ナスの味噌汁を作ろうと思った時、ただお鍋に入れたナスをそのままお味噌汁にしたことはありませんか?
その時に味噌汁やナスの色が普通のお味噌汁と違っていて、びっくりした方もいると思います。
そうなってしまうのには理由があります。
それは、アク抜きをしなかったからなのです。
アク抜きというと、時間がかかって面倒に思うかも知れませんが、意外と簡単に出来てしまいます。
そんなナスのアク抜きのやり方や、ナス料理のレシピについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
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ナスの味噌汁を作る時にアク抜きが必要な理由
ナスを使って料理を作るときには、「アク抜き」が必要になります。
水につけるだけのアク抜きの必要性は見た目だけではわかりにくいですよね。
そんなアク抜きですが、しっかりとした理由があるのです。
まず、アク抜きをしたことがある人なら見たことがあると思いますが、水につけていると水の色が変わっていきます。
これはナスからアクが出ている証拠です。
アク抜きしないと「エグみ」が出る
それをしなければ、アクのえぐみを強く感じたり、味噌汁などに使ったときにアクの色が味噌汁を変色させ、味も美味しくなくなります。
味噌汁に限らず、アク抜きをしないときちんと味付けした料理もアクのえぐみによって美味しさの少ない味付けに変わってしまいます。
反対にナスのアク抜きをきちんとすると、ナスの色味も鮮やかになり料理もナスも美味しく食べることができるので、アク抜きは大切なのです。
焼きナスはアク抜きがいりませんし、ナスの旬の時期はアクが少ないのでそのまま料理に使っても味や色に影響が無いことが多いでしょう。
ナスの味噌汁を作る時のアク抜きのやり方をご紹介
ナスの味噌汁を作るときにはどのようにアク抜きをするのがいいのでしょうか。
アク抜きは、ナスを切って水につける
お味噌汁に入れるときのおすすめのナスの切り方は、食感がよくなるように斜め薄切りがオススメです。
丸いまま切ってもいいですし、縦に半分に切ってから斜め薄切りにしてもいです。
浮いているときちんと水につかないので、きちんとアク抜きするために鍋のフタなどで浮いてこないようにおさえておきましょう。
また、火の通りをよくする効果もありますよ。
時間は10分程度でOKです。
アク抜きはこれで終了です。
ここから味噌汁を作るときには、鍋にだし汁を沸かして水気の切ったナスを入れます。
この時大切なのが鍋の中が沸騰した状態にしておくことです。
そうすることで、だし汁にナスの紫色がうつることがなくなります。
ナスに火が通ったら、味噌を溶かし入れて完成です。
水気をきったナスは変色してしまうので、だし汁を沸かすタイミングとアク抜きの時間をうまく調整して作ってください。
ナスを味噌汁以外で調理する時のアク抜きのやり方は
味噌汁にナスを使う際には、水につける方法でのアク抜きが必要ですが、調理法によっては水につけないで簡単なアク抜きで十分な場合があります。
ナスを油を使った調理に使うときには、水につけずにアク抜きをする方法があります。
炒め物や揚げ物に使うナスは塩を振りかける
水を使わないアク抜きの方法は、ナスの切り口に塩を直接振りかけるというものです。
切り口に塩をふって置いておくと、しばらくするとナスから水分が出てきます。
そうしたら、キッチンペーパーでよく拭き取ったら終了です。
油を使った料理はナスに水分が含まれていると油がはねてやけどなどの危険性があります。
水につけてアクをとるよりも、こちらの方法のほうが余分な水分を含むことなくアク抜きもできますししっかりと水分を取り切れます。
ナスの味噌汁と一緒に食べたいナス漬物の作り方
白いご飯とナスの味噌汁、そこにナスの漬物があれば朝ごはんはバッチリです。
ナスの浅漬けは、つけておくだけなので前日の夜に作っておけば次の日の朝には美味しく食べることができます。
ナスの浅漬けの材料はナス、白だし、醤油のみ
ナスは、適当な大きさに切ってアク抜きをします。
ここできちんとアク抜きをしないと、美味しい漬物にはなりません。
ナスの色をキレイに出したいときには、塩水につけるアク抜きもおすすめです。
水を入れ替えながらアク抜きをしたら、醤油と白だしを入れたポリ袋かジッパーつきの袋にいれて軽くもんで空気をきちんとぬいてから冷蔵庫に入れます。
浅漬けの味付けは様々あるのでピリッとしたナスの漬物が食べたいときには鷹の爪を入れてもいいですし、カツオ節をかけて食べても美味しいでしょう。
もっと手軽に作りたいときには市販の浅漬けの素を使えば一晩またなくても30分程度で食べることができるので、1つ買っておくと急に食べたくなったときにも便利です。
アク抜き不要の美味しいナスのレシピ
アク抜きをしなくてもナスを美味しく食べることの出来る料理に焼きナスがあります。
包丁も使いませんのでとてもお手軽です。
焼きナスのコツ
必要な本数を用意してくださいね。
ナスを焼くときはフライパンではなくグリルを使って焼きましょう。
まず、ナスはすべてきれいに水洗いします。
グリルの網にアルミホイルをしき、ナスを置きます。
グリルの扉を閉めて、中火~強火で10分を目安に焼きます。
グリルのタイプによりますが、片面焼きの場合には途中で裏返してナス全体を焼くようにしましょう。
焼く前に、ナスのガク部分に包丁で浅く切れ目を1周つけておくと焼き上がった後にその切れ目がとっかかりとなり、皮がむきやすいです。
焼き立ては熱いので気をつけましょう。
素材の食感を活かすために、1本まんま食べたり、醤油やポン酢などシンプルな調味料で食べるのがおすすめです。