚ひき肉で定番ハンバーグ! 離乳食完了期の取り分けレシピ

1歳を過ぎると離乳食も完了期に突入し、親子で同じメニューが食べられるようになるまでもう少しです。

食材によっては歯ごたえを残しても食べられるものもありますが、小さな子供にとって肉は食べにくさを顕著に感じる食材の一つです。

完了期には突入していますが、1歳の子供にはひき肉がおすすめです。

まずはひき肉料理の定番とも言えるハンバーグの取り分けレシピを紹介します。

●材料

  • 豚ひき肉  300g
  • 玉ねぎ   小さめ1個
  • 卵     1個
  • 牛乳    大さじ1~2
  • パン粉   大さじ2
  • 塩こしょう 少々

●作り方

  1. 玉ねぎをみじん切りにして、パン粉は牛乳に浸して柔らかくしておきます。
  2. あとは全ての材料を一緒に混ぜて、粘りを感じるようによくこねます。
  3. 大人のハンバーグはいつものように成形して下さい。
    離乳食に使うひき肉は、ハンバーグというより肉団子のように成形します。
    子供が一口で食べても大丈夫なくらいの大きさに丸めます。
  4. 大人のハンバーグはフライパンで焼き色が付くように加熱します。
    離乳食用は余分な油を落とすために、薄味のコンソメの中で煮ていきましょう。
  5. 火が通ったらあとは器に盛り付けて完成です。
    野菜を添える場合は、ひき肉を煮る前のコンソメで煮て下さい。
    油が付かず、野菜の味を損なわずに済みます。

お好み焼きも離乳食完了期にはピッタリ、取り分けでは豚ひき肉を使用

離乳食としてのイメージがあまりないお好み焼きも、豚ひき肉を使えば取り分け離乳食として完了期の子供に食べさせることが出来ます。

大人はひき肉ではなく、豚バラ肉などを使っていつものお好み焼きに出来ますよ。

●材料

  • 薄力粉       150g
  • だし汁       150cc
  • 長芋        100g
  • 卵         3個
  • キャベツ      4分の1個
  • 豚バラ肉(大人用) お好みで数枚
  • 豚ひき肉(子供用) 50gくらい

●作り方

  1. ふわふわお好み焼きになるように、長芋をすりおろしておきます。
    キャベツは離乳食に合わせてみじん切りにします。
  2. 薄力粉とだし汁をよく混ぜ合わせ、生地の状態を見ながらすった長芋を加えます。
  3. 卵とみじん切りキャベツを加えて、さらによく混ぜ合わせます。
  4. 子供用の生地を食べられる分取り分けておきます。
  5. 炒めた豚ひき肉を子供用の生地に混ぜ合わせ、あとはしっかりと火が通るまで焼き上げます。

豚肉が入っているので、そのままでも満足出来るコクはあると思います。
大人のお好み焼きを見てソースを欲しがるなら、子供用のソースの方が安心です。
味も添加物も控えられているのでおすすめです。

大人はいつものお好み焼きのように、豚肉の薄切りと生地を重ねて焼きましょう。

栄養満点な豚ひき肉おにぎりも離乳食完了期におすすめ

離乳食完了期を迎えることには、自分で食べたいという気持ちも高まっています。
おにぎりはそんな子供の気持ちに応えてくれる、ピッタリのメニューです。

おにぎりだけでもしっかり栄養が摂れるように、豚ひき肉と一緒に野菜も混ぜ込んだおにぎりを作っていきます。

●材料

  • 子供が食べられる量のご飯
  • 豚ひき肉  大さじ1
  • 人参    輪切り一つ分
  • ほうれん草 葉一つ分
  • だし粉末  少々
  • 醤油    少々

●作り方

  1. 豚ひき肉は茹でて余分な油を落とします。
    人参とほうれん草は別の鍋で柔らかくなるまで茹でます。
  2. 茹でた野菜を小さな一口大にカットします。
    おにぎりに混ぜ込むので、荒みじん切りくらいの大きさがベストです。
  3. 豚ひき肉、人参、ほうれん草を混ぜ合わせ、濃くならないようにだしと醤油で味付けをします。
  4. あとはご飯と具材を混ぜ合わせ、一口大に丸めてあげます。
自分の手で掴んで食べられるおにぎりは、いつもよりモリモリ食べてくれるという子供も多いかと思います。大好きなおにぎりで肉も野菜の一緒に食べられるので、栄養面もバッチリです。

和風定番料理も豚ひき肉を使って簡単とりわけレシピに変身

あの和風定番料理も、取り分けレシピで子供と一緒に食べられます。

●材料

  • 豚ひき肉  200g
  • じゃがいも 大きさによって3~5個くらい
  • 人参    半分
  • 玉ねぎ   1個
  • 砂糖    大さじ1
  • 料理酒   大さじ2
  • みりん   大さじ2
  • 醤油    大さじ3
  • 水     1カップ半

●作り方

  1. 材料を見て気付いている方も多いと思いますが、豚ひき肉で肉じゃがを作っていきます。
    基本的な工程はいつもの肉じゃがと同じです。
    まずは野菜の皮を剥いて下さい。
  2. 皮を剥いた野菜は大人用は食べやすい大きさにカットします。
    子供用は小さめにカットして下さい。
  3. サラダ油を熱した鍋で豚ひき肉を炒めます。
  4. 炒めたひき肉を一度鍋から取り出し、子供用にカットした野菜をお湯だけで茹でます。
  5. 茹でた野菜を取り出し、炒めた豚ひき肉少量も取り分けておきます。
    このとき、野菜の茹で汁大さじ2程度も一緒に取り分けて下さい。
  6. 空になった鍋の中で大人用の野菜と残りの豚ひき肉を使って、調味料で煮込み肉じゃがを作っていきます。
  7. 大人の肉じゃがの汁大さじ2と、野菜の茹で汁大さじ2を混ぜ合わせて子供用の具材にかけて下さい。

まだ大人サイズの野菜を食べることは出来ないので、一緒に調理して混ざってしまうことを避けるために一度鍋から取り出すという工程を交えています。

それ以外は別で作ったりする手間はないので、離乳食完了期でも本格的な肉じゃがを食べさせてあげることが出来ますよ。

豚ひき肉を冷凍して便利に活用する方法

豚ひき肉を一度に使い切らない場合は、冷凍保存がおすすめです。

他の肉に比べてひき肉は日持ちしないので、冷凍保存をしておきましょう。

生のままだと調理するときに、面倒に感じてしまうかもしれないですね。
炒めてから冷凍すると、そのまま料理に取り掛かることが出来るので時短にもなります。

豚ひき肉の脂っぽさが気になり、茹でてから冷凍することを考える方もいると思いますが、脂が抜けて冷凍保存すると、食べたときにパサパサとした印象になることもあります。

炒めてから余分な脂を取り除いてから冷凍すると、ギトギト感を気にせず必要なジューシーさは保つことが出来るのでおすすめです。

離乳食完了期は1歳~1歳6ヶ月頃までとされています。
一緒の食事が出来るようになるのも、もう少しですね。

子供が小さいとその分手間のかかることや、大変に感じることも多いと思います。
ですが、そんな時期は本当にあっという間に過ぎていきます。
赤ちゃんとして一緒に過ごせる時間は思っている以上に短いので、手間も貴重な時間だと大切に過ごせたらいいですね。