玄米と白米2合ではカロリーはどっちが低い?玄米の良さについて

玄米2合のカロリーは、どのくらいなのか知っていますか?普段食べている白米よりもずっとカロリーが低いのでしょうか。

玄米が体に良いと聞くことが多く、そのカロリーについても気になるところです。

そこでここでは、白米と玄米のカロリーの違いや、玄米の良さについてご紹介をいたします。玄米に挑戦してみようと思う方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連のおすすめ記事

豚ひき肉と豆腐を使った簡単美味しいレシピ【夕飯のおかず】

「今晩のおかずは豚ひき肉と豆腐を使って何かおかずを作りたい」という方も多いと思います。そこで、豚ひき...

干し野菜ネットの代用になるものは?家にある材料で作ってみよう

干し野菜ネットがなくても、家にあるもので代用できるのでご安心を。材料も少なく、すぐに作れますので...

唐揚げの美味しい揚げ方、片栗粉と小麦粉の衣の違いについて

唐揚げはレシピ通りに作ってもベチャッとしてしまったり、肉が硬くなってしまったりと、揚げ方によって食感...

鶏肉をレンジで温めても爆発しない方法を徹底解説

鶏肉のささみをレンジで温めてサラダなどに使う時に、レンジの中で爆発してレンジの中も汚れてしまった経験...

豚肉・チーズ・じゃがいもで作る晩ご飯に食べたい美味しいおかず

じゃがいもとチーズは相性の良い食材です。そこに豚肉をプラスすると、食べごたえのあるメインのおかずにな...

冷凍ご飯を使えばリゾット風が簡単に作れます!作り方を紹介

冷凍ご飯しかない…そんなときには簡単リゾット風料理がおすすめです。生米から作っていないので、リゾット...

卵が朝食をおしゃれに変える!おすすめ卵料理を紹介します

卵があれば朝食のボリュームをアップすることはもちろん、おしゃれにだって見せることができます。...

美味しいコーヒーの淹れ方、やり方はひとつじゃない

美味しいコーヒーが飲みたいと思ったら、コーヒーの名店に行くのが手っ取り早い方法です。しかし、...

冷凍ストックできる美味しいレシピ。夕食のメインにもお弁当にも

平日は家に帰るのが遅くなるという方には、冷凍ストックしておけるおかずがあると便利です。夕食のメインに...

味噌とチーズの相性は◯!おすすめな味噌チーズレシピを紹介

味噌とチーズはとても相性が合うのを知っていますか。どちらも味が強いのでケンカをしてしまいそうですが、...

唐揚げを塩麹で下味冷凍!下味冷凍のポイントやレシピをご紹介

塩麹は酵素によって食材本来の旨味を引き出すとことから、注目をされている調味料です。鶏肉の唐揚げに使用...

冷凍した魚の臭み取り方法と臭みを予防する下処理・冷凍のコツ

冷凍保存した魚を調子するとき、魚の臭みが気になることがあります。臭みがあると、せっかく調理をしても美...

野菜嫌いを克服するための料理レシピ!子供に作りたい野菜おかず

子供の野菜の好き嫌いが多いとお悩みの方はいませんか?苦労して小さく切って、わからないようにしても、す...

白カビチーズの種類や特徴。簡単美味しい食べ方

白カビチーズと聞くと、ちょっとびっくりする呼び方ですが、カマンベールチーズと言うと、食べたことがある...

食費の節約のコツ。無理なく今日から初められる節約のルール

子供たちが成長してくると、食費も今までよりも多くなってきます。今よりも食費を節約したいという時には、...

玄米2合のカロリーは白米2合のカロリーとはあまり差がない

玄米1合のカロリーは約530キロカロリー、カロリー的には白米とわずかな差しかありません。そして当たり前ですが玄米2合のカロリーは、単純計算で倍にしたカロリー1060キロカロリーとなります。

では糖質には違いがあるのかと言うと、糖質にもあまり差がありません。

そもそも玄米は精米をしていないお米、精米をして一皮剥ければ白米になるのですから、カロリーに大きな差がないのは当たり前とも言えます。

ですが玄米には白米にはない栄養がたくさん含まれています。次はその栄養素についてお話をしていきます。

玄米2合と白米2合ではカロリーよりも食物繊維に大きな違いがあり

白米になる前の玄米は皮、胚芽、糠がついています。この部分には栄養が含まれており、不溶性の食物繊維は白米の約4倍程となります。また水溶性の食物繊維はご飯一杯分では白米は0に対して玄米は0.2グラム含まれています。

