毎日のお弁当作りのために、おかずを作り置きをしている方も多いと思います。どうしても茶色っぽくなりがちなお弁当には、鮮やかな野菜の色をプラスしてみましょう。
そこで、野菜を使ったお弁当におすすめの、簡単美味しい作り置きレシピをご紹介します。忙しい朝に、お弁当作りを少しでも楽にするために、いくつかの作り置きおかずがあると便利です。
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お弁当に野菜をプラス、作り置きできる簡単おかず
作り方を紹介します。
- まずれんこんの皮を剥いて2~3mmの厚さの半月切りにします。大きいようならいちょう切りでも良いです。その後水にさらしましょう。
- 次ににんじんを細切りにします。
- ごま油を引いて温めたフライパンに、水気を切ったれんこんとにんじんを入れてよく炒めます。
- 大体火が通ったら、みりんと料理酒を入れて汁気がなくなるまで更に炒め合わせましょう。
- 多少汁気が残る程度まで水分を飛ばしたら、醤油を回し入れて絡めます。全体的に馴染んだ火を弱めて更にみりんを入れ、照りが出るまで炒め煮ます。
- 白ごまを振り、好みで輪切りした鷹の爪をかけて更に少し炒めて完成です。
野菜のおかずを作り置き、お弁当に入れたいさつまいもの簡単レシピ
さつまいもは子供が食べやすい食材なので、お弁当を残してほしくないならぜひ入れてみましょう。
簡単なレシピを紹介します。
- 皮付きのままさつまいもをよく洗い、一口サイズよりも少し小さいくらいの角切りにしてしばらく水にさらします。
- 耐熱容器に水からあげたさつまいもを移し、みりんを大さじ3程度回しかけて良く混ぜ、ラップをして600wの電子レンジで3~5分加熱しましょう。
- ラップはふんわりかけるか隙間を少し空けてかけましょう。
- 温めたさつまいもをよく混ぜ、もう一度ラップをして同じ時間温めましょう。
- 温めたら、2倍濃縮のめんつゆ、塩少々、すりごまを入れて全体に絡めるようによく混ぜて出来上がりです。
皮付きなので、お弁当に入れるときにランダムにしてもいいですし、皮面と中を交互に上にして並べて市松模様にしても可愛いですよ。
野菜の緑がお弁当の彩りに。ピーマンを使った作り置きおかず
緑が欲しい時に便利なものがピーマンかブロッコリーです。
ご飯によく合うピーマンのおかずを紹介します。
- まず、たねやヘタを取ったピーマンを千切りにしてください。
- 耐熱ボウルに入れてごま油を回しかけ、ピーマン全体によく馴染ませたら、軽くラップをかけて600wの電子レンジで2~3分温めてください。
- 温めたら熱いうちに中華だし、白ごま、かつお節、チューブにんにくを入れて、よく混ぜます。
- 味を見ながら調味料の量を調整してください。
これで完成です。とても簡単ですね。
ご飯が進むので大量に作ってお弁当にも朝ごはんに使えて便利ですが、早めに消化するように気をつけてくださいね。
作り置きおかずを作る時の注意点
作り置きはとても便利なのですが、作る際には衛生面で注意しましょう。特に夏場などは食品が傷みやすく、菌が入りやすい時期です。
せっかく作った作り置きおかずがダメになってしまうこともあるので、以下の点には特に注意を払いましょう。
保存容器は使う直前に消毒する
洗って収納しておいた保存容器でも、その後菌が全く付いていないとは言い切れません。
保存容器は使う前に殺菌消毒してきれいな状態にしてから使いましょう。
耐熱容器であれば、沸騰させたお湯をかけて煮沸するのが確実で早いです。その後は付近ではなくキッチンペーパーで拭きましょう。
耐熱製でないものは、アルコール除菌スプレーを吹きかけてキッチンペーパーで拭き取るのでもOKです。
菜箸や取り分け用の箸は細かく使い分ける
複数のおかずを作るときは、同時進行で調理するなら菜箸を使い分け、順番に作るなら都度菜箸を洗って作りましょう。
お弁当作りがもっと楽になる冷凍保存のコツ
冷蔵庫で保存するよりも日持ちして便利なのが冷凍保存です。
しかし保存の方法を間違えると、冷凍焼けや空気に触れて固くなってしまい、美味しくなくなるものもあれば食べられなくなるものもあります。
食品は正しく保存して長持ちさせましょう
まず、冷凍庫に入れる際は食品が空気に触れる部分を極力減らします。
食感がパサパサになるものもあるので空気に触れないようにしっかり密封することが大事です。
このため空気に触れないようにしっかりラップをして保存するのが普通ですが、ラップした食品をさらにチャック付きの食品保存袋などに入れて二重保存するようにしましょう。
二重に包むことで隙間から空気が入ることはなくなりますし、冷凍庫の開閉で室内の温度に変化があっても、保存袋とラップの間に入った空気が壁になるので温度の変化の「影響を受けにくくなります。