日本には色々な食べ物があります。丼もそのうちの一つで、様々な種類がある料理です。丼は家庭でもよく作られており、一般的な丼にもたくさんの種類があります。
ここでは、一般的に知られている丼の種類と、人気の丼のレシピについてお伝えします。家庭でも美味しい丼を作り、家族みんなで食卓を囲みましょう。
おいしい丼料理で、心も胃袋も思う存分に満たしてください。
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一般的な丼の種類「カツ丼」について
定食屋さんや丼もの屋さん、蕎麦屋さんやうどん屋さんなど、いろいろなお店で幅広く出されているのも、広く愛されているカツ丼の特徴です。
カツ丼は明治30年ごろから食べられていたことが判明しており、長い年月をかけて日本の味として親しまれてきました。
日本にはこの一般的なカツ丼ではない他のカツ丼があり、ご当地カツ丼と呼ばれるカツ丼もたくさんあります。
カツ丼を重箱に盛り付けたカツ重、名古屋で有名なみそカツ丼やウスターソースの味付けが特徴のソースカツ丼、カツのお肉が豚肉ではないビーフカツ丼やチキンカツ丼もあります。
ソースにデミグラスソースを使った洋風ご当地カツ丼では、北海道根室地方のバターライスにトンカツをのせてデミグラスソースをかけたエスカロップや、兵庫県加古川市のご飯にビーフカツをのせてデミグラスソースをかけ、茹でキャベツが添えられたかつめしが有名です。
カツ丼を丼作ってみよう!カツ丼の一般的な作り方
サクっと揚げたトンカツを煮汁で煮込んで卵でとじる、定番のカツ丼
2人分を作るためのトンカツの材料は、豚ロース(トンカツ用) 2枚、塩こしょう、小麦粉、卵 1/2個、塩 少々、水 大さじ1、パン粉、サラダ油です。
卵とじの材料は、玉ねぎ 1/2個、卵 1と1/2個、調味料(みりん 大さじ1、しょうゆ 大さじ1、砂糖 小さじ2、水 160ml、和風だしの素 小さじ1)を用意し、このほかにご飯 2膳を用意します。
- 衣に使う卵を割って溶いたら半分に分け、卵に水と塩を加えて混ぜておき、残り半分の卵は卵とじで使うので残しておきます。
- まな板に豚肉を並べたら、脂身と赤身の間の筋を切るように縦に切れ込みを入れてお肉の丸まりを防ぎ、包丁の背でたたいてお肉を柔らかくし、塩こしょうを両面にふります。
- 豚肉に小麦粉をまぶしたら卵液にくぐらせてパン粉を付け、油で揚げます。
表面がきつね色になったら取り出して、油を切っておきます。 - 次に卵とじにするので、玉ねぎを1センチ幅に切り、トンカツを4~5等分に切り、ボウルに卵を割り入れてトンカツ用の卵の残りと合わせて溶きます。
- フライパンに調味料と玉ねぎを入れて火にかけ、玉ねぎが柔らかくなるまで煮込んだらトンカツを形を崩さないようにそっと入れ、卵の半分を回し入れて菜箸でゆっくり大きく混ぜてそのまま煮ます。
- 卵に火が通ってきたら残りの卵を回し入れ、半熟になったら火を消して丼に盛り付けたご飯にのせます。
みんなに人気の丼の種類「親子丼」について
もうひとつ、丼の定番と言ったら親子丼ではないでしょうか。
親子丼もカツ丼と並んで親しまれていて、だしで煮た鶏肉を卵でとじてご飯にのせた料理です。
丼もの屋さんの他にも定食屋さん、お蕎麦屋さんなどで幅広く提供されています。
玉ねぎなどを一緒に煮て卵でとじたり、刻み海苔を散らしていることが多くあります。
子どもでも食べやすい料理なので自宅で親子丼を食べる時には、にんじんやきのこ、タケノコなどいろいろな野菜を入れて食べられていることが多いでしょう。
主な具材が鶏肉と卵なので「親子丼」として知られていますが、鮭とイクラをご飯にのせた親子丼、カモ肉を使っていとこ丼、豚肉を使って他人丼などといった丼も見られます。
一般的な親子丼の作り方・手作りして美味しく食べよう
一般的な親子丼の作り方をご紹介します。
2人分の材料は、鶏もも肉 1枚、玉ねぎ 1/2個、みつ葉、卵 2個、だし(水 150ml、和風だしの素 小さじ1/2、砂糖 大さじ1/2、しょうゆ 大さじ2、みりん 大さじ2)、ご飯です。
- 玉ねぎを1センチ幅に切り、鶏肉を一口大に切り、みつ葉長さ2センチに切り、だしの調味料を合わせておき、ボウルに卵を割り入れて溶き下準備をします。
- 鍋にだしを入れて火をつけ、煮立ったら鶏肉と玉ねぎを加えて煮込みます。
- 具材に火が通ったら溶いた卵の半分を回し入れて箸で少しだけ混ぜて煮立たせ、残りの卵を回し入れて半熟に固まったら、器に盛ったご飯の上にのせ、三つ葉を飾って完成です。
アレンジ具材でおすすめなのが、しめじなどのきのこ類、にんじん、タケノコ、豆苗です。
ニンジンや豆苗を加えることで、シンプルな見た目の親子丼の色が鮮やかになります。
丼には他にもこんな種類が!丼の種類と由来
食べやすい丼料理がたくさん生まれてきた要因はやはり、お米が主食の日本文化にぴったりだからですね。