ちなみに整腸作用があると言われる食物繊維、上記したように不溶性と水溶性の2種類に分かれますが、それぞれの特徴はご存知でしょうか。

不溶性の食物繊維は、水に溶けずに胃や腸に届くので、水分を含み腸を刺激してくれます。その事によって腸の運動を促し、便通がよくなるのです。また発酵されることによって腸内でビフィズス菌などが増えることも知られています。

次に水溶性の食物繊維ですが、粘性や吸着性があり、体に入るとゆっくりとお腹の中を移動し、体に扶養なものを吸着しながら外に出してくれます。また体に入り発酵する特性は不溶性よりも高く、腸内に良い作用をもたらします。

玄米2合と玄米2合のカロリーに違いは少ないがは咀嚼が多くなるのは玄米

食物繊維というと、きのこ類や海藻類、豆類などに含まれ、食感があるものが多くみられます。

玄米もそれに漏れることなく、白米よりも食感があり自然と噛む回数が多くなります。

よく噛むことは食べ物を小さくして消化を良くするだけでなく、咀嚼によって出る唾液が多くなります。唾液は消化を助ける役目をし、さらに口の中の清潔に、そして保護する役割をもつ大切な分泌液です。

またよく噛む、咀嚼回数が多くなることによって、ゆっくりと食事をすることにも繋がり、満腹中枢も刺激され、食べ過ぎを防ぐことにも繋がります。白米と玄米のカロリーを比べると、さほど差はありませんが、食することで得られる嬉しい点は沢山あります。

このような点も考えて、白米と玄米を比べて見てください。

ご飯一杯分のカロリーをへらすならお粥にする方法も

どうしてもご飯一膳分のカロリーを控えたい場合は、水分を多くして食する方法、お粥にする方法があります。

ですがお粥にしてしまうと、玄米の良い点である触感を失ってしまい、咀嚼回数も少なくなります。

そうなると自然と満腹感が少なくなり、せっかくご飯のカロリーを控えても、他のものを食してしまったり、ご飯の量を多くしてしまうことに繋がります。

これではご飯のカロリーを減らしたことが無意味になってしまいます。また玄米ならでは食感をなくしてしまうので、良い点を減らしてしまうことにもなります。

お粥にしてカロリーを少なくすることは問題はありませんが、それに伴うメリット、デメリットも重視して食するようにしましょう。

玄米は血糖値がゆっくりと上昇をする良い点にも注目

カロリーの摂取量を気になさる方は、玄米と白米とではカロリーにどれほどの違いがあるのかが気になっていたと思います。

ですがお話をした通り玄米と白米では摂取カロリー、糖質ともに大きな違いはありません。では玄米を食べる良さはどこにあるのかというと、やはり含まれている食物繊維やビタミンが豊富なところ、白米では摂取することができない栄養を体に取り入れることができるところです。

またその他には血糖値を緩やかにあげてくれるという良い点があります。噛み心地があり、ゆっくり食事ができることでしょう。しかし早食いが習慣になってしまっている方、咀嚼の回数が少ない方は、玄米をよく噛まずに食べてしまうことになり、消化不良を起こしてしまう可能性があります。

その他にも玄米は体に良い効果をもたらしてくれる、そう知っていても大半の方が白米を食しているのは、やはり味が好みではない、食べにくいと感じている方が多いからではないでしょうか。玄米に一度挑戦してみても、どうしても毎日毎食食べることが難しく白米に戻ってしまう方も少なくはないと思います。

もし玄米を食事に取り入れたいけど、どうも食べにくいと味に問題を感じる方は、ぜひ炊き方に注意をしてみてください。

圧力鍋を使ってもちもちとした食感にして食べる。塩を少量入れて炊く、その他にはヨーグルトを入れると炊飯器でももちもちの食感で美味しく食べられるなどの方法もあります。

ぜひ沢山良い点がある玄米ですから、自分に合った美味しく食べる方法を見つけて、毎日の食事に取り入れる工夫をしてみてください。