茶碗蒸しを電子レンジで調理!どんぶり茶碗蒸しを上手に作るコツ

茶碗蒸しが無性に食べたくなること、ありませんか?しかし蒸し器やせいろを出してきて作るのは、ちょっと面倒ですよね。

そこで電子レンジを使った簡単茶碗蒸しの作り方、美味しく仕上げるコツについてご紹介をいたします。

茶碗蒸しが好きな方はどんぶり茶碗蒸しに、挑戦してみてください。食べごたえのある茶碗蒸しを作ることができますよ。

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どんぶり茶碗蒸し電子レンジで作る際の注意点

茶碗蒸しは子供の頃から大好きです。ご飯よりお菓子が大好きでお菓子で育ったような私の数少ない好きな料理メニューが茶碗蒸しでした。しかし、母にとっては茶碗蒸しは作るのが面倒なメニューであったようで、そうそう食卓に登場するものではありませんでした。お正月か誕生日、お客様が大勢来る時などの特別メニューでした。
大人になりその母の考えが引き継がれているようで「茶碗蒸しは作るのが大変」と思っていました。しかし、私に似てしまったのかやはりご飯をあまり食べないうちの子供達が喜ぶメニューが茶碗蒸しとなりました。茶碗蒸しは卵を使っていて具に鶏肉などを入れると栄養価の高いメニューになるので是非とも頻繁に登場させて子供達に食べさせようと考えました。
器を出して蒸し器を出して…と考えるとちょっと面倒ですが、電子レンジで簡単にできることがわかりました。しかも茶碗蒸しの器でなくても、です。
どんぶりにどんと具材と卵液を入れて大きな茶碗蒸しを作りましょう。

電子レンジで加熱すると茶碗蒸しに「す」ができやすいので注意が必要です。

電子レンジは庫内の水分子を振動させて熱を発するので水分の多い部分に熱が集中します。茶碗蒸しに「す」ができてしまうのは卵だけなど部分的に先に固まってしまうためです。そのため熱が一箇所に集中しやすい電子レンジでは「す」ができやすくなってしまうのです。

また、電子レンジは種類によって温度の上がり方が異なってくるので、自宅の電子レンジで上手く作るには何度かやってみて調節していくしかありません。

茶碗蒸しをどんぶりで!電子レンジのワット数に注目

電子レンジで茶碗蒸しを作るときの「す」を防止するには、熱が均一に伝わるようにする事が大切です。

それには加熱する時のワット数を低くする事が有効です。ワット数が高いとそれだけ熱が集中した部分と他との差が大きくなります。ワット数が低いとその差が小さくなるので全体が均一に加熱されやすくなります。

我が家の電子レンジでは一番低いワット数は200Wです。茶碗蒸しを作るときは手動で200Wに変更して使用しています。
時間は本当に様々です。使用する電子レンジはもちろん器の大きさや厚み、入れる卵液や具材の量、温度など様々な要素が関係します。そのため仕上がりを何度か確認して調度良い時間を体得して行きましょう。
難しくはありません。
加熱しては出して竹串を刺して出てくる液が透明になるタイミングを見つければ良いのです。初めて電子レンジで作る時にトータルの過熱時間をメモしておくと2回目に作る時からは簡単に作ることができます。

どんぶり茶碗蒸しを電子レンジで簡単に作る方法

せっかく電子レンジとどんぶりで手軽に茶碗蒸しを作るなら卵液なども簡単に作りたいものです。

卵液を簡単に作るには麺つゆや白だし、顆粒だし、納豆のタレなどを使うとだしをとる必要がありません。
納豆には納豆のたれが付いているものが多いのですが、我が家では全部入れると濃すぎるので2パックに1つ使用しています。そのためどんどん納豆のたれが冷蔵庫にたまってきます。それを様々な料理にだし汁として有効活用しています。
茶碗蒸しの卵液は家庭によって味に違いがあると思います。

我が家は甘めの茶碗蒸しが好きなので、外食で出てくる茶碗蒸しを食べると甘みがなくて残念な気持ちになる事が多いのです。
茶碗蒸しは多少分量が異なっても堅めになるか柔らかめになるか、後は味が違ってくるだけです。
家で毎日料理を作っていると、和食だと味付けに使用する調味料はどれも殆ど同じだと感じています。私の作る料理がワンパターンだからなのかもしれませんが、「しょうゆ」「料理酒」「みりん」「さとう」「しお」「だし」で大体の和食の味付けが出来るように思われます。

茶碗蒸しも例外ではなく、一人前に対して卵を一個、調味料は「しょうゆ 小さじ半分弱」「みりん 小さじ2」「さとう 小さじ1強」「だし汁 160ml」「しお 少々」でできます。
この中で「しょうゆ」と「みりん」と「しお」の代わりに「納豆のタレ 1袋」を入れるとより簡単に作る事ができます。
私は濾したりと面倒な事はしないので、卵を良く溶いたボウルに他全ての材料を入れて混ぜるだけで出来上がります。
あとは器に入れて具材を入れて蒸せば出来上がりです。

茶碗蒸しを電子レンジで調理!口当たりを良くするためのポイント

茶碗蒸しを滑らかに仕上げたい場合はやはり濾すのが一番です。

しかし、私はとても面倒くさがり屋なので、わざわざザルを使用して濾した事はありません。それでも滑らかにしたいので、最初に卵をしっかりと混ぜます。茶碗蒸しが滑らかにならないのは卵が固まっているのが原因です。なので先の卵液の作り方でご紹介したように卵を泡立て器で切るようにしっかりと混ぜます。卵が液体のようにサラサラになるまで混ぜておくと濾さなくても滑らかに仕上がります。
卵に入っている白くてクニュクニュとした塊は、両親が子供の私に「これはひよこになる部分だよ」と教えてくれたのでずっとそれを信じて食べないで来ました。ひよこはかわいいのでそれになる部分は食べたくなかったのです。鶏肉は大好きでよく食べるので、ひよこになるという部分を食べない事に何の正当性もないのですが。
しかし、大人になって子供ができてひよこについての本を読んだ時に「白いクニュクニュ」はひよこになる部分ではないと知りました。両親はからかっていたのか本当にそう思っていたのかは謎です。しかし、とにかく「白いクニュクニュ」は「からざ」と言って黄味を保護するためにあり、とても栄養価が高いものであることが分かりました。それを知ってからは取り除く事は無く一緒に食べています。

電子レンジで茶碗蒸しを温める際の注意点

以前母がおでんの残りを電子レンジで温めました。その時突然「ボンッ」ともの凄く大きな音が電子レンジの中で鳴りました。驚いて電子レンジを止めて蓋を開けて見るとおでんの中のゆで卵が破裂して庫内に飛び散っていました。母は「殻が付いたままの生卵を電子レンジで温めたらいけないと聞いてはいたけれど、ゆで卵もだめなんだね」と驚いていました。ゆで卵も白身が密閉容器のような役割を果たすので、中が温められて膨張すると破裂してしまうという事です。

電子レンジを止めて出してからもまだ熱が残っていて破裂する事があるので、ゆで卵などを電子レンジにかけてしまった場合には加熱をストップしてからもすぐに出さないようにしましょう。

市販の茶碗蒸しの密閉容器も、電子レンジに入れる前に必ず蓋を開けるようにしましょう。