餃子の皮のレシピをご紹介!皮から手作りするには

餃子の皮は、スーパーなどに行けば、手軽に手に入りますが、1から手作りしようと思うのであれば、小麦粉などを準備して作ってみましょう。
ここでは、餃子を皮から作るためのレシピや、焼き餃子を美味しく焼くためのポイント、手作り餃子を存分に楽しめるレシピなどについてご紹介しますので、餃子好きの方は、是非参考にしてみてください。

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餃子の皮を手作りするなら、薄力粉と強力粉の割合に気をつけよう

餃子は子供からお年寄りまで人気のメニューですよね。
市販品でも美味しい餃子はありますが、自分で作った餃子は格別に美味しいもの。

その美味しさを更に格上げしたいなら、皮も自分で作るのがおすすめです。
市販品の皮とは比べ物にならないくらい美味しくなりますよ。

餃子の皮の材料となる小麦粉の特徴

小麦粉にはグルテンの含有量によって3種類に分けられていますが、ベストなのは中力粉です。

餃子は表面はパリッと、中はもっちりとした食感がやはり美味しいですよね。
その両方の願いを叶えてくれるのが、中力粉なのです。

とはいえ、一般的なスーパーではあまり見かけません。

もしも手に入らないのであれば、強力粉と薄力粉を1:1で使うと良いでしょう。

他に必要なのは水と塩です。
小麦粉200gに対して、塩ひとつまみと水を120cc使います。
この量で普通サイズなら20枚程度、大きめにしても15枚分くらいの皮が作れます。

作り方

作り方はそれほど難しくありません。

  1. ボウルに小麦粉と塩を入れて菜箸でかき混ぜて粉の塊をほどきます。
  2. 水を注いで菜箸などでかき混ぜて、全体的にポロポロな状態になったら手で捏ねながらひとまとめにします。
  3. ラップで包んで冷蔵庫で30分以上寝かせましょう。
  4. 一晩寝かせても大丈夫です。
  5. 寝かせ終わった生地を取り出したら、打ち粉をした台で良く捏ねます。
  6. なめらかな生地になったら細長い棒状にして、15~20等分に切り分けます。
  7. 切り分けた生地を手のひらで潰して、綿棒を使って伸ばしていきます。
成形のポイントは、中心は厚く、周りは薄くすることです。
生地が重なり合う部分を薄くすることで、どこを食べても生地の厚さが均一で美味しい餃子になりますよ。

生地はくっつくので、重ねるたびに打ち粉をまぶしましょう。

餃子の皮を手作りしたら、焼き方もバッチリにしよう

餃子の皮を美味しく作り上げても、焼く作業で失敗しては台無しです。

手作り餃子を美味しく上手に焼き上げるコツ「油をケチらないこと」

カロリーなどを気にして、油を控えめにすると美味しく焼き上がりませんよ。

フライパンに胡麻油をしっかりと引いてフライパンを温めてから餃子を並べます。
早すぎると焼きムラができてしまうので気をつけましょう。

餃子を並べたら、餃子の中心をつなげて線を描くようにごま油を回しかけましょう。
この一手間で餃子同士がくっつくのを防ぐことができますよ。

上手に焼き上げるコツはまだまだあります。

餃子は蒸し焼きにすること

美味しくもっちりと焼き上げることができるのですが、蒸すための水分として、水を使うのはNGです。
温度が上る前に皮が水分を吸ってベチャッとした仕上がりになってしまうからです。

美味しくパリッと焼き上げるためには、熱湯を使いましょう。

熱湯を注ぎ入れたら素早く蓋をして蒸し焼きにします。

羽餃子に仕上げたい時には、水溶き小麦粉を加えましょう。
フライパンをゆすりながら焼き上げると、焦げ付きを防ぐことができますよ。

手作りの餃子の皮だから出来る、餃子の人気レシピ

餃子の皮を手作りした時には、是非挑戦してみて欲しいレシピがあります。
それは、ジャンボ餃子です。

先ほどの生地の材料の分量で作ると、15個分くらいのタネを詰めることができますよ。
市販の皮では絶対に作れないメニューですよね。
手作りならでは楽しみです。

基本的な作り方は変わりません。

美味しく仕上げるポイントは、タネにしっかりと味をつけること

大きな餃子なので、酢醤油をつけても一部にしかつけることができません。
そのためどこから食べても美味しく食べられるように、しっかり目の味付けがおすすめですよ。

皮のサイズは大きくなりますが、基本的な成形の仕方は変わりません。
中心は厚めに、周りは薄めにするのが美味しい皮の基本です。

唯一変わるのは、蒸し焼きにする時間です。

一般的な餃子のサイズであれば5分程度ですが、ジャンボ餃子の場合には15分くらい必要になります。

手作りの餃子の皮の食感が存分に楽しめるレシピ

餃子の皮を手作りすると、とてももっちりとした皮に仕上げることができます。

モッチリ感を存分に楽しみたいなら、焼き餃子よりも水餃子の方がおすすめ

焼き餃子のような外はパリッと中はもっちりとした食感とは違い、ツルンした口当たりで噛むともっちりな食感を楽しむことができます。

水餃子の皮を作る時には、強力粉の割合を増やして強力粉2:薄力粉1くらいの割合にしても良いでしょう。
よりもっちりとした食感の皮を作ることができます。

皮を作る時や重ねるときの打ち粉には片栗粉がおすすめ

皮に片栗粉がついた状態でスープでゆがくと、よりツルンとした口当たりに仕上げることができますよ。

水餃子は鶏ガラスープの素を使うととても手軽に作ることができますから、ぜひ挑戦してみてくださいね。

餃子の皮を包むのが苦手なら、こんな手作りレシピも

餃子作りでは必ず必要になる「包む」作業。
しかし、この作業は意外と難しいですよね。

餡が飛び出てしまったり、上手に成形出来なかったり。

なかなか上手に包むことが出来ないなら、いっそ包むのを止めてしまうはどうでしょう。

広げた餃子の皮の中心に横一文字にタネを置いたら、皮の周りに水を塗って、上下の端を内側に向かって折りたたむだけです。

タネはビニール袋などに入れて、袋の角を切り落として絞り出すとより簡単に作ることが出来ますよ。

タネをしっかりと包み込む餃子に比べるとジューシーさは劣りますが、短時間で作れるので時間のない時にはとてもおすすめの方法です